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【市場から届いた観葉植物が傷んでいる!輸送ダメージを減らす仕入れと受け入れ方法】
植物の仕入れ
【市場から届いた観葉植物が傷んでいる!輸送ダメージを減らす仕入れと受け入れ方法】
「市場ではきれいだったのに、届いたら葉が折れていた」「大型観葉植物の枝が輸送中に曲がってしまった」など、配送によるダメージに悩むことはありませんか。観葉植物は形状が複雑で、葉や枝が傷みやすい商品です。特に大型植物や柔らかい新芽が多い植物では、輸送方法によって商品価値が大きく変わります。今回は、観葉植物卸売市場から商品を仕入れる際に、輸送によるロスを減らすための確認ポイントを解説します。
葉折れ・枝折れ・鉢割れを減らす輸送と受け入れ方法
観葉植物卸売市場で高品質な植物を仕入れても、店舗へ届くまでに葉折れ、枝折れ、鉢割れなどが発生すれば、そのまま販売できない可能性があります。
輸送ダメージを減らすためには、仕入れ時点から「どう運ぶか」まで考えることが重要です。
まず注意したいのが「植物の高さと横幅」です。大型観葉植物では高さだけ確認しがちですが、枝張りも重要です。高さ150cmでも横幅60cmの商品と100cmの商品では、必要な輸送スペースが大きく異なります。
例えば荷室幅が120cmの車両に横幅100cmの商品を複数積む場合、植物同士が接触し、葉や枝が傷む可能性があります。大型商品は仕入れ前に高さ・横幅・鉢径の3項目を確認すると安心です。
2つ目は「積載数量」です。車両に入るからといって限界まで積み込むと、植物同士が押し合って傷みます。特にモンステラ、ウンベラータ、アロカシアなど大きな葉を持つ植物は、葉が折れたり裂けたりしやすいため注意が必要です。
積載可能量の80〜90%程度を目安として余裕を残し、葉同士が強く接触しないように配置することが大切です。
3つ目は「季節ごとの温度」です。真夏の車内は短時間でも高温になることがあります。また冬場は外気温が低く、低温に弱い観葉植物がダメージを受ける可能性があります。
市場から店舗まで1時間以上かかる場合は、夏場なら直射日光を避け、冬場なら外気へ長時間さらさないようにします。特に冬の早朝に積み込み、数時間そのままにするような運用は避けたほうが安全です。
4つ目は「鉢の固定」です。急ブレーキやカーブで鉢が倒れると、枝折れだけでなく土がこぼれることもあります。大型商品では鉢と鉢の間に緩衝材を入れるなどして、動かないように固定しましょう。
小型植物でもケースが車内で動かないようにし、上下に無理な積み重ねをしないことが大切です。
5つ目は「入荷直後の検品」です。店舗へ到着したら、可能であれば30〜60分以内に商品状態を確認します。鉢割れ、枝折れ、葉傷み、土こぼれなどをチェックし、問題があれば写真を残します。
例えば100鉢入荷し、輸送ダメージが5鉢ならダメージ率は5%です。この数字を配送方法や仕入れ先別に記録すると改善点が見つけやすくなります。
月200鉢仕入れ、毎月5%の10鉢にダメージが出ている場合、年間では120鉢になります。1鉢平均仕入れ価格が1,500円なら、最大18万円分の商品に何らかの影響が出ている計算です。
ダメージ率を5%から2%へ改善できれば、年間72鉢分のロスを減らせる可能性があります。輸送は単なる移動作業ではなく、利益率に関わる重要な工程なのです。
6つ目は「配送業者や市場との情報共有」です。繰り返し同じ商品で傷みが出る場合、梱包方法や積載方法を相談します。大型商品は立てて運ぶのか、枝を軽くまとめるのかなど、品種によって適切な方法が異なります。
また、自社便で引き取りを行う場合も担当者ごとに積み方が違わないよう、写真付きの簡単なマニュアルを作成すると効果的です。良い積載例と悪い積載例を5枚程度ずつ残しておけば、新しいスタッフにも伝えやすくなります。
7つ目は「配送コストとロスをセットで考えること」です。送料が安い配送方法でもダメージ率が高ければ、結果的にコストが増える場合があります。例えば送料が1万円安くても、商品ロスが2万円増えるなら意味がありません。
輸送費、ダメージ率、作業時間の3項目を半年程度比較し、最も効率の良い方法を選びましょう。
観葉植物卸売市場から仕入れた商品を良い状態で販売するためには、仕入れから店舗到着までを一つの工程として管理する必要があります。高品質な植物を選ぶだけでなく、運び方まで仕組み化することで商品ロスを抑えられます。
よくある質問
Q1. 輸送前に確認する植物のサイズは?
A. 高さ、横幅、鉢径の3項目を確認すると積載計画を立てやすくなります。
Q2. 車両には何%程度まで積むのがよいですか?
A. 植物の形状にもよりますが、80〜90%程度に抑えて余裕を持たせる考え方があります。
Q3. 到着後の検品はいつ行えばよいですか?
A. 可能であれば到着後30〜60分以内に行い、ダメージがあれば写真を残しましょう。
Q4. 輸送ダメージ率は記録したほうがよいですか?
A. はい。毎月記録すると配送方法や仕入れ先別の問題点を把握しやすくなります。
Q5. 大型植物は普通の商品より注意が必要ですか?
A. 必要です。枝張りや重量が大きいため、固定方法や搬入人数まで事前に確認しましょう。
まとめ
観葉植物卸売市場から店舗までの輸送では、高さ・横幅・鉢径を確認し、積載スペースに10〜20%程度の余裕を持たせることが重要です。また、到着後は30〜60分以内に検品し、輸送ダメージ率を毎月記録しましょう。配送費だけでなく商品ロスまで含めて比較することで、より効率的な輸送方法を選べるようになります。
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