豊明卸問屋マガジン
人気の記事
エアプランツを安定して仕入れられない!法人・店舗販売で欠品を防ぐ仕入れ体制
植物の仕入れ
エアプランツを安定して仕入れられない!法人・店舗販売で欠品を防ぐ仕入れ体制
「売れ筋のエアプランツを注文しようとしたら在庫切れだった」「定番商品として販売したいのに、仕入れるたび品種やサイズが変わって困る」ということはありませんか?エアプランツを店舗やECで継続販売する場合、単発で安く仕入れること以上に、必要な商品を安定して確保できる仕入れ体制が重要です。特に複数店舗や法人向け販売では、1品種の欠品が売場全体や納品計画に影響することもあります。今回は、エアプランツを継続的に仕入れるための仕入れ先選びや在庫基準、複数仕入れ先の使い分けについて解説します。
定番とスポットを分け複数ルートで欠品を防ぐ
【定番商品とスポット商品を分ける】
まず、すべての商品を同じように仕入れないことが重要です。
継続して販売したい定番商品と、入荷したときだけ販売するスポット商品に分けます。
例えばエアプランツを10品種扱う場合、5品種を定番、残り5品種をスポット商品とする方法があります。
定番品は毎月一定数量を確保し、スポット商品は入荷状況に応じて変えることで、売場の安定と変化を両立できます。
【定番品は最低在庫を設定する】
売れ筋商品は、在庫ゼロになるまで待ってから発注すると欠品する可能性があります。
例えば月20株売れる定番商品なら、週平均5株程度です。
仕入れ先から届くまで3日かかる場合、最低在庫を5〜8株程度に設定する方法があります。
在庫が8株を下回ったら10〜15株追加発注するといったルールを作れば、担当者が変わっても同じ基準で運用できます。
【仕入れ先を2〜3社確保する】
安定供給を考えるなら、1社だけに依存しないことも重要です。
A社が欠品してもB社から仕入れられれば、販売を継続できます。
例えば定番品はA社をメイン仕入れ先とし、B社を予備、珍しい商品はC社から仕入れるなど役割を分ける方法があります。
最低でも2社、できれば3社程度の仕入れ候補を持っておくと対応力が高まります。
【同じ品種でもサイズ差を確認する】
複数仕入れ先を利用する場合、同じ品種名でもサイズや品質が同じとは限りません。
A社のMサイズが株幅15cm、B社のMサイズが10cmということも考えられます。
そのため、仕入れ先ごとにサイズ、仕入れ価格、販売価格を記録しましょう。
代替仕入れをした際に、通常商品と極端に大きさが変わらないか確認することが重要です。
【月間必要数を予測する】
安定仕入れでは、来月何株必要になるか予測することも大切です。
例えば過去3か月の販売数が45株、50株、55株なら平均は50株です。
次月も大きなイベントがなければ、50〜60株程度を基本仕入れ量として考える方法があります。
イベントがあり通常より20%増えると予想するなら60株程度です。
感覚ではなく、最低3か月程度の販売データを使って予測しましょう。
【一度に全量仕入れない】
月60株必要でも、1日に60株すべて仕入れる必要はありません。
例えば月初に30株、月半ばに30株と2回に分ける方法があります。
販売量が予想より少なければ、2回目を20株に減らすこともできます。
分割仕入れにすることで需要変動に対応しやすくなり、長期在庫も減らせます。
【欠品率を記録する】
安定供給できているか確認するため、欠品回数を記録しましょう。
例えば定番10品種について、1か月のうち3品種で欠品が発生した場合、欠品率は30%と考えることができます。
毎月3〜4品種が欠品するなら、安全在庫や発注点を見直す必要があります。
目標として「定番商品の欠品を月1品種以下にする」など、店舗独自の基準を作る方法もあります。
【法人納品分は店頭在庫と分ける】
法人向けにエアプランツをまとめて納品する場合は、通常の店頭販売分と在庫を分けて管理することが重要です。
例えば法人注文50株を受けたのに、店舗在庫50株をそのまま使うと売場が空になってしまいます。
通常在庫30株+法人予約分50株というように、用途別に管理します。
法人案件では納品日の7〜14日前など、早めに仕入れ先へ在庫確認を行うと欠品リスクを抑えやすくなります。
【仕入れ先と定期的に情報交換する】
継続的な取引がある場合は、仕入れ先の入荷予定や欠品情報を確認することも重要です。
例えば月1回程度、今後入荷予定の品種やサイズを確認しておけば、売場計画を立てやすくなります。
人気商品が一時的に入荷しにくくなる場合も、代替品を事前に検討できます。
仕入れは単なる発注作業ではなく、販売計画と連動させることで安定性が高まります。
よくある質問
Q1. エアプランツを安定して仕入れるには何社必要ですか?
A. メイン1社だけでなく、予備を含め2〜3社程度の仕入れ候補を持っておく方法があります。
Q2. 定番商品の最低在庫はどう決めますか?
A. 週間販売数と仕入れ先の納期を基準にします。週5株売れるなら5〜8株程度を一つの目安にできます。
Q3. 月間仕入れ量はどう予測しますか?
A. 過去3か月程度の平均販売数を基準にし、イベントや季節要因を加味して調整します。
Q4. 法人注文分は通常在庫から出してもよいですか?
A. 大口注文では通常販売分が不足する可能性があるため、予約在庫として分ける方が管理しやすくなります。
Q5. 欠品が多い場合はどう改善しますか?
A. 発注点、安全在庫、仕入れ頻度を見直し、必要に応じて予備の仕入れ先を追加します。
まとめ
エアプランツを店舗や法人向けに安定して仕入れるためには、定番商品とスポット商品を分け、定番品には最低在庫と発注点を設定することが重要です。さらに、仕入れ先を2〜3社程度確保し、欠品時に代替できる体制を作っておきましょう。過去3か月程度の販売数から月間必要量を予測し、月60株必要なら30株ずつ2回に分けるなど、分割仕入れも有効です。また法人納品分は店頭在庫とは別に管理し、納品日の7〜14日前には在庫確認を行うと安心です。安さだけでなく「必要なときに必要な数量を確保できるか」という視点を持つことが、長期的に安定したエアプランツ仕入れにつながります。
植物の仕入れに関する情報を確認できます。
