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観葉植物市場で仕入れた植物の管理コストが高い!手間と人件費を減らす在庫管理術
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れた植物の管理コストが高い!手間と人件費を減らす在庫管理術
観葉植物市場でたくさんの商品を仕入れるほど売場は充実しますが、「水やりに時間がかかる」「葉の清掃や移動だけで毎日かなりの作業になる」と悩むことがあります。観葉植物は仕入れて終わりではなく、販売されるまで継続的な管理が必要な商品です。在庫が増えれば売上機会も増える一方、管理時間や人件費も増加します。仕入れ価格だけを見て商品を選んでいると、実際には管理負担の大きな商品ばかりになってしまう場合もあります。今回は、観葉植物市場での仕入れ後にかかる管理コストを把握し、作業時間を減らす方法を具体的に解説します。
管理作業の時間を5項目に分けて人件費を測る
観葉植物市場で仕入れ原価を考えるとき、多くの店舗では商品価格や運送費を中心に計算します。しかし、観葉植物の場合は「販売までに何分管理するか」という時間コストも無視できません。
たとえば売場に200鉢あり、1日平均30分の水やり、20分の葉や売場の清掃、10分の状態確認が必要なら合計60分です。月25日営業なら約25時間になります。
時給1,200円で計算すると、単純な人件費だけでも月3万円です。年間では36万円になります。
在庫が300鉢、400鉢と増えれば、作業時間もさらに増える可能性があります。そこでまず1週間だけでも、植物管理に使っている時間を記録します。
「水やり」「清掃」「移動」「状態確認」「値札管理」の5項目程度に分け、1日何分かかっているか測ります。
たとえば1週間で、水やり180分、清掃120分、移動60分、状態確認90分、値札管理30分なら合計480分、8時間です。この数字が分かれば、どの作業を改善すべきか判断できます。
管理負担の分類と売場ゾーンで移動を減らす
次に、商品を管理負担別に3段階に分類します。「管理が軽い」「普通」「管理が重い」という形です。
管理が重い商品が全体の50%以上を占めている場合、売上とのバランスを確認します。よく売れる商品なら維持する価値がありますが、販売速度が遅く、管理も大変な商品は仕入れ数量を減らす候補です。
たとえば管理に週5分必要な商品が20鉢あると、合計100分です。その商品が月2鉢しか売れないのであれば、在庫量を10鉢に減らすだけでも管理負担を抑えられる可能性があります。
また、植物を管理方法ごとに売場配置することも効率化につながります。似た管理方法の商品を近くにまとめれば、売場を行ったり来たりする時間を減らせます。
たとえば売場を4ゾーン程度に分け、「小型」「大型」「乾きやすい商品」「状態確認を重点的に行う商品」など、自店に合った区分を作ります。
水やりも全鉢一律ではなく、確認する曜日を決める方法があります。月曜日と木曜日に重点確認、その他の日は状態を見ながら必要なものだけ対応するなど、ルーティンを作ることで作業漏れを防ぎやすくなります。
長期在庫と手順の標準化で管理時間を削る
さらに、長期在庫を減らすことが管理コスト削減には非常に重要です。
仕入れから平均10日で売れる商品と60日かかる商品では、単純に販売までの管理期間が6倍違います。1回の手入れが短時間でも、積み重なると大きな差になります。
そこで月1回、入荷から30日以上、60日以上経過している商品を一覧にします。30日以上の商品は売場や販促を見直し、60日以上の商品は次回の仕入れ数量を50%減らすなど、基準を作ります。
作業の標準化も効果的です。スタッフによって確認方法が違うと、「Aさんは10分、Bさんは20分」という差が生まれることがあります。
「水やり前に土を確認する」「葉の異常を3か所確認する」「枯れ葉を取り除く」など5〜7項目程度の管理手順を決めておけば、作業のばらつきを減らせます。
また、高単価商品と低単価商品で管理の優先順位を変える方法もあります。すべてを同じ頻度で細かく確認するのではなく、高単価商品や状態変化が起きやすい商品を重点管理します。
月間の管理時間を50時間から40時間へ10時間削減できれば、時給1,200円なら月1万2,000円、年間14万4,000円相当の人件費です。
観葉植物市場で利益を考えるときは、仕入れ価格だけでなく「売れるまでに何時間管理するか」という視点も重要です。在庫数、販売日数、管理時間という3つの数字を組み合わせることで、本当に効率の良い商品を見つけやすくなります。
よくある質問
Q1. 観葉植物の管理コストはどう計算すればよいですか?
A. まず1週間、水やりや清掃などの作業時間を記録し、時給を掛けることで人件費の目安を把握できます。
Q2. どの作業時間を記録すればよいですか?
A. 水やり、清掃、移動、状態確認、値札管理など5項目程度に分けると分かりやすくなります。
Q3. 管理負担の大きい商品は仕入れない方がよいですか?
A. 必ずしもそうではありません。販売速度や利益額と比較し、管理負担に見合っているか判断しましょう。
Q4. 長期在庫は管理コストに影響しますか?
A. はい。販売までの日数が長くなるほど、水やりや清掃、状態確認の回数が増えます。
Q5. 在庫は何日ごとに見直せばよいですか?
A. 週1回の簡易確認と、月1回の長期在庫チェックを組み合わせる方法がおすすめです。
まとめ
観葉植物市場から仕入れた商品の利益を正しく考えるには、商品原価だけでなく管理時間も確認する必要があります。まず1週間、水やり、清掃、状態確認などの作業時間を記録し、月間で何時間使っているか把握しましょう。また、入荷から30日、60日以上経過した商品を月1回確認し、長期在庫を減らすことも管理コスト削減につながります。月10時間の作業を減らすだけでも、時給1,200円なら年間14万4,000円相当の差になります。観葉植物市場で「安い商品」を探すだけでなく、「少ない手間で安定して売れる商品」を増やすことが、利益改善の重要なポイントです。
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