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観葉植物市場で仕入れた商品の廃棄が減らない!ロス率を数字で下げる仕入れ改善法
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れた商品の廃棄が減らない!ロス率を数字で下げる仕入れ改善法
観葉植物市場から定期的に商品を仕入れていると、「販売できずに処分する植物が毎月出る」「廃棄を減らしたいが原因が分からない」と悩むことがあります。観葉植物は生きた商品なので、仕入れすぎ、長期在庫、輸送ダメージ、管理ミスなど複数の要因で販売できなくなる可能性があります。廃棄数だけを見ていても改善は難しく、仕入れ数量に対して何%がロスになったのかを把握することが重要です。今回は、観葉植物市場での仕入れロスを数字で管理し、廃棄率を段階的に減らす方法を解説します。
仕入れ数量に対する廃棄率を毎月記録する
観葉植物市場で廃棄を減らすために最初に行いたいのが、「何鉢廃棄したか」ではなく「仕入れたうち何%廃棄したか」を確認することです。
たとえば月500鉢仕入れて10鉢廃棄した場合、廃棄率は2%です。
一方、月100鉢仕入れて10鉢廃棄した場合は10%です。
同じ10鉢でも状況は大きく異なります。
そこで毎月、「仕入れ数量」「廃棄数量」「廃棄率」の3項目を記録します。
たとえば1月3%、2月4%、3月6%と増えている場合、仕入れや管理に問題が発生している可能性があります。
逆に6%、4%、2%と減少していれば改善しています。
廃棄理由を分類し原因の大きい対策を優先する
次に、廃棄理由を分類します。
「長期在庫」「葉・枝の傷み」「根や株元の問題」「輸送ダメージ」「管理ミス」「季節終了」など5〜6カテゴリー程度に分けます。
たとえば月10鉢廃棄し、その内訳が長期在庫6鉢、輸送2鉢、管理2鉢なら、廃棄の60%が長期在庫です。
この場合、水やり方法だけを改善しても廃棄率は大きく下がりません。
仕入れ数量や販売速度を見直す必要があります。
カテゴリー別の廃棄鉢数と廃棄原価を比べる
品種・カテゴリー別にも確認します。
たとえば小型200鉢中2鉢廃棄なら1%、中型150鉢中3鉢なら2%、大型50鉢中5鉢なら10%です。
大型だけ廃棄率が高い場合は、仕入れ数量、輸送、販売日数などを重点的に確認します。
仕入れ価格ベースでも見てみましょう。
小型商品を5鉢廃棄し、1鉢原価500円なら2,500円です。大型商品2鉢を廃棄し、1鉢原価1万円なら2万円です。
鉢数では大型が少なくても、金額では大きなロスです。
そこで月1回「廃棄鉢数」と「廃棄原価」の両方を確認します。
たとえば廃棄10鉢・原価3万円だったものが、翌月8鉢・原価1万5,000円になれば、鉢数20%減、金額50%減です。
このように金額まで見ることで、本当に改善しているか分かります。
30日・60日・90日で長期在庫への対応を変える
長期在庫による廃棄が多い場合は、30日・60日・90日の在庫管理を行います。
仕入れから30日経過した商品は陳列見直し、60日で重点販促、90日で次回仕入れ停止や数量半減など、段階的な対応を設定します。
たとえば90日以上在庫が毎月20鉢あり、そのうち5鉢が最終的に廃棄されているなら、古い在庫を早く発見するだけでも改善余地があります。
新商品と輸送ダメージを工程別の数字で管理する
また、新商品も廃棄につながりやすい場合があります。
初めての商品を20鉢仕入れ、5鉢しか売れず、最終的に5鉢廃棄した場合は仕入れ数量が多すぎた可能性があります。
新商品は初回3〜5鉢程度から試し、30日以内販売率を確認することでロスを抑えやすくなります。
輸送ダメージが原因の場合は、月間輸送数に対して何鉢で問題が起きたかを記録します。
月100鉢中4鉢なら4%です。積み込み方法を改善して翌月2鉢なら2%です。
こうした工程別の数字があると、どこでロスが発生しているか分かります。
品質を保ちながら段階的な廃棄率目標を追う
目標値を設定することも重要です。
たとえば現在廃棄率5%なら、いきなり0%を目指すのではなく、3か月後4%、6か月後3%など段階的に目標を設定します。
月500鉢仕入れる店舗で廃棄率5%なら25鉢です。3%まで下がれば15鉢となり、毎月10鉢減らせます。
平均仕入れ原価2,000円なら、単純計算で月2万円、年間24万円分の仕入れ原価を守れる計算です。
ただし、廃棄ゼロを優先しすぎて、状態の悪い商品を無理に販売することは避ける必要があります。
目標は「必要な品質基準を保ちながら、無駄な廃棄を減らす」ことです。
月1回30分程度、廃棄数、廃棄率、廃棄原価、主な原因を確認するだけでも改善につながります。
観葉植物市場で廃棄を減らすには、仕入れ時の品質確認だけではなく、仕入れ数量、販売日数、輸送、店舗管理まで一連の流れを見ることが重要です。廃棄率を数字で把握し、原因の大きいものから改善していきましょう。
よくある質問
Q1. 観葉植物の廃棄率はどう計算しますか?
A. 廃棄数量を仕入れ数量で割って計算します。500鉢仕入れて10鉢廃棄なら2%です。
Q2. 廃棄理由は記録した方がよいですか?
A. はい。長期在庫、輸送、管理など5〜6カテゴリー程度に分けると改善点が見えやすくなります。
Q3. 廃棄鉢数だけ見ればよいですか?
A. 仕入れ原価も確認しましょう。高単価商品は少ない鉢数でも金額ロスが大きくなる場合があります。
Q4. 廃棄率はどのくらいの頻度で確認すればよいですか?
A. 月1回程度確認し、3か月単位で推移を見ると改善状況を判断しやすくなります。
Q5. 廃棄率0%を目標にすべきですか?
A. 必ずしも0%にこだわる必要はありません。品質を保ちながら、不要なロスを段階的に減らすことが重要です。
まとめ
観葉植物市場で仕入れた商品の廃棄を減らすには、「何鉢捨てたか」ではなく「仕入れたうち何%が廃棄になったか」を確認することが重要です。月500鉢中25鉢なら5%です。廃棄理由を長期在庫、輸送、管理など5〜6種類に分け、最も大きい原因から改善しましょう。また、廃棄鉢数だけでなく廃棄原価も記録します。廃棄率5%を3%へ下げれば、月500鉢なら10鉢分のロス削減になります。仕入れから販売までの各工程を数字で確認することで、観葉植物市場でのロスを継続的に減らしやすくなります。
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