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観葉植物市場で仕入れた商品が客層に合わない!ターゲット別に仕入れを見直す方法
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れた商品が客層に合わない!ターゲット別に仕入れを見直す方法
観葉植物市場で状態の良い商品を仕入れているのに、「お客様の反応が弱い」「見てもらえるけれど購入されない」と悩むことがあります。その原因の一つが、仕入れ商品と店舗の客層が合っていないことです。初心者中心の店舗に高額な希少植物ばかり置いたり、法人需要が多い店舗で小型商品ばかり仕入れたりすると、商品自体が良くても売れにくくなります。今回は、観葉植物市場での仕入れを客層に合わせるために、価格帯・サイズ・用途・購入頻度などを数字で整理し、商品構成を見直す方法を解説します。
販売用途の実績比率へ次回の仕入れ構成を近づける
観葉植物市場で仕入れる商品を決める際、「人気がありそう」「見た目が良い」という基準だけでは、自店のお客様に合った商品を揃えられない場合があります。
そこで最初に確認したいのが、実際に購入しているお客様の傾向です。
たとえば直近100件の販売を確認し、「自宅用60件」「ギフト25件」「法人・店舗用15件」だったとします。この場合、自宅用が60%を占めています。
ところが仕入れ商品が大型・法人向け50%、ギフト30%、自宅用20%なら、実際の需要と大きなズレがあります。
このズレを減らすには、販売用途ごとの比率を仕入れ構成に近づけます。
たとえば自宅用60%、ギフト25%、法人15%が実績なら、次回100鉢の仕入れを自宅用55〜60鉢、ギフト25鉢、法人15〜20鉢程度に調整します。
客層が買う価格帯とサイズの比率を確認する
次に価格帯を確認します。
直近100件の販売で「3,000円未満45件」「3,000〜5,000円30件」「5,000〜1万円20件」「1万円以上5件」なら、5,000円未満が75%です。
この店舗で1万円以上の商品を30%仕入れると、高価格帯に偏りすぎます。
逆に法人需要が強く、1万円以上の商品が販売全体の40%を占める店舗なら、高単価商品の仕入れを増やす余地があります。
サイズも客層との関係が大きいポイントです。
マンションや一人暮らしのお客様が多い店舗では、小型〜中型が動きやすい場合があります。オフィスや店舗装飾案件が多い場合は、8号、10号以上の大型商品が必要になります。
そこで販売履歴を「小型」「中型」「大型」の3カテゴリーに分け、直近3〜6か月の販売比率を確認します。
たとえば小型55%、中型35%、大型10%なら、仕入れもこの比率を基本にします。
初回客とリピーターの比率で定番と新商品を配分する
また、初心者と植物愛好家では求める商品が異なります。
初心者のお客様が多い場合は、購入しやすい価格やサイズ、説明しやすい定番商品が重要です。一方、リピーターや愛好家が多い店舗では、珍しい品種や一点物にも需要があります。
そこで「初回購入」「リピーター」の販売比率を簡単に記録する方法もあります。
1か月100件のうち初回70件、リピーター30件なら、初めてでも選びやすい商品を多めに用意します。
反対にリピーターが60%を超える場合は、毎回同じ定番商品だけでは飽きられる可能性があるため、仕入れ全体の15〜20%程度を新商品や希少品種にする方法があります。
3か月の問い合わせと長期在庫から需要のズレを探る
問い合わせ内容も客層を把握する重要なデータです。
「3,000円以内はありますか」が月20件、「大きな植物はありますか」が月5件なら、低〜中価格帯への需要が強いことが分かります。
1か月だけではなく、3か月程度記録するとより傾向を掴みやすくなります。
たとえば3か月で「小型希望50件」「ギフト30件」「大型希望15件」などが分かれば、次回の観葉植物市場で優先的に探すカテゴリーが明確になります。
また、売れない商品についても客層とのズレを確認しましょう。
30日以上残っている商品50鉢のうち、高単価大型商品が30鉢なら60%です。現在の客層に対して大型・高価格商品の仕入れが多すぎる可能性があります。
仕入れを10〜30%調整し半年ごとに客層を見直す
この場合、次回の大型仕入れを20〜30%減らし、その分を売れ筋の小型・中型へ振り替えます。
一度に大幅変更するのではなく、まず10〜30%程度調整し、1か月後の販売結果を確認することが重要です。
さらに、客層自体も変化します。
以前は自宅用中心だった店舗でも、法人注文やギフト需要が増えることがあります。そのため、半年に1回程度、顧客構成を改めて確認します。
「誰に売りたいか」という理想だけでなく、「実際に誰が何を買っているか」という数字を確認することがポイントです。
観葉植物市場で売れる商品を仕入れるには、市場の人気だけでなく、自店のお客様の価格帯、サイズ、用途、購入経験を把握する必要があります。直近100件、3か月、半年という複数のデータを使い、客層と商品構成を近づけていくことが仕入れ精度向上につながります。
よくある質問
Q1. 自店の客層はどのように調べればよいですか?
A. 直近100件程度の販売を価格帯、サイズ、用途などに分けて確認すると傾向を把握しやすくなります。
Q2. 販売構成と仕入れ構成は同じにした方がよいですか?
A. 完全に同じにする必要はありませんが、大きなズレがあるカテゴリーは見直すとよいでしょう。
Q3. リピーターが多い場合はどんな商品を増やせばよいですか?
A. 定番に加え、全体の15〜20%程度を新商品や珍しい品種にする方法があります。
Q4. 客層の変化はどのくらいの頻度で確認すればよいですか?
A. 月1回の簡単な確認に加え、半年に1回程度全体の構成を見直す方法がおすすめです。
Q5. 売れない商品は客層とのズレが原因ですか?
A. 価格や陳列など他の原因もありますが、30日以上残る商品が特定カテゴリーに集中している場合は客層とのズレも疑えます。
まとめ
観葉植物市場で仕入れた商品が客層に合わない場合は、まず直近100件程度の販売実績を価格、サイズ、用途ごとに分析しましょう。自宅用60%なのに法人向け商品を50%仕入れているなど、大きなズレがあれば次回仕入れで10〜30%程度調整します。また、初回客とリピーターの比率、問い合わせ内容も3か月程度記録すると、自店が求められている商品を把握しやすくなります。観葉植物市場の豊富な商品から「人気商品」ではなく「自店のお客様に売れる商品」を選ぶことが、在庫削減と売上安定につながります。
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