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観葉植物市場で仕入れた商品が回転しない!売れ残りを減らすカテゴリー別分析法
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れた商品が回転しない!売れ残りを減らすカテゴリー別分析法
観葉植物市場でさまざまな商品を仕入れていると、「どのカテゴリーが売れていて、どこで在庫が止まっているのか分からない」と悩むことがあります。小型、大型、斑入り、吊り下げ、ギフト向けなどを一括で管理していると、売れ残りの原因を見つけにくくなります。そこで有効なのが、商品をカテゴリー別に分けて販売速度や在庫日数を確認する方法です。今回は、観葉植物市場から仕入れた商品を4〜6種類程度に分類し、どこに過剰在庫があるのかを数字で見つける方法を紹介します。
在庫数と販売速度から大型商品の仕入れを見直す
観葉植物市場で売れ残りを減らすためには、品種単位だけでなくカテゴリー単位で在庫を見ることが重要です。
たとえば店舗に300鉢あり、小型150鉢、中型80鉢、大型40鉢、吊り下げ30鉢という構成だったとします。
このとき、単純に在庫数だけ見ると小型植物が多く感じます。しかし販売数も小型が圧倒的に多いのであれば問題ありません。
そこで、各カテゴリーについて「在庫数」「月間販売数」「平均販売日数」の3項目を確認します。
たとえば小型は在庫150鉢、月間販売120鉢、平均販売日数25日。中型は在庫80鉢、月間販売40鉢、平均60日。大型は在庫40鉢、月間販売10鉢、平均120日だったとします。
この数字を見ると、大型植物は販売速度がかなり遅く、在庫を持ちすぎている可能性があります。
次回の観葉植物市場では、大型商品の仕入れを40%減らし、その分を小型や中型へ振り替えるなどの判断ができます。
4〜6カテゴリーの在庫月数を3段階で判定する
カテゴリーは自店に合わせて4〜6種類程度に分けると管理しやすくなります。たとえば「小型」「中型」「大型」「吊り下げ」「ギフト」「希少品種」の6カテゴリーです。
あまり細かく20種類、30種類に分けると集計が大変になるため、最初は大きな区分で十分です。
次に、「在庫月数」を確認する方法も有効です。現在庫を月間販売数で割ると、何か月分の在庫を持っているかが分かります。
大型植物が40鉢あり、月10鉢売れるなら約4か月分です。小型が150鉢あり月120鉢売れるなら約1.25か月分です。
同じ在庫数の多さでも、販売速度によって意味が違います。
おすすめは、在庫月数が2か月を超えるカテゴリーを見直し対象にするなど基準を決めることです。
たとえば「1か月未満=適正」「1〜2か月=注意」「2か月超=見直し」という3段階にすると分かりやすくなります。
値下げ率と在庫金額からカテゴリーの偏りを見つける
さらに、カテゴリー別の値下げ率も確認します。
大型40鉢のうち10鉢を値下げ販売しているなら25%です。小型120鉢販売中、値下げ10鉢なら約8%です。
大型は販売速度だけでなく値下げ率も高いため、仕入れ数量や価格設定に問題がある可能性が見えてきます。
次に、仕入れ金額もカテゴリー別に確認します。
大型商品は鉢数が少なくても1鉢あたりの原価が高いため、在庫金額では大きな割合を占めることがあります。
たとえば総在庫金額100万円のうち、大型商品が40万円なら40%です。販売数が全体の10%しかないにもかかわらず、在庫金額が40%を占めているなら資金効率を見直す余地があります。
そこで月1回、「カテゴリー別在庫数」「販売数」「在庫金額」「値下げ率」を一覧にします。
この4つだけでも、どこに資金と売場が偏っているかを判断しやすくなります。
前月比を仕入れへ反映し10〜20%ずつ調整する
また、前年比や前月比を見る方法も有効です。先月大型が月15鉢売れていたのに今月10鉢なら約33%減少です。反対に吊り下げが月10鉢から18鉢なら80%増加しています。
この変化を次回仕入れへ反映し、大型を10〜20%減らし、吊り下げを10〜20%増やすなど段階的に調整します。
一気に仕入れ比率を変えすぎると新たな過剰在庫が発生する可能性があるため、まず10〜20%程度の変更から始めるのがおすすめです。
カテゴリー別分析は、スタッフ間で仕入れ判断を共有する際にも便利です。「大型が多い気がする」ではなく、「在庫月数4か月、値下げ率25%だから減らす」と数字で説明できるからです。
観葉植物市場で仕入れた商品が回転しない場合は、品種ごとだけでなくカテゴリー別に見ることで原因を発見しやすくなります。4〜6カテゴリー程度に分け、月1回、在庫数、月間販売数、在庫月数、値下げ率を確認しましょう。
よくある質問
Q1. 商品カテゴリーは何種類くらいに分けるとよいですか?
A. 最初は小型、中型、大型、ギフトなど4〜6種類程度に分けると管理しやすくなります。
Q2. 在庫月数とは何ですか?
A. 現在庫を月間販売数で割り、今の在庫が何か月分あるかを見る指標です。
Q3. 何か月分の在庫が多すぎますか?
A. 商品によりますが、2か月を超えたカテゴリーを見直し対象にするなど、自店独自の基準を作ると便利です。
Q4. カテゴリー別に何を記録すればよいですか?
A. 在庫数、販売数、在庫金額、値下げ率の4項目程度から始めると分かりやすいでしょう。
Q5. 売れないカテゴリーはすぐ仕入れを止めるべきですか?
A. 一気にゼロにせず、まず10〜20%程度仕入れ数量を減らし、その後の販売状況を見る方法がおすすめです。
まとめ
観葉植物市場で仕入れた商品が回転しない場合は、商品を4〜6カテゴリーに分け、月1回数字を確認しましょう。特に在庫数、月間販売数、在庫月数、値下げ率を見ることで、どのカテゴリーに過剰在庫があるか判断しやすくなります。在庫月数が2か月を超えているカテゴリーや、値下げ率が20%以上になっているカテゴリーは仕入れ見直し候補です。仕入れ量は一気に変えず10〜20%ずつ調整し、売場と資金の偏りを改善していくことが、観葉植物市場で利益につながる仕入れ体制を作るポイントです。
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