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豊明卸問屋マガジン

多肉植物の卸売で仕入れた商品がすぐ傷む!入荷後7日間の管理でロスを減らす方法

植物の仕入れ

多肉植物の卸売で仕入れた商品がすぐ傷む!入荷後7日間の管理でロスを減らす方法

「仕入れた直後はきれいだったのに数日で状態が悪くなる」「入荷後1週間以内に葉落ちや変色が出る」「販売前に商品価値が下がってしまう」。多肉植物の卸売では、仕入れ価格や品種選びだけでなく、入荷後の管理方法も利益に大きく影響します。特に入荷直後の7日間は、配送環境から店舗環境へ変わる時期でもあり、状態を確認せず通常在庫と同じように扱うと傷みを見逃すことがあります。今回は「多肉植物 卸売」で仕入れた商品のロスを減らすために、到着当日から7日目までに確認したい管理ポイントを具体的に紹介します。

入荷後7日間の管理でロスを減らす方法

多肉植物の卸売で仕入れた商品が短期間で傷んでしまう場合、仕入れ先の品質だけが原因とは限りません。配送中の環境、開梱までの時間、売り場の置き場所、管理方法など複数の要因が関係する場合があります。

例えば100鉢仕入れ、1週間以内に5鉢が販売できない状態になればロス率は5%です。1鉢平均原価400円なら2,000円分です。これが月4回発生すれば8,000円、年間では96,000円になります。

そこで、入荷後7日間を通常在庫とは別に管理する方法があります。

まず到着当日です。商品が届いたら、可能であれば30分以内を目安に開梱します。箱を閉じたまま長時間置くと、季節によっては内部環境の影響を受ける可能性があります。

開梱後は、数量、品種、株の状態、鉢割れ、葉落ち、土こぼれなどを全数確認します。

例えば60鉢届いたら60鉢すべて確認し、「問題なし55鉢」「要観察3鉢」「明らかな不良2鉢」というように分類します。

不良商品は売り場へ出さず、写真を3~5枚程度撮影し、仕入れ先への連絡が必要か確認します。

「要観察」の商品も別にしておくことが重要です。

例えば少し葉が柔らかい、株が傾いているなど、すぐ廃棄するほどではない商品を通常在庫へ混ぜると、数日後にどの商品だったか分からなくなります。

要観察棚を1か所作り、24~48時間程度状態を確認します。

入荷1日目から2日目は、急激な環境変化を避けながら売り場へ移します。

いきなり最も日差しの強い場所へ置くのではなく、店舗の管理環境に合わせて状態を確認します。

特に入荷ロットごとに状態が異なることもあるため、「いつもの品種だから大丈夫」と決めつけないことが大切です。

3日目には、入荷当日に問題がなかった商品も簡単に確認します。

例えば50鉢について5~10分程度、葉の状態や株姿に大きな変化がないか見ます。

毎回すべてを細かく記録する必要はありませんが、異常のある商品だけ商品コードと状態を記録します。

例えば「TA015、5鉢中1鉢変色」「TA021、10鉢問題なし」というように簡単に残します。

4~5日目は販売速度も確認します。

例えば新しく30鉢入荷し、5日で15鉢売れていれば販売率50%です。商品状態だけでなく、仕入れ数量が適切だったかも判断できます。

逆に5日間で1鉢しか売れず、バックヤードに大量に残っている場合は、商品状態が悪くなる前に売り場を変更することも検討します。

入荷後の管理では、同じ品種を新旧混ぜないこともポイントです。

例えば前回入荷分5鉢が残っているところへ新たに20鉢届いた場合、古い5鉢を奥へ移して新しい20鉢を手前に出すと、古い商品がさらに長期在庫になります。

基本的には古い入荷分から販売する「先入れ先出し」を意識します。

入荷日をラベルで管理し、「8/1」「8/10」など日付を付ける方法があります。

同じ商品コードでも入荷日が違えば、古いロットから売り場へ出します。

7日目には、入荷ロット全体を振り返ります。

例えば100鉢入荷、7日以内販売40鉢、通常在庫55鉢、要観察3鉢、不良2鉢なら、不良率2%です。

この数字を仕入れ先や季節ごとに比較します。

A社は3か月平均不良率1%、B社は4%なら、価格差だけでなく品質安定性も仕入れ判断へ入れられます。

また、同じ卸売先でも夏だけロス率が高い場合があります。

例えば春1%、夏5%、秋2%なら、高温期の仕入れ数量や配送条件を見直す必要があります。

入荷曜日もロスに影響する可能性があります。

例えば金曜夕方に届き、土日はスタッフが少なく、検品が十分できない店舗なら、火曜や水曜到着へ変更する方法があります。

過去10回程度の入荷データから、「到着曜日」と「7日以内ロス率」を比較するのも一つの方法です。

入荷数量が多すぎることも傷みの原因につながります。

一度に200鉢届き、検品に4時間以上かかるなら、最初に確認した商品と最後の商品で処理時間に差が出ます。

月200鉢必要なら、100鉢×2回、50鉢×4回などへ分ける方法があります。

例えば1鉢あたり検品1分なら200鉢で200分、約3時間20分です。50鉢なら50分です。

作業量を分散できれば、到着当日の確認もしやすくなります。

売り場でも「入荷後7日以内の商品」を重点的に販売する仕組みを作れます。

例えば新着コーナーへ5~10品種を配置し、入荷当日または翌日にSNSで紹介します。

商品状態が良いうちに認知を高めることで、在庫期間を短くできる可能性があります。

入荷後7日で販売率70%以上の商品は次回増量候補、30%未満の商品は数量見直し候補にするなど、品質管理と販売管理を連動させます。

例えば20鉢入荷して7日で16鉢売れれば80%です。次回は24鉢程度へ10~20%増やすことを検討できます。

20鉢中3鉢なら15%なので、追加発注を止める、価格や売り場を見直す判断ができます。

廃棄や値下げ商品についても「入荷後何日で問題が出たか」を記録しましょう。

入荷3日以内の傷みが多いなら配送や初期品質の影響、30日後が多いなら店舗在庫期間の影響が考えられます。

原因を分けることで対策も変わります。

多肉植物の卸売で仕入れロスを減らすには、入荷後すぐ通常商品として扱うのではなく、最初の7日間を重点管理することがポイントです。

到着当日全数検品、3日目の状態確認、7日目のロス率と販売率集計という3段階だけでも、問題を早く発見しやすくなります。

よくある質問

Q1. 多肉植物は到着後どのくらいで開梱すればよいですか?

A. 可能であれば到着後30分以内を目安に開梱し、その日のうちに全数確認するとよいでしょう。

Q2. 要観察の商品はどう管理すればよいですか?

A. 通常在庫へ混ぜず、別の場所で24~48時間程度状態を確認すると管理しやすくなります。

Q3. 入荷後は何日目に再確認するとよいですか?

A. 到着当日、3日目、7日目など段階的に確認する方法があります。

Q4. 仕入れロスはどのように記録すればよいですか?

A. 入荷数、不良数、7日以内ロス数を記録し、不良数÷入荷数でロス率を確認しましょう。

Q5. 同じ品種の新旧在庫はどう扱えばよいですか?

A. 入荷日を記録し、古いロットから販売する先入れ先出しを基本にすると長期在庫を減らしやすくなります。

まとめ

多肉植物の卸売で仕入れ後の傷みを減らすには、最初の7日間を重点管理することが重要です。到着当日に全数検品し、要観察商品を分け、3日目・7日目に状態と販売状況を確認しましょう。7日以内ロス率と販売率を月1回比較することで、仕入れ先、数量、入荷曜日などの改善につなげやすくなります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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