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豊明卸問屋マガジン

観葉植物の梱包で枝が折れる!枝張りの大きい植物を守るダンボール固定術

園芸資材の仕入れ

観葉植物の梱包で枝が折れる!枝張りの大きい植物を守るダンボール固定術

観葉植物を発送した際、「幹は無事なのに枝先だけ折れていた」「箱を開けると枝が曲がっていた」「枝張りの大きい植物だけ配送トラブルが多い」と困っていませんか?観葉植物の中には、葉よりも枝が横方向へ大きく張り出すタイプがあり、一般的な縦長ダンボールでは梱包しにくいことがあります。特にフィカス類や樹形を楽しむ観葉植物では、枝の向きを無理に変えると折れやすくなるため注意が必要です。今回は、枝張りの大きい観葉植物を安全に発送するための梱包ダンボール選び、枝の保護、鉢固定の方法を具体的に解説します。

枝の構造と最大枝張りから箱を選ぶ

観葉植物の配送トラブルで見落とされやすいのが「枝折れ」です。葉折れは比較的目立ちますが、枝が途中から折れてしまうと樹形そのものが変わってしまうため、商品価値へ大きく影響する可能性があります。

特に枝が横方向へ伸びる植物は、箱サイズの選び方が重要です。

例えば高さ80cm、鉢径20cm、最大枝張り60cmの植物を、内寸40cm幅のダンボールへ入れると、左右合計20cm分の枝を内側へ寄せる必要があります。

枝が柔らかい種類なら多少曲げられる場合もありますが、硬い枝や太い枝を無理に曲げると、梱包時点で負担がかかります。

まず確認したいのは「高さ」「最大枝張り」「鉢径」「最も太い枝の位置」の4項目です。

枝張りについては、葉の先端ではなく、枝そのものがどこまで横へ伸びているかを確認します。

例えば最大葉張り70cmでも、枝張り自体は45cmという場合があります。逆に葉が少なくても枝張りが60cm以上ある商品もあります。

そのため葉の広がりだけではなく、枝の構造まで見て箱を選ぶことが重要です。

鉢固定で枝先の繰り返し衝突を抑える

次に、鉢をしっかり固定します。

枝折れの原因は、枝そのものへの直接的な圧力だけではありません。鉢が箱内部で動くことで、植物全体が揺れ、枝先が箱へ繰り返しぶつかることがあります。

例えば鉢が左右に3cm動いた場合でも、高さ80cmの植物上部ではそれ以上の振れ幅になる可能性があります。

鉢周囲を前後左右から固定し、箱を軽く動かしても大きく移動しない状態を作りましょう。

自然な枝角度を保ち必要箇所だけ保護する

枝の保護では、強く束ねすぎないことが重要です。

複数の枝を中央へ集め、ひもなどで強く締めると、枝の付け根に力が集中する場合があります。

必要であれば柔らかい資材を使い、自然な樹形を大きく崩さない程度にまとめます。

特に枝分かれ部分は弱点になりやすいため、枝の角度を無理に変えないことが大切です。

ダンボール内部で枝先が側面へ直接触れる場合は、その部分だけ保護材を配置します。

箱全体を大量の緩衝材で埋めるのではなく、「枝先」「枝分かれ」「鉢」の3か所を重点的に保護する方法が効率的です。

例えば1件あたり緩衝材を150円使用しているところを、必要箇所へ絞ることで120円にできれば、1件30円の削減です。

月500件なら1万5,000円、年間18万円の差になります。

枝張り別の横幅で箱を選び分ける

枝張りの大きい植物が多い店舗では、横幅の異なるダンボールを2~3種類用意すると便利です。

例えば通常型40cm幅、横広型50cm幅、特大横広型60cm幅の3区分です。

高さは同じでも横幅を変えることで、枝を無理に曲げずに梱包できる商品が増えます。

一方で箱が大きくなると送料も増える可能性があるため、すべてを大箱にするのではなく、枝張りを基準に選び分けます。

例えば枝張り40cm未満は通常箱、40~55cmは横広箱、55cm以上は特大箱といった基準です。

梱包時間も確認しましょう。

枝を無理にまとめながら小さい箱へ入れる作業に1件15分かかっている場合、適正箱を使うことで12分に短縮できるかもしれません。

1日20件なら60分、月20営業日で20時間の削減になります。

発送前確認と枝折れ率で箱を評価する

発送前には枝先の位置を確認します。

箱を閉じる前に、枝が側面へ強く当たっていないか、上部で押しつぶされていないか、枝分かれ部分が不自然に曲がっていないかをチェックします。

1件30秒の確認でも、1日20件なら10分です。

配送後の枝折れ件数も記録しましょう。

例えば月300件の枝張り商品を発送して、枝折れが9件あれば3%です。

横幅の大きい箱へ変更した後に3件まで減れば1%になります。

植物別の梱包ルールで樹形を守る

さらに植物名ごとに記録すると、特定品種だけ問題が多いことも分かります。

例えばA植物100件中6件で枝折れなら6%、B植物100件中1件なら1%です。

この場合、A植物専用の梱包ルールを設定する方が効果的です。

観葉植物の枝折れを減らすには、単に緩衝材を増やすのではなく、枝張りに合ったダンボールを選び、鉢を固定し、枝の自然な角度を保つことが重要です。

「高さ・枝張り・鉢径・枝分かれ位置」の4項目を確認し、月1回程度トラブル率を見直すことで、樹形を保ったまま届けやすくなります。

よくある質問

Q1. 枝張りの大きい観葉植物はどう測ればよいですか?

A. 葉先だけでなく、左右へ最も張り出している枝の幅を測ることが重要です。

Q2. 枝はまとめて縛った方がよいですか?

A. 強く縛ると枝の付け根に負担がかかる場合があります。必要最小限の固定にしましょう。

Q3. 横幅の広いダンボールは何種類くらい必要ですか?

A. 商品構成によりますが、通常・横広・特大横広の2~3種類程度から検討すると管理しやすくなります。

Q4. 枝折れを減らすために一番重要なことは?

A. 枝そのものだけでなく、鉢をしっかり固定して植物全体の揺れを減らすことが重要です。

Q5. 枝折れトラブルはどのくらいの頻度で確認しますか?

A. 日々記録し、月1回程度植物別・箱別に集計すると改善しやすくなります。

まとめ

観葉植物の枝折れを防ぐには、植物の高さだけでなく枝張りまで確認して梱包ダンボールを選ぶことが重要です。枝張り40cm未満、40~55cm、55cm以上など3段階程度に分類すると、箱選びを標準化できます。鉢を前後左右から固定し、枝分かれ部分や枝先へ無理な力を加えないようにしましょう。月300件中9件の枝折れなら発生率3%です。適正箱へ変更して3件まで減れば1%になります。樹形を守る梱包を意識し、配送後の見た目まで品質管理していきましょう。

園芸資材の仕入れに関する情報を確認できます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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