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豊明卸問屋マガジン

植物の仕入れで売場がマンネリ化する!新商品を入れながら在庫を増やさない方法

植物の仕入れ

植物の仕入れで売場がマンネリ化する!新商品を入れながら在庫を増やさない方法

「いつ来ても同じ植物ばかりと言われる」「新商品を仕入れたいけれど在庫が増えるのが怖い」「売場に変化を出しながら売れ残りも防ぎたい」と悩んでいませんか。園芸店や植物ショップでは、定番商品を安定して置くことが大切な一方、新しい植物が入荷していることも来店理由の一つになります。しかし、新商品を大量に仕入れると在庫リスクが高くなります。植物仕入れ方法を工夫すれば、仕入れ総額や在庫数を大きく増やさずに売場へ新鮮さを加えることができます。今回は、新商品比率や入れ替え頻度、テスト仕入れの具体的な考え方を解説します。

新商品を入れながら在庫を増やさない方法

植物売場では「定番」と「変化」の両方が必要です。人気の定番商品がいつでも買える安心感は重要ですが、半年間ほとんど商品構成が変わらなければ、頻繁に来店するお客様ほど新鮮さを感じにくくなります。

そこで考えたいのが、売場全体のうち一定割合を「入れ替え枠」として設定する方法です。

例えば店頭に100鉢展示できる場合、70鉢を定番商品、20鉢を準定番商品、10鉢を新商品や季節商品にする方法があります。

この10鉢分を毎週または2週間に1回入れ替えるだけでも、「新しい商品が入っている」という印象を作りやすくなります。

重要なのは、新商品を追加するのではなく「入れ替える」ことです。現在100鉢ある状態で毎週10鉢ずつ追加していけば、4週間後には140鉢になります。売場面積が変わらなければ在庫が過剰になります。

そのため、新しい植物を10鉢仕入れるなら、同時に売れ残っている10鉢について販売促進や売場移動を行い、在庫総数を一定範囲に保ちます。

新商品は大量に仕入れる必要はありません。初回は1品種1~3鉢程度から試すと、在庫リスクを抑えられます。

例えば毎週3品種を2鉢ずつ仕入れれば、新商品は6鉢です。1か月4週なら12品種を試せます。1品種10鉢ずつ仕入れるより、少ない在庫で多くの商品をテストできます。

販売結果は7日、14日、30日で確認しましょう。2鉢仕入れて7日以内に2鉢売れた商品は次回4~5鉢へ増やす、30日経っても売れない商品は追加しない、といったルールを作ります。

売場のマンネリ化対策では、季節も活用できます。毎月テーマを決めると新商品を選びやすくなります。

例えば春は新生活向けの小型観葉植物、夏は暑さに比較的強い植物、秋はインテリア性の高い大型植物、冬は室内で楽しみやすい植物など、自店の客層に合わせてテーマを設定します。

さらに、「毎週○曜日は新着入荷」と決める方法もあります。例えば毎週金曜日に5~10鉢程度新商品を並べると、定期的な来店理由を作りやすくなります。

SNSとの連動も有効です。新商品が入荷するたびにすべて投稿するのではなく、週1回「今週の新着5選」としてまとめて紹介すると運用負担を減らせます。

例えば毎週金曜日17時に5商品をInstagramなどで紹介し、土日の来店につなげるといった運用です。

新商品を選ぶ際には、既存商品の販売データも参考にしましょう。例えば小型観葉植物が全売上の50%を占めている店舗なら、新商品も小型サイズを中心に選ぶ方が売れやすい可能性があります。

反対に、大型観葉植物の販売比率が5%しかない店舗で、新商品の半分を大型植物にすると売れ残る可能性があります。

そのため、新商品は「完全に違う商品」だけでなく、「売れているカテゴリーの新しい品種」を入れることがポイントです。

例えばポトスがよく売れるなら、別の品種や葉色の商品を試す。多肉植物が人気なら、既存とは違う形や色の商品を少量追加する、といった方法です。

売場変更も仕入れと組み合わせましょう。同じ植物でも置き場所を変えるだけで印象が変わることがあります。30日以上売れていない商品を入口付近へ移動し、新商品と一緒にテーマ展示すると再び注目される可能性があります。

そのため、「新しい商品を仕入れなければ売場は変わらない」と考える必要はありません。新商品5鉢、既存在庫5鉢を組み合わせて10鉢の特集コーナーを作る方法もあります。

在庫数だけでなく、在庫金額にも上限を設定しましょう。例えば売場在庫の目標を200,000円と決め、現在190,000円なら新規仕入れ枠は10,000円程度です。

10,000円の範囲で新商品を選べば、「新商品を入れすぎて資金が不足する」という問題を防げます。

また、毎月1回「新商品販売率」を確認しましょう。1か月に20鉢の新商品を仕入れて15鉢売れれば販売率75%です。8鉢しか売れなければ40%です。

販売率が低い月が続く場合は、新商品の量を減らすか、選び方を見直します。逆に80%以上が続くなら、新商品枠を10%から15%へ増やすことも検討できます。

植物仕入れ方法を工夫することで、在庫を大量に増やさなくても売場へ変化を作ることは可能です。

定番70%、準定番20%、新商品10%などの基準を作り、新商品は1~3鉢程度からテストする。毎週または2週間に1回入れ替え、30日以内の販売結果を確認する。このサイクルを繰り返すことが、売場の鮮度維持につながります。

よくある質問

Q1. 新商品は売場全体の何%くらいがよいですか?

A. 一例として10%程度から始める方法があります。100鉢なら10鉢程度を新商品枠にすると管理しやすくなります。

Q2. 新商品は何鉢仕入れればよいですか?

A. 初回は1品種1~3鉢程度がおすすめです。販売結果を確認してから追加仕入れを検討しましょう。

Q3. 新商品はどのくらいの頻度で入れ替えるとよいですか?

A. 毎週または2週間に1回程度、少量ずつ入れ替えると売場の新鮮さを保ちやすくなります。

Q4. 新商品が売れなかった場合はどうすればよいですか?

A. 30日程度を目安に売場変更やSNS紹介を行い、それでも動かなければ追加仕入れを止める方法があります。

Q5. 売場を変えるには毎回新商品が必要ですか?

A. 必ずしも必要ありません。既存在庫と新商品を組み合わせてテーマ展示を作ることで印象を変えることができます。

まとめ

植物売場のマンネリ化を防ぐには、新商品を大量に追加するのではなく、売場の10%程度を入れ替え枠として運用する方法があります。新商品は1品種1~3鉢程度から始め、7日、14日、30日で販売結果を確認しましょう。定番70%、準定番20%、新商品10%など自店独自の構成を決めれば、在庫総数を増やしすぎずに売場へ変化を出せます。植物仕入れ方法と売場づくりをセットで考えることが、リピーターを飽きさせない店舗づくりにつながります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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