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観葉植物市場で仕入れた商品が思った価格で売れない!販売価格と仕入れ基準のズレを直す方法
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れた商品が思った価格で売れない!販売価格と仕入れ基準のズレを直す方法
観葉植物市場で「この品質なら高く売れそう」と思って仕入れたのに、店頭では想定価格で売れず、結局値下げしてしまうことがあります。仕入れ担当者が感じる価値と、お客様が実際に支払いたい価格には差が出ることがあります。特に樹形や希少性を重視して高めに仕入れた商品ほど、価格設定が合わないと長期在庫になりやすくなります。今回は、観葉植物市場で仕入れた商品の想定販売価格と実売価格のズレを確認し、次回仕入れに反映するための具体的な方法を紹介します。
想定販売価格と実売価格の差を商品ごとに記録する
観葉植物市場で仕入れをするとき、多くの担当者は商品を見ながら「これは5,000円くらいで売れそう」「この樹形なら1万円でもいけそう」と想定します。
この想定自体は重要ですが、実際の販売結果と比較しなければ、仕入れ基準は改善されません。
まず、商品ごとに「想定販売価格」と「実際の販売価格」を記録します。
たとえば仕入れ時に5,000円で売れると考えた商品が、最終的に4,000円で売れた場合、1,000円の差です。割合では20%下回っています。
別の商品では想定8,000円に対して実売7,500円なら差は500円、約6%です。
この差を10商品、20商品と記録すると、自分の値付け感覚がどのカテゴリーでズレやすいか見えてきます。
価格差を3段階に分け下振れ原因を分類する
おすすめは、想定価格との差を3段階に分類する方法です。
「±10%以内=ほぼ想定通り」「10〜20%差=注意」「20%超=見直し」とします。
たとえば月30商品を分析し、20%以上下振れした商品が10商品あるなら、約33%で想定価格が高すぎたことになります。
次に、なぜ価格が下がったのかを分類します。
原因を「価格」「サイズ」「樹形」「需要」「季節」「競合」「長期在庫」など6〜7項目に分けます。
たとえば10商品中6商品が高価格帯で売れ残ったなら、自店の顧客がその価格帯を求めていない可能性があります。
販売価格帯の実績に仕入れ構成を近づける
直近100件の販売履歴を確認し、3,000円未満40件、3,000〜5,000円35件、5,000〜1万円20件、1万円以上5件だった場合、1万円以上の商品は全体の5%です。
この店舗で1万円以上の商品を仕入れ全体の30%まで増やせば、売れ残る可能性が高くなります。
そこで仕入れ構成を、実際の販売価格帯へ近づけます。
たとえば5,000円未満が75%売れているなら、仕入れも60〜70%程度をその価格帯に収めるなど、自店の顧客構成と合わせます。
自店で売れる価格から許容原価を逆算する
また、仕入れ価格が高い商品については「販売価格から逆算」します。
販売価格5,000円が自店で売りやすい上限なら、関連原価を3,000円以内に抑えるなど基準を設定します。
仕入れ価格2,500円、運搬費200円、資材費300円なら原価3,000円です。5,000円で売れば差額2,000円です。
一方、仕入れ価格3,500円の商品を同じ5,000円で売ると、資材を含めて利益が大きく減ります。
そのため市場で商品を見るときに、「この商品はいくらで売れるか」ではなく、「自店で売れる価格から考えて、この仕入れ価格でよいか」と逆算します。
月1回カテゴリー別の下振れ率と販売日数を振り返る
想定価格と実売価格の差は、月1回まとめて確認します。
たとえば月間30商品中、想定通り20商品、10〜20%下振れ7商品、20%以上下振れ3商品なら、大きなズレは10%です。
翌月に大きな下振れが2商品、1商品と減っていけば、仕入れ基準が改善していると考えられます。
また、担当者が複数いる場合は担当者別ではなく、カテゴリー別に見ると公平です。大型植物、小型植物、希少品種では価格の読みやすさが異なるからです。
大型商品では平均15%下振れ、小型では5%以内、希少品種では25%下振れという結果なら、希少品種の仕入れ価格と数量を見直すべきだと分かります。
さらに、実売価格だけでなく販売までの日数も確認します。
想定1万円の商品が1万円で売れても90日かかる場合と、8,500円で10日で売れる場合では、資金効率が異なります。
そこで「実売価格差」と「販売日数」をセットで見ることが重要です。
観葉植物市場で仕入れ価格の判断を改善するには、想定販売価格を記録し、実際に何円で何日で売れたかを振り返ることです。感覚を数字に変えることで、「高く見積もりすぎる商品」「安く仕入れて利益を出しやすい商品」が分かるようになります。
よくある質問
Q1. 想定販売価格は仕入れ時に記録した方がよいですか?
A. はい。実際の販売価格と比較することで、自分の仕入れ判断のズレを確認できます。
Q2. どのくらい価格がズレたら見直すべきですか?
A. 一例として想定価格より20%以上低く販売した商品を重点的に見直す方法があります。
Q3. 販売価格帯は何件くらい分析すればよいですか?
A. まず直近100件程度の販売履歴を確認すると、自店で売れやすい価格帯が見えやすくなります。
Q4. 市場では販売価格から逆算して仕入れた方がよいですか?
A. はい。自店で売れやすい販売価格を基準に、必要な利益を確保できる仕入れ価格かどうかを判断するとよいでしょう。
Q5. 実売価格だけ見ればよいですか?
A. 販売までの日数も重要です。高く売れても90日かかる商品と短期間で売れる商品では資金効率が異なります。
まとめ
観葉植物市場で仕入れた商品が想定価格で売れない場合は、仕入れ時の想定販売価格と実際の販売価格を比較しましょう。差が±10%以内、10〜20%、20%超など3段階に分類すると分かりやすくなります。さらに直近100件程度の販売価格帯を確認し、自店で実際に売れている価格に仕入れ構成を合わせることが重要です。商品ごとに何円で何日で売れたかを月1回振り返ることで、観葉植物市場での値付け感覚と仕入れ精度を同時に高められます。
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