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豊明卸問屋マガジン

観葉植物市場で売れ筋を見誤る!流行だけに頼らない人気商品の見極め方

植物の仕入れ

観葉植物市場で売れ筋を見誤る!流行だけに頼らない人気商品の見極め方

観葉植物市場で「最近よく見かけるから売れそう」「SNSで話題だから多めに仕入れよう」と判断したのに、思ったほど売れなかった経験はありませんか。観葉植物にも流行がありますが、市場で目立っている商品やSNSで注目されている植物が、自店のお客様にも同じように売れるとは限りません。流行だけを追って仕入れると、一時的な需要が落ち着いた後に在庫が残る可能性があります。今回は、観葉植物市場で売れ筋を見誤らないために、市場の動きと自店の販売データを組み合わせた人気商品の見極め方を解説します。

自店の3か月実績から定番候補とトレンドを分ける

観葉植物市場で売れ筋商品を探す際、「市場でよく見る」「最近話題になっている」という情報は重要なヒントになります。しかし、それだけで大量仕入れを決めるのは注意が必要です。

まず確認したいのが、自店での販売実績です。直近3か月の販売数量上位20品種程度を一覧にします。

たとえば上位5品種がそれぞれ月20鉢以上売れている一方、SNSで話題の商品が月3鉢しか売れていないのであれば、自店にとっては前者の方が重要な売れ筋です。

「世間の人気」と「自店の人気」を分けて考えることがポイントです。

次に、販売数だけでなくリピート性を確認します。ある商品が1か月だけ30鉢売れ、翌月5鉢、翌々月2鉢だった場合、一時的なブームだった可能性があります。

一方、3か月連続で15鉢、18鉢、17鉢と安定して売れている商品は、定番化できる可能性があります。

そこで売れ筋候補は最低3か月程度の推移を確認します。月ごとの販売数が大きく変動している場合は「トレンド商品」、安定している場合は「定番候補」と分類します。

販売・問い合わせ・欠品から潜在需要を確かめる

トレンド商品の仕入れ数量は慎重に増やします。たとえば通常月5鉢売れていた商品が急に20鉢売れた場合、翌月いきなり40鉢仕入れるのではなく、まず15〜20鉢程度から確認します。

1〜2週間ごとに販売状況を見て、売れ行きが続いていれば追加する方法です。

また、問い合わせ件数も重要です。店頭で「この植物はありますか」と1か月に10件以上聞かれる商品なら、実際の販売数が少なくても潜在需要がある可能性があります。

問い合わせが多いのに売れていない場合、在庫不足、価格、サイズなど別の理由が考えられます。

そこで、月1回「販売数」「問い合わせ数」「欠品回数」の3つを確認します。

たとえば販売数5鉢、問い合わせ15件、欠品4回なら、売れないのではなく商品を十分確保できていない可能性があります。

反対に販売数2鉢、問い合わせ1件、在庫20鉢なら、仕入れすぎの可能性があります。

価格帯と少量テストで流行商品の在庫を抑える

価格帯も売れ筋判断に影響します。SNSで人気の商品でも販売価格1万円を超えると、自店のお客様には購入ハードルが高い場合があります。

過去100件程度の販売履歴から、「3,000円未満」「3,000〜5,000円」「5,000〜1万円」「1万円以上」など価格帯別の販売比率を確認しておくと、新商品を仕入れる際の判断材料になります。

たとえば自店の販売の70%が5,000円以下なら、1万円以上のトレンド商品を大量に仕入れるのは慎重に考える必要があります。

さらに、新しい人気商品は3〜5鉢程度でテストします。7日、14日、30日のタイミングで販売数を確認し、30日以内に80%以上売れた場合は次回数量を増やすなどルールを作ります。

流行商品を仕入れる際は、「いつまで人気が続くか分からない」という前提を持つことも重要です。仕入れ量を一度に増やすのではなく、少量・高頻度で補充する方が在庫リスクを抑えやすくなります。

市場でよく見かける商品でも、自店のお客様に合わなければ売れ筋にはなりません。反対に全国的には目立たない商品でも、自店では毎月安定して売れることがあります。

観葉植物市場で本当の売れ筋を見つけるには、市場の流行、自店の3か月販売実績、問い合わせ件数、欠品回数、価格帯という5つの情報を組み合わせることが重要です。流行を参考にしながらも、自店の数字を最優先に仕入れ判断を行いましょう。

よくある質問

Q1. SNSで人気の観葉植物は多めに仕入れるべきですか?

A. いきなり大量に仕入れず、まず3〜5鉢程度でテストし、7日、14日、30日で販売状況を確認する方法がおすすめです。

Q2. 売れ筋商品は何か月の実績を見ればよいですか?

A. 最低でも直近3か月程度を見ると、一時的なブームか安定した需要かを判断しやすくなります。

Q3. 問い合わせ件数も記録した方がよいですか?

A. はい。販売数が少なくても問い合わせや欠品が多い場合は、潜在的な需要がある可能性があります。

Q4. 流行商品は何鉢くらい仕入れると安全ですか?

A. 販売実績がない場合は3〜5鉢程度から始め、売れ行きに合わせて追加する方法が安全です。

Q5. 売れ筋商品は販売数量だけ見ればよいですか?

A. 販売数に加えて、3か月の推移、問い合わせ件数、欠品回数、価格帯なども確認すると精度が高まります。

まとめ

観葉植物市場で売れ筋を見極める際は、流行だけに頼らず、自店の販売データを基準にすることが重要です。直近3か月の販売数を確認し、安定して売れる定番商品と、一時的に動くトレンド商品を分けましょう。さらに月1回、販売数、問い合わせ件数、欠品回数を確認することで、まだ売上に表れていない需要も把握しやすくなります。新しい人気商品は3〜5鉢程度から試し、7日、14日、30日で販売状況をチェックするのがおすすめです。市場の情報を取り入れながら、自店のお客様に本当に合った売れ筋を見つけることが、安定した仕入れにつながります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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