カート 0 カート

現在カート内に商品はございません。

× CLOSE

豊明卸問屋マガジン

多肉植物の卸売で再入荷の判断に迷う!完売後すぐ発注して在庫を増やさない方法

植物の仕入れ

多肉植物の卸売で再入荷の判断に迷う!完売後すぐ発注して在庫を増やさない方法

「完売した多肉植物はすぐ追加したほうがよい?」「一度よく売れた商品を大量に再発注したら次は動かなかった」「再入荷の数量が毎回分からない」。多肉植物の卸売では、完売した商品を見ると「売れ筋だから増やそう」と判断しがちです。しかし、完売までの日数や販売数量を確認せず再発注すると、2回目以降に在庫が残ることもあります。今回は「多肉植物 卸売」で完売商品の再入荷を判断するときに確認したい、販売期間・初回数量・問い合わせ数・季節性・在庫上限の5つのポイントを解説します。

完売後すぐ発注して在庫を増やさない方法

多肉植物が完売した場合、それだけで「人気商品」と判断するのは早い場合があります。

例えば3鉢仕入れて3鉢売れた商品と、30鉢仕入れて30鉢売れた商品は、どちらも完売ですが販売力は同じとは限りません。

また、3鉢が1日で売れたのか30日かかったのかでも意味が違います。

そこで、再入荷を判断する1つ目のポイントが「完売までの日数」です。

例えば5鉢仕入れて7日以内に完売したなら販売速度は高いと考えられます。

5鉢が30日かかった場合は月5鉢程度の販売ペースです。

この商品を次回20鉢仕入れると約4か月分になる可能性があります。

そのため、完売までの日数を必ず記録します。

おすすめは7日・14日・30日の3段階です。

7日以内完売なら次回20~50%程度増量、14日以内なら10~30%増量、30日前後なら同数程度というルールを作る方法があります。

例えば初回5鉢が7日以内に完売したなら、次回6~8鉢程度です。

いきなり20鉢へ増やすのではなく、段階的に増やします。

2.初回仕入れ数

2つ目は「初回仕入れ数」です。

初回3鉢完売だからと次回24鉢では8倍です。

販売実績が少なすぎるため、需要を読み違える可能性があります。

初回3鉢なら次回5~6鉢、6鉢なら8~10鉢など、最大でも前回の1.2~1.5倍程度から試す方法があります。

例えば6鉢→9鉢→12鉢というように増やします。

3回程度連続して高い販売率を維持できれば、定番商品として大きなロットを検討します。

3.問い合わせ数

3つ目が「問い合わせ数」です。

完売後に「次はいつ入りますか?」という問い合わせが多い商品は追加需要がある可能性があります。

例えば完売後1週間で問い合わせ10件あれば、次回数量を少し増やす材料になります。

一方、問い合わせ0件で、たまたま3鉢売れただけなら慎重に判断します。

スタッフが簡単に問い合わせ件数を記録し、週1回集計しましょう。

「商品A再入荷希望8件」「商品B1件」という数字があれば、発注優先順位を決めやすくなります。

ECショップなら再入荷通知登録数も参考になります。

例えば商品Aの再入荷通知20件、商品B2件なら、Aの需要が高い可能性があります。

ただし通知登録20件でも全員が購入するとは限りません。

実際の再販売率を記録します。

20件通知し10件購入なら50%、20件で2件なら10%です。

次回以降はその実績を使って数量を決めます。

4.季節性

4つ目は「季節性」です。

春に7日で完売した商品でも、夏に同じ速度で売れるとは限りません。

例えば4月に月20鉢売れ、8月は月8鉢まで落ちる商品なら、8月の再入荷は少なくします。

前年同月や直近4週間のカテゴリー販売数を確認しましょう。

春の完売実績だけで夏の数量を決めないことが重要です。

イベント商品も同様です。

母の日直前に完売したギフト商品を、イベント翌日に大量再入荷しても需要が落ちている可能性があります。

販売終了日を考慮します。

5.在庫上限

5つ目が「在庫上限」です。

売れ筋商品でも、他の商品を含めて在庫が多ければ発注量を抑える必要があります。

例えば店舗在庫上限150鉢で現在145鉢なら、完売商品を20鉢再発注すると165鉢です。

在庫上限を超えます。

この場合、低回転商品を減らすか、再入荷数量を5鉢程度に抑えます。

再入荷時には「販売速度」も確認します。

例えば5鉢が5日で完売なら1日平均1鉢です。

次回入荷まで7日かかるなら、最低7鉢程度の需要が発生する可能性があります。

安全在庫2~3鉢を加えて9~10鉢程度を検討できます。

ただし、販売速度が一時的なSNS投稿やイベントによるものではないかも確認します。

再入荷商品は売り場でも「再入荷」と表示すると有効です。

新商品とは違い、一度売れた実績があるため「人気商品再入荷」など事実に基づいて伝えられます。

ただし完売していない商品に「人気」と表記するなど、実態と異なる表示は避けます。

ECでは再入荷日から24時間以内にメールやSNSで案内する方法があります。

例えば再入荷10鉢について、通知登録者20人へ案内し、24時間で6鉢売れれば初動60%です。

この数字を次回仕入れに活用します。

再入荷回数も記録しましょう。

1回目5鉢7日完売、2回目8鉢10日完売、3回目10鉢14日完売なら、安定して需要があります。

次回12~15鉢へ増やすことを検討できます。

一方、1回目5鉢7日完売、2回目10鉢で30日後6鉢残りなら、初回は一時的需要だった可能性があります。

3回目は5~6鉢へ戻します。

「一度売れた」だけで大量発注しないことが重要です。

再入荷商品には専用の管理項目を作る方法があります。

「初回数量」「完売日数」「再入荷数量」「再入荷30日販売率」「問い合わせ数」の5項目です。

例えば商品A、初回5鉢・7日完売・再入荷8鉢・30日販売率100%・問い合わせ10件なら強い商品です。

商品B、初回3鉢・28日完売・再入荷10鉢・販売率30%・問い合わせ0件なら増やしすぎと判断できます。

月1回、再入荷商品上位10品種を確認しましょう。

販売率70%以上を継続する商品は定番化し、30%未満は再入荷停止を検討します。

再入荷頻度も管理します。

週1回のように短期間で売れる商品なら発注点を設定し、完売を待たず追加します。

例えば週5鉢売れ、納期7日なら在庫7~10鉢程度で次回発注する方法です。

毎回完売してから注文すると欠品期間が生まれます。

定番化した商品は「完売後再発注」から「発注点管理」へ切り替えることがポイントです。

多肉植物の卸売で再入荷を成功させるには、完売したかどうかだけではなく、「何鉢が何日で売れたか」を確認することが重要です。

初回数量から20~50%程度ずつ段階的に増やし、2~3回連続して高い販売率を維持した商品だけ大きなロットへ移行しましょう。

よくある質問

Q1. 完売した多肉植物はすぐ再発注すべきですか?

A. 完売までの日数を確認しましょう。7~14日以内なら比較的早い販売と考えられ、再入荷候補になります。

Q2. 再入荷数量はどのくらい増やせばよいですか?

A. 前回数量の20~50%程度増から試し、いきなり2倍、3倍へ増やさない方法がおすすめです。

Q3. 再入荷希望の問い合わせは仕入れ判断に使えますか?

A. はい。週1回問い合わせ件数を集計すると追加需要の参考になります。

Q4. 何回売れれば定番商品にできますか?

A. 2~3回程度、30日販売率70%以上など高い実績を維持した商品を定番候補にする方法があります。

Q5. 定番商品も完売してから発注すればよいですか?

A. 定番化後は完売を待たず、平均販売数と納期から発注点を設定すると欠品を防ぎやすくなります。

まとめ

多肉植物の卸売で再入荷を判断するときは、完売そのものではなく、初回数量・完売日数・問い合わせ数・季節性を確認しましょう。前回仕入れから20~50%程度ずつ増量し、2~3回連続して30日販売率70%以上を維持した商品を定番化する方法が有効です。定番化後は発注点管理へ切り替えることで、売れ筋を欠品させにくくなります。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

関連ページを見る

多肉植物
多肉植物卸売
多肉植物仕入れ
再入荷
売れ筋商品
植物卸売
発注管理
園芸店仕入れ
多肉植物販売
園芸店経営

この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

ページトップへ