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観葉植物市場で仕入れを続けても利益改善しない!月次KPIで仕入れ全体を見直す方法
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れを続けても利益改善しない!月次KPIで仕入れ全体を見直す方法
観葉植物市場で毎月仕入れを工夫しているのに、「在庫は減った気がするが利益が増えているか分からない」「改善しているつもりでも数字で確認できない」と悩むことがあります。商品単位の分析も重要ですが、店舗全体の仕入れが良くなっているかを見るには、毎月同じ指標を確認する必要があります。そこで今回は、仕入れ額・30日以内販売率・90日以上在庫率・定価販売率・廃棄率という5つのKPIを使い、観葉植物市場での仕入れ改善を月次で確認する方法を具体的に解説します。
月間仕入れ額を売上の伸びと合わせて確認する
観葉植物市場で仕入れ改善を行う際、1品種ごとの販売数や価格を確認することは重要です。
しかし、店舗全体として改善しているか判断するには、毎月同じ数字を追う必要があります。
そこで、まず5つのKPIに絞ります。
1つ目は「月間仕入れ額」です。
例えば4月80万円、5月90万円、6月100万円と増えているとします。
仕入れ額が増えること自体が悪いわけではありません。
売上や販売数も同じように伸びているなら問題ありません。
しかし、売上が毎月120万円で横ばいなのに仕入れ額だけ80万円から100万円へ25%増えている場合、在庫が増加している可能性があります。
30日以内販売率に段階的な目標を置く
2つ目は「30日以内販売率」です。
月200鉢仕入れ、そのうち30日以内に150鉢売れれば75%です。
翌月200鉢中160鉢なら80%です。
この数字が高まれば、仕入れた商品が早く売れている可能性があります。
自店の目標として70%、75%、80%など段階的に設定します。
90日以上在庫率を鉢数と原価で測る
3つ目は「90日以上在庫率」です。
全在庫400鉢のうち、90日以上の商品が60鉢なら15%です。
翌月40鉢なら10%です。
長期在庫が減っているかを見る重要な数字です。
ただし鉢数だけでなく、可能であれば在庫原価でも確認します。
90日以上の商品40鉢でも、原価合計30万円なら資金への影響は大きいからです。
定価販売率と廃棄率からロス改善を確かめる
4つ目は「定価販売率」です。
月300鉢販売し、定価販売240鉢なら80%です。
この数字が70%から80%、85%と改善していれば、値下げ販売が減っています。
仕入れ数量や価格設定が適正になっている可能性があります。
5つ目が「廃棄率」です。
月500鉢仕入れ、廃棄15鉢なら3%です。
翌月10鉢なら2%です。
仕入れから販売までのロスが改善しているか確認できます。
五つのKPIを一枚にまとめて月ごとの改善を見る
この5つを1枚にまとめます。
例えば4月は、仕入れ80万円、30日販売率65%、90日以上在庫15%、定価販売率72%、廃棄率4%。
5月は、85万円、70%、13%、76%、3.5%。
6月は、85万円、75%、10%、82%、2.5%だったとします。
仕入れ額はほぼ同じでも、販売速度が上がり、長期在庫と廃棄が減り、定価販売率が上がっています。
この場合、仕入れ改善が数字として見えてきます。
欠品率を補助KPIに加えて効率の偏りを防ぐ
逆のケースもあります。
仕入れ額80万円から70万円へ減ったのに、欠品が増え、30日販売率90%、長期在庫3%になったとします。
数字だけ見ると効率的ですが、売れ筋欠品によって売上機会を逃している可能性があります。
そこで補助KPIとして「欠品率」を加えてもよいでしょう。
主要20品種のうち4品種欠品なら20%です。
KPIを増やしすぎると確認が大変なので、基本5つ+必要に応じて1〜2つにします。
月30分の確認で翌月の変更を三つに絞る
月次確認は30分程度で十分です。
最初の10分で5つのKPIを確認。
次の10分で前月との差を見る。
最後の10分で翌月の仕入れ変更を3つだけ決めます。
例えば「大型仕入れ20%減」「定番小型10%増」「90日以上商品の追加禁止」の3つです。
改善項目を10個、20個と増やすと実行しにくくなるため、毎月3つ程度に絞ります。
次月に結果を確認します。
大型仕入れ20%減によって90日以上在庫率が15%から12%へ下がったなら継続します。
小型10%増によって欠品率が10%から3%へ下がったなら効果的です。
一方、定番を増やした結果、30日以上在庫が増えたなら数量を戻します。
三か月平均と半年ごとの実績で予算を調整する
3か月移動平均を見る方法もあります。
観葉植物は季節によって販売が変わるため、1か月だけで判断すると誤解することがあります。
30日販売率が70%、80%、60%なら単月では大きく変動していますが、3か月平均は70%です。
翌3か月が75%、78%、80%なら平均約78%となり、改善傾向が見えます。
半年ごとには仕入れ予算そのものも見直します。
月予算80万円で毎月30日販売率90%、欠品率20%なら、予算不足かもしれません。
反対に月80万円で30日販売率40%、90日以上在庫25%なら、予算が大きすぎる可能性があります。
販売実績に合わせて月予算を10〜20%程度調整します。
悪化したKPIだけカテゴリー別に深掘りする
また、KPIは担当者評価のためだけに使うのではなく、仕入れ方法を改善するために使うことが重要です。
廃棄率が上がった月に「誰が悪かったか」を探すのではなく、「大型の輸送トラブルが増えた」「長期在庫が集中した」など原因を見つけます。
商品カテゴリー別にも必要に応じて確認します。
大型だけ90日以上在庫率30%、小型5%なら、全体10%という数字だけでは大型の問題を見落とします。
まず全体KPIを確認し、悪化した項目だけカテゴリー分析を行う方法が効率的です。
例えば定価販売率が80%から65%へ低下したら、価格帯別・カテゴリー別に深掘りします。
高単価商品だけ50%なら、高単価仕入れを見直します。
12か月の記録で年間傾向と前年同月を比較する
数字を長期間残すことも大切です。
12か月分あれば、「春は廃棄率が低い」「夏に長期在庫が増える」「年末は定価販売率が上がる」など年間傾向が分かります。
翌年は前年同月と比較できます。
前年8月の90日以上在庫率20%、今年12%なら8ポイント改善です。
観葉植物市場で仕入れを改善するには、毎回の買い方を工夫するだけでなく、その結果が数字で良くなったかを確認する必要があります。月1回5つのKPIを30分で確認し、翌月変えることを3つだけ決める。この繰り返しが、仕入れを感覚から継続的な改善へ変えるポイントです。
よくある質問
Q1. 仕入れ管理で最低限見るKPIは何ですか?
A. 月間仕入れ額、30日以内販売率、90日以上在庫率、定価販売率、廃棄率の5つから始めると分かりやすくなります。
Q2. KPIは毎週確認する必要がありますか?
A. 全体KPIは月1回程度で十分です。売れ筋在庫など短期指標だけ週次で確認すると効率的です。
Q3. 月によって数字が大きく変わる場合はどうしますか?
A. 3か月移動平均を使うと、一時的な変動と継続的な傾向を分けやすくなります。
Q4. KPIが悪化したら何をすればよいですか?
A. 悪化した項目だけカテゴリーや価格帯別に深掘りし、翌月の改善策を3つ程度に絞りましょう。
Q5. 仕入れ予算はどのくらいの頻度で見直しますか?
A. 月次の数字を確認しながら、半年程度ごとに10〜20%の範囲で見直す方法があります。
まとめ
観葉植物市場で仕入れ改善の成果が分からない場合は、月1回5つのKPIを確認しましょう。仕入れ額、30日以内販売率、90日以上在庫率、定価販売率、廃棄率です。例えば30日販売率65%→75%、90日以上在庫15%→10%、定価販売率72%→82%と改善していれば、仕入れ精度が上がっていると判断できます。月30分で数字を確認し、翌月変更する項目を3つだけ決めることで、観葉植物市場での仕入れを継続的に改善しやすくなります。
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