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観葉植物市場で仕入れた商品が売れ残って場所を取る!在庫1鉢あたりの売場効率を改善する方法
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れた商品が売れ残って場所を取る!在庫1鉢あたりの売場効率を改善する方法
観葉植物市場から多くの商品を仕入れていると、「売場は商品でいっぱいなのに売上が伸びない」「大きな植物が長期間場所を占領している」と困ることがあります。観葉植物はサイズによって必要な売場面積が大きく異なるため、鉢数だけで在庫効率を判断するのは不十分です。小型植物10鉢と大型植物10鉢では、使うスペースも売上も大きく違います。今回は、売場面積に対してどの商品がどれだけ売上を作っているのかを数字で確認し、観葉植物市場での仕入れをスペース効率の視点から見直す方法を解説します。
売場1平方メートルあたり売上でサイズ効率を比べる
観葉植物市場で仕入れた商品の在庫効率を考える際、多くの店舗では「何鉢あるか」を確認します。
しかし、売場面積には限りがあります。
同じ10鉢でも、3号や4号の小型商品と10号以上の大型商品では必要なスペースが全く違います。
例えば小型植物10鉢を1平方メートルに陳列できる一方、大型植物は1平方メートルに1〜2鉢しか置けない場合があります。
そのため、「1鉢あたりの利益」だけでなく「売場1平方メートルあたりの売上」を見ることが重要です。
例えば小型コーナー5平方メートルで月売上25万円なら、1平方メートルあたり5万円です。
大型コーナー10平方メートルで月売上20万円なら、1平方メートルあたり2万円です。
大型の方が売上総額はそれほど低くなくても、スペース効率では小型の40%程度です。
もちろん大型植物には売場演出や客単価アップの役割もあるため、単純に減らせばよいわけではありません。
まずは数字を把握することが重要です。
ゾーン別面積と売上を3か月測り配分を調整する
売場を「小型」「中型」「大型」「ギフト」「希少」など4〜5ゾーンに分け、それぞれのおおよその面積を測ります。
小型8平方メートル、中型10平方メートル、大型12平方メートル、その他10平方メートルなどです。
次に1か月のゾーン別売上を集計します。
小型40万円、中型45万円、大型25万円、その他30万円なら、1平方メートルあたりの売上は小型5万円、中型4万5,000円、大型約2万800円、その他3万円です。
この数字を3か月程度確認します。
大型が毎月2万円前後、小型が5万円前後なら、売場面積配分を少し見直す余地があります。
例えば大型ゾーン12平方メートルを10平方メートルへ縮小し、小型を8平方メートルから10平方メートルへ増やす方法です。
ただし、一度に大きく変更せず10〜20%程度から試します。
販売日数・粗利益・必要面積をカテゴリー別に比較する
売場スペースだけでなく在庫日数も合わせて見ます。
大型商品が平均60日、小型が平均15日で売れているなら、大型は小型の4倍長くスペースを使用しています。
大型1鉢の粗利益が小型の4倍以上あるなら合理的な場合もありますが、利益差が2倍程度しかないならスペース効率を見直す必要があります。
そこで商品カテゴリーごとに「平均販売日数」「平均粗利益」「必要面積」の3つを確認します。
例えば大型Aは粗利益8,000円、平均販売60日、占有面積1平方メートル。
中型Bは粗利益3,000円、平均販売15日、占有面積0.3平方メートルだったとします。
60日間で中型Bを4回転できれば、同じ期間に理論上4回販売機会があります。
こうした比較を行うことで、「高単価だから大型を増やす」という単純な判断を避けられます。
60日超在庫の占有面積を20%以下へ減らす
長期在庫商品の占有スペースも測ります。
例えば売場全体50平方メートルのうち、60日以上在庫の商品が15平方メートルを使っていれば30%です。
売場の3割が2か月以上動いていない商品で占められていることになります。
まず20%以下、次に15%以下など目標を設定します。
月1回、60日以上の商品を抽出し、売場変更、値付け見直し、仕入れ停止などを行います。
大型長期在庫を減らし小型の空き棚を補充する
大型商品については1鉢単位で確認すると効果的です。
大型在庫15鉢のうち、60日以上が8鉢なら約53%です。
次回市場では大型仕入れを一旦半分程度へ減らし、既存在庫の販売を優先します。
一方、小型商品が売れすぎて空き棚が目立つ場合は、小型の仕入れを10〜20%増やします。
演出用と販売用の面積を分けて効率を測る
また、売場に「演出用商品」がある場合は販売在庫と分けます。
例えば入口の大型植物2鉢は店の雰囲気を作るために必要と判断するなら、売場効率の評価対象から別枠にします。
演出商品5平方メートル、販売商品45平方メートルというように分けることで、実際の販売効率を把握しやすくなります。
空き面積から市場で買える鉢数の上限を決める
仕入れ前には「空き面積」を確認します。
大型ゾーン10平方メートルのうち8平方メートル使用中なら、空きは2平方メートルです。
1鉢平均0.8平方メートル必要なら、新たに置けるのは2鉢程度です。
市場で5鉢欲しい商品を見つけても、基本は2鉢までにする判断ができます。
売場面積の管理は、細かくセンチ単位まで測る必要はありません。
まず1平方メートル単位の概算で十分です。
月1回30分程度、売場面積、カテゴリー売上、長期在庫面積を確認するだけでも、どの商品がスペースを有効活用しているか見えやすくなります。
観葉植物市場で仕入れを考えるとき、「いくら儲かる商品か」だけでなく「何平方メートルを何日使う商品か」という視点を持つことが重要です。限られた売場を効率よく使うことで、在庫を増やさず売上を高める仕入れへ改善できます。
よくある質問
Q1. 売場効率はどのように計算しますか?
A. ゾーンの月間売上を使用面積で割り、1平方メートルあたりの売上を確認する方法があります。
Q2. 大型商品はスペース効率が悪ければ減らすべきですか?
A. 売場演出や高単価販売の役割もあるため、平均販売日数や粗利益と合わせて判断しましょう。
Q3. 長期在庫が占める面積も確認した方がよいですか?
A. はい。売場50平方メートル中15平方メートルが60日以上在庫なら30%を占めています。
Q4. 売場面積は正確に測る必要がありますか?
A. 最初は1平方メートル単位の概算でも十分です。カテゴリーごとの差を見ることが目的です。
Q5. 仕入れ前に何を確認すればよいですか?
A. 各ゾーンの現在庫、空き面積、販売速度を確認し、置ける数量の上限を決めるとよいでしょう。
まとめ
観葉植物市場で仕入れた商品が場所を取りすぎる場合は、鉢数だけでなく売場1平方メートルあたりの売上を確認しましょう。小型5万円、大型2万円など大きな差がある場合は、売場面積配分を10〜20%程度見直します。また、60日以上の在庫が売場の30%を占めているなら、まず20%以下を目標に減らします。大型商品は粗利益と販売日数も合わせて判断し、仕入れ前には空き面積から置ける鉢数を計算しましょう。限られた売場スペースを数字で管理することで、観葉植物市場での仕入れ効率を高められます。
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