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観葉植物の梱包で作業台が散らかる!ダンボール資材を整理して発送時間を短縮する方法
園芸資材の仕入れ
観葉植物の梱包で作業台が散らかる!ダンボール資材を整理して発送時間を短縮する方法
観葉植物の発送作業で、「必要なダンボールがすぐ見つからない」「テープや緩衝材を毎回探している」「作業台が資材だらけで梱包しにくい」と困っていませんか?発送件数が少ないうちは大きな問題にならなくても、1日20件、30件、50件と増えるほど、資材を探す数十秒の積み重ねが大きな時間ロスになります。梱包効率を上げるためには、作業スピードだけでなく、ダンボールや緩衝材をどこに置くかという作業環境の整理が重要です。今回は観葉植物梱包の作業台と資材置き場を改善し、発送時間を短縮する具体的な方法を紹介します。
資材を取りに行く移動距離を洗い出す
観葉植物の梱包作業は、植物を箱へ入れるだけではありません。
ダンボールを選び、組み立て、鉢を保護し、緩衝材を入れ、テープで封かんし、送り状を貼るなど複数の工程があります。
このとき、必要な資材が離れた場所にあると、そのたびに移動が発生します。
例えばダンボール置き場まで片道5m、緩衝材置き場まで片道3m、送り状プリンターまで片道4mあるとします。
1件の梱包でそれぞれ1往復するだけでも合計24mの移動です。
1日30件なら720m、月20営業日なら14.4kmになります。
もちろん実際の移動距離は店舗ごとに異なりますが、毎日の小さな移動も積み重なると大きなロスになります。
工程順の配置と箱の用途表示を整える
まず行いたいのが、梱包作業を工程順に並べることです。
例えば「①商品確認→②箱選定→③鉢保護→④鉢固定→⑤葉保護→⑥封かん→⑦送り状」の7工程です。
この順番に合わせて資材を配置します。
作業台の左側に未使用箱、中央に植物、右側に緩衝材とテープなど、スタッフが動きやすい流れを作ります。
次に、ダンボールの置き場をサイズ別に整理します。
例えばA箱、B箱、C箱、D箱、E箱の5種類を主力としているなら、棚にもA~Eの表示を付けます。
箱のサイズだけでなく、「A:3~4号」「B:5~6号」など用途まで書いておくと、新人でも判断しやすくなります。
使用頻度の高い箱と資材を近くに置く
ダンボールを20種類以上使っている場合は、使用頻度を確認しましょう。
過去3か月の実績を集計し、全体の80%を占める主力3~5種類を作業台の近くに置きます。
月500件発送し、A箱200枚、B箱150枚、C箱80枚を使用しているなら、この3種類で430枚、全体の86%です。
残りの特殊箱は少し離れた場所に保管しても、作業への影響は小さくなります。
緩衝材も使用頻度順に配置します。
鉢固定材を毎回使うなら最も取りやすい場所へ置き、特殊な保護材は別棚へ移します。
「全部を作業台の上に置く」と、逆に散らかって使いにくくなるため、常用資材だけを置くことがポイントです。
テープとハサミの定位置で探す時間を減らす
テープやハサミについては定位置を決めます。
例えば作業台にテープカッターを2個、ハサミを2本常備し、使用後は必ず同じ位置へ戻すルールを作ります。
1回10秒の「探す時間」が1件につき3回発生すると30秒です。
1日40件なら20分、月20営業日なら400分、約6時間40分になります。
資材探しだけで毎月数時間失っている可能性があります。
植物サイズと進捗別に作業場所を分ける
作業台の高さも確認しましょう。
大型観葉植物の梱包では、高すぎる台の上で作業すると植物を持ち上げる回数が増えます。一方、床で作業すると腰への負担が増える可能性があります。
小型用と大型用で作業場所を分ける方法も有効です。
例えば3~6号鉢は通常の作業台、7号以上は床近くの大型梱包スペースという2区分です。
発送量が多い場合は、作業エリアを「梱包前」「梱包中」「完成品」の3つに分ける方法もあります。
完成した箱と未梱包商品が同じ場所にあると、商品取り違えや送り状ミスの原因になる可能性があります。
例えば左側に未梱包、中央で作業、右側に完成品という一方向の流れを作れば管理しやすくなります。
時間計測と週次整理で効果を保つ
実際の改善効果は時間を測って確認しましょう。
例えば改善前に1件平均14分かかっていたところ、資材配置を変更して12分30秒になれば1分30秒の短縮です。
1日30件なら45分、月20営業日なら900分、15時間の削減です。
年間では180時間になります。
また、1週間に1回程度、作業台の整理時間を設けることも重要です。
例えば毎週金曜日の終業前に15分だけ、余った資材、破損箱、使用頻度の低い備品を整理します。
15分×月4回なら月1時間ですが、毎日の探し物を減らせるなら効果的です。
発注点と季節配置まで定期的に見直す
資材在庫の残量も見える化すると便利です。
A箱の残りが50枚以下になったら発注、テープが残り5巻になったら発注など、発注点を決めます。
「誰かが注文していると思った」という状態を防ぐため、発注担当者を1人決めるか、チェック表を設ける方法があります。
月1回程度、作業時間を計測し、3か月に1回はレイアウトそのものを見直します。
季節によって発送する植物のサイズが変化する場合、夏は小型箱を手前、冬は大型箱を手前にするなど配置変更も有効です。
観葉植物の梱包効率を高めるためには、スタッフに「もっと速く作業する」よう求めるだけでは不十分です。
ダンボール、緩衝材、テープ、完成品置き場を工程順に配置し、1件あたりの無駄な移動を減らすことが重要です。
1件1~2分の短縮でも月数百件発送する店舗では大きな時間削減につながります。
よくある質問
Q1. ダンボールは全部作業台の近くに置いた方がよいですか?
A. 使用頻度の高い3~5種類を近くに置き、低頻度サイズは別の場所に保管する方が整理しやすくなります。
Q2. 作業台には何を置けばよいですか?
A. 毎回使用する鉢固定材、テープ、ハサミなど常用資材を中心に配置しましょう。
Q3. 作業場の整理は毎日必要ですか?
A. 日々簡単に片付け、週1回15分程度の整理時間を設定すると継続しやすくなります。
Q4. レイアウト改善の効果はどう確認しますか?
A. 改善前後で1件あたりの平均梱包時間を測定すると分かりやすくなります。
Q5. 大型観葉植物も同じ場所で梱包すべきですか?
A. スペースがあれば、小型用と大型用を2区分に分けると作業しやすくなる場合があります。
まとめ
観葉植物の梱包作業が遅い原因は、スタッフの作業速度ではなく、ダンボールや資材の配置にある場合があります。過去3か月の使用実績から主力3~5種類の箱を作業台近くへ置き、緩衝材やテープを工程順に配置しましょう。1件1分30秒短縮できれば、1日30件・月20営業日で15時間の削減になります。週1回15分の整理、月1回の作業時間測定、3か月に1回のレイアウト見直しを行い、無駄な移動や探し物を減らしていきましょう。
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