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観葉植物市場で季節外れの商品を仕入れて売れない!月別需要を見て仕入れ時期を調整する方法
植物の仕入れ
観葉植物市場で季節外れの商品を仕入れて売れない!月別需要を見て仕入れ時期を調整する方法
観葉植物市場で魅力的な商品を見つけて仕入れたものの、「思ったより動かない」「季節が変わるまで在庫になってしまった」と困ることがあります。観葉植物は一年中販売できますが、店舗の客層やギフト需要、気温、売場のイベントなどによって売れやすい商品は変化します。そのため、年間を通して同じ数量・同じ構成で仕入れると、特定の時期に過剰在庫が発生する可能性があります。今回は、直近12か月の販売データを使い、月ごとの需要変化を把握しながら観葉植物市場で仕入れる方法を具体的に解説します。
12か月の販売数から繁忙・通常・低調月を分ける
観葉植物市場で季節に合った仕入れを行うためには、まず「年間でどの月に何鉢売れているか」を把握することが重要です。
例えば年間販売数が2,400鉢だったとします。
単純平均では月200鉢ですが、実際には毎月200鉢ずつ売れるとは限りません。
3月280鉢、4月320鉢、5月250鉢、6月180鉢、7月170鉢、8月150鉢、9月190鉢など、月によって販売量に差が出ることがあります。
4月320鉢に対して8月150鉢なら、販売数は約2.1倍違います。
それにもかかわらず毎月250鉢ずつ仕入れていれば、8月には在庫が増えやすくなります。
まず過去12か月の販売数を月別に一覧化します。
次に、月平均と比較して「繁忙月」「通常月」「低調月」の3段階程度に分けます。
月平均200鉢の場合、240鉢以上を繁忙月、160〜239鉢を通常月、159鉢以下を低調月など、自店なりの基準を作ります。
こうすることで、「来月は低調月だから仕入れを10〜20%抑える」「繁忙月だから事前に15%増やす」といった判断がしやすくなります。
カテゴリー別の月次実績を翌年の優先仕入れに使う
ただし、月間販売数だけを見るのではなく、商品カテゴリーごとの変化も確認します。
例えば春はギフト向け中型商品が増え、夏は小型商品が中心になるなど、カテゴリーごとに動きが異なる可能性があります。
そこで「小型」「中型」「大型」の3カテゴリー程度に分けて月別販売数を記録します。
前年4月が小型100鉢、中型160鉢、大型60鉢だったなら、中型が50%を占めています。
次年度の4月仕入れでも中型商品を優先する根拠になります。
繁忙期3〜4週間前から週単位で増量する
また、季節商品の仕入れ開始時期も重要です。
需要が高まってから市場へ探しに行くと、希望するサイズや数量を確保できない場合があります。
そこで繁忙期の3〜4週間前から少しずつ仕入れ構成を変えます。
例えば4月に販売が増える商品なら、3月第1週は通常量、3月第2週から10%増、3月第3〜4週は15〜20%増など、販売状況を見ながら調整します。
一度に大量仕入れするより、週単位で増やした方が過剰在庫を防ぎやすくなります。
需要低下前に前年実績から仕入れを減らす
反対に需要が落ちる時期は、仕入れを早めに減らします。
前年8月の販売数が通常月より30%少なかった場合、7月後半から仕入れ数量を10〜20%減らす方法があります。
売上が落ちてから減らすのではなく、前年データを使って事前に調整することがポイントです。
長期在庫率と在庫原価から季節の積み上がりを読む
さらに、月別の「30日以上在庫率」を記録すると季節との関係が見えてきます。
例えば5月の長期在庫率8%、6月12%、7月18%、8月25%だった場合、夏に向かって在庫が積み上がっている可能性があります。
この状態なら6月頃から仕入れ量を抑える必要があります。
在庫金額でも確認しましょう。
在庫鉢数が200鉢から250鉢へ25%増えただけでも、高単価商品が多ければ在庫金額は40%以上増えていることがあります。
そのため月末に「在庫鉢数」と「在庫原価」の2つを記録します。
例えば6月末在庫原価50万円、7月60万円、8月75万円と増えているのに売上が減少している場合、仕入れ量を早急に見直す必要があります。
数量・予算上限と4項目で年間カレンダーを作る
市場で魅力的な商品が多い月でも、年間計画を優先します。
「今日は良い商品が多いから」と予定より30%、40%多く仕入れると、季節需要とのズレが生じます。
市場へ行く前に「今週の仕入れ上限100鉢」「予算20万円」など数量と金額の両方を決めておくと、仕入れすぎを防ぎやすくなります。
また、季節変動を把握するには最低でも12か月分のデータが理想ですが、データがない場合はまず3か月から始めても構いません。
毎月の販売数、仕入れ数、月末在庫数、30日以上在庫数の4項目を記録します。
1年後には自店独自の年間仕入れカレンダーを作れるようになります。
観葉植物市場で季節外れの在庫を増やさないためには、「市場に何があるか」だけで仕入れを決めず、「自店では何月に何が売れるか」を確認することが重要です。12か月の販売データを蓄積し、繁忙期の3〜4週間前から仕入れを増減させることで、季節需要に合った在庫を作りやすくなります。
よくある質問
Q1. 季節別の販売データは何か月分必要ですか?
A. 理想は12か月分です。データがない場合は、まず3か月程度から記録を始めましょう。
Q2. 繁忙期の仕入れはいつから増やせばよいですか?
A. 需要が増える3〜4週間前から10〜20%程度ずつ段階的に調整する方法があります。
Q3. 月別販売数だけ確認すればよいですか?
A. 小型・中型・大型などカテゴリー別販売数も確認すると、より具体的な仕入れ計画を立てられます。
Q4. 閑散期はどの程度仕入れを減らせばよいですか?
A. 前年販売数を基準に、まず10〜20%程度減らして在庫状況を確認するとよいでしょう。
Q5. 季節ごとの過剰在庫はどう確認できますか?
A. 月末在庫数、在庫原価、30日以上在庫率を月別に比較すると把握しやすくなります。
まとめ
観葉植物市場で季節外れの商品を仕入れて売れ残る場合は、過去12か月の販売データを月別に整理しましょう。月平均200鉢でも、繁忙月320鉢、低調月150鉢なら必要な仕入れ数量は大きく異なります。繁忙期の3〜4週間前から10〜20%ずつ仕入れを増やし、需要が落ちる時期は早めに減らします。さらに、小型・中型・大型の販売比率、30日以上在庫率、在庫原価も確認することで、季節需要に合わせた仕入れが可能になります。
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