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観葉植物市場で仕入れた商品が売れる前に劣化する!在庫日数別に品質チェック頻度を変える方法
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れた商品が売れる前に劣化する!在庫日数別に品質チェック頻度を変える方法
観葉植物市場で状態の良い植物を仕入れたのに、「売れるまでに葉の傷みが増えた」「長期在庫の商品だけ見た目が悪くなってしまう」と困ることがあります。観葉植物は生きた商品なので、仕入れた瞬間の状態を何か月もそのまま保てるとは限りません。特に在庫期間が長い商品は、短期で売れる商品よりも状態確認の回数を増やす必要があります。今回は、入荷から7日・30日・60日・90日という期間ごとに確認頻度を変え、販売前の品質低下を早めに発見する方法を具体的に解説します。
在庫日数を5段階に分け品質確認頻度を変える
観葉植物市場から仕入れた商品の品質を維持するには、すべての植物を同じ頻度でチェックするより、在庫日数によって確認方法を変える方が効率的です。
入荷したばかりの商品と、90日間売場にある商品では状態変化のリスクや確認すべきポイントが異なるからです。
まず、商品を「0〜7日」「8〜30日」「31〜60日」「61〜90日」「91日以上」の5段階に分けます。
入荷0〜7日は最低3回環境変化を確認する
入荷後0〜7日は、環境変化を確認する期間です。
入荷当日、2〜3日後、7日後など最低3回程度確認します。
市場から店舗へ移動し、光、温度、風、置き場所が変わっているため、葉や枝、土の状態などに大きな変化がないかを見ます。
100鉢入荷し、1鉢20秒で確認すれば約33分です。
全鉢を詳しく見るのが難しい場合は、高単価、大型、状態変化が気になる商品を優先します。
8〜30日は通常管理と販売状況確認を同時に行う
8〜30日の商品は通常管理です。
週1〜2回程度、売場全体を確認し、目立つ葉傷み、枯れ葉、鉢の汚れなど販売時の見た目に影響する部分を確認します。
ここで重要なのは、「管理」と「販売状況確認」を同時に行うことです。
30日経過しても販売されていない商品は、品質だけでなく販売方法も見直す必要があります。
たとえば10鉢仕入れ、30日で8鉢残っていれば残在庫率80%です。
この状態では管理を続けるだけではなく、配置や価格、商品説明を見直します。
31〜60日は週2回確認し要手入れ率を追う
31〜60日は注意期間とします。
この期間に入った商品は週2回程度、状態を重点確認する方法があります。
通常確認に加えて、葉の汚れ、枝折れ、鉢周辺、商品ラベルなどを確認します。
売場で長く触れられたり移動されたりした商品は、入荷直後にはなかった傷みが発生している可能性があります。
例えば31〜60日の在庫50鉢のうち、要手入れ商品が10鉢なら20%です。
翌月15%、10%と改善しているか確認します。
61〜90日は定価継続・手入れ・販促・価格に分ける
61〜90日は長期在庫として扱います。
週2回程度の品質確認に加えて、「今の状態で定価販売できるか」を確認します。
商品が健康でも、葉に汚れが多い、鉢が古く見える、ラベルが傷んでいるなど、商品としての見栄えが低下している場合があります。
月1回、61日以上の商品をまとめてチェックし、「定価継続」「手入れ後継続」「販促強化」「価格見直し」の4段階程度に分類します。
たとえば60日以上在庫30鉢のうち、定価継続10鉢、手入れ10鉢、販促5鉢、価格見直し5鉢という形です。
91日以上は追加を止め在庫比率を下げる
91日以上の商品は、品質確認と同時に仕入れ継続の判断を行います。
同じ品種が市場にあっても、既存在庫が90日以上残っているなら原則追加しないというルールが有効です。
また、91日以上の商品が全在庫の何%あるかを記録します。
在庫300鉢中30鉢なら10%です。
目標を8%、5%と下げていきます。
品質低下率と管理時間から長期在庫コストを測る
品質低下率も数字で確認できます。
月300鉢の在庫のうち、販売前に大きな手入れや価格見直しが必要になった商品が15鉢なら5%です。
その15鉢を在庫日数別に分けます。
0〜30日2鉢、31〜60日3鉢、61〜90日4鉢、91日以上6鉢なら、長期在庫ほど問題が増えていることが分かります。
この場合は品質管理だけでなく、90日以上在庫を減らす仕入れ改善が必要です。
さらに、在庫日数ごとに管理時間を計測すると人件費も見えてきます。
0〜30日の商品100鉢を週1回確認し60分、60日以上50鉢を週2回確認し80分かかる場合、鉢数が半分なのに長期在庫の方が多くの時間を使っています。
売れない商品ほど管理コストが積み上がっていることになります。
そのため、長期在庫は「まだ売れていない商品」ではなく「毎週コストが発生している商品」と考えることが重要です。
色分けと週次確認で60日超在庫比率を減らす
商品には入荷日が分かる簡単な管理表示を付けます。
例えば色分けで、30日以内は白、31〜60日は黄、61日以上は赤など、スタッフが見てすぐ分かる仕組みでも構いません。
ただしお客様向け表示と混同しないよう、管理用として目立ちすぎない方法にします。
週1回10〜15分、60日以上の商品だけスタッフで確認する方法も有効です。
例えば毎週月曜日に長期在庫20鉢を確認し、状態悪化や売場変更が必要なものを決めます。
月末には在庫日数別の数量を集計します。
30日以内200鉢、31〜60日50鉢、61〜90日30鉢、91日以上20鉢なら、60日以上が50鉢、全体の約17%です。
翌月15%、12%と減らしていくことで、品質維持と在庫回転の両方を改善できます。
観葉植物市場から仕入れた商品の品質を守るためには、すべてを同じ頻度で見るのではなく、在庫日数が長くなるほど確認を厚くすることがポイントです。そして、90日以上の商品が増えている場合は管理だけで解決しようとせず、次回の仕入れ数量そのものを見直す必要があります。
よくある質問
Q1. 入荷直後の商品は何回くらい確認すればよいですか?
A. 一例として入荷当日、2〜3日後、7日後の3回程度確認すると変化を把握しやすくなります。
Q2. 60日以上の商品はどのくらいの頻度で確認しますか?
A. 通常管理より頻度を上げ、週2回程度状態と商品としての見栄えを確認する方法があります。
Q3. 90日以上の商品は追加仕入れしてもよいですか?
A. 同じ商品が残っている場合は原則追加を止め、既存在庫の販売を優先する方が過剰在庫を防ぎやすくなります。
Q4. 品質低下率はどう計算しますか?
A. 在庫300鉢のうち15鉢で大きな手入れや価格見直しが必要なら5%です。
Q5. 在庫日数をスタッフが簡単に把握する方法はありますか?
A. 入荷日管理や色分けなどで30日・60日・90日の区分が分かる仕組みを作ると便利です。
まとめ
観葉植物市場で仕入れた商品が売れる前に劣化する場合は、在庫日数によって品質チェック頻度を変えましょう。0〜7日は3回程度、8〜30日は通常管理、31〜60日は注意期間、61日以上は週2回程度の重点確認など段階を作ります。さらに91日以上の商品が全在庫の10%なら8%、5%へ減らす目標を設定します。長期在庫ほど品質管理の時間も増えるため、状態確認だけでなく仕入れ数量の見直しも必要です。在庫日数と品質をセットで管理することで、観葉植物市場から仕入れた商品の価値を販売時まで維持しやすくなります。
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