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観葉植物市場で仕入れた植物の品質にばらつき!仕入れ基準を数値化して失敗を減らす方法
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れた植物の品質にばらつき!仕入れ基準を数値化して失敗を減らす方法
観葉植物市場で同じ品種を仕入れているのに、「今回は状態がとても良かった」「前回は葉傷みが多く販売しづらかった」と品質のばらつきに悩むことがあります。観葉植物は生きた商品なので、まったく同じ品質を毎回揃えることは難しいものです。しかし、担当者の感覚だけで良し悪しを決めていると、仕入れ基準が安定しません。そこで有効なのが、葉・樹形・幹・鉢・価格などの確認項目を点数化する方法です。今回は、観葉植物市場で品質差による仕入れ失敗を減らすためのチェック基準を具体的に解説します。
葉・樹形・幹・株元・価格を100点で評価する
観葉植物市場で品質を判断するとき、「きれい」「少し傷んでいる」「樹形が良い」といった感覚的な表現を使うことが多くあります。
経験者であれば判断できますが、担当者によって基準が異なると、仕入れ品質も変わります。
そこで、品質を5項目程度に分けて評価します。
一例として「葉の状態25点」「樹形25点」「幹・茎20点」「株元・鉢15点」「価格適正15点」の合計100点です。
葉の状態が非常に良ければ25点、目立つ傷みが少しあれば20点、販売に影響する傷みが複数ある場合は10点以下など、自店なりの基準を作ります。
樹形についても、正面だけでなく前後左右の4方向程度から見ます。
360度バランスが良い商品は25点、片側に多少偏るが陳列で対応できる商品は20点、販売しづらい偏りが大きい場合は10点以下などにします。
幹・茎は折れや大きな傷、支柱とのバランスなどを確認します。
株元・鉢では、鉢の破損やぐらつき、見た目に気になる状態がないかを確認します。
通常価格との差に応じ価格評価を下げる
価格については、通常仕入れ価格との差を数字で見ます。
たとえば通常2,000円の商品が2,100円なら5%高い程度です。2,800円なら40%高くなっています。
品質が非常に良い場合は高値でも仕入れる判断がありますが、「通常より20%以上高い場合は価格点を下げる」などルールを決めておくと判断が統一しやすくなります。
85点以上・70〜84点・69点以下で可否を分ける
合計点で仕入れ可否を分けます。
たとえば85点以上はA評価で積極仕入れ、70〜84点はB評価で価格・在庫を見て判断、69点以下はC評価で原則見送りとします。
市場で100鉢すべてを細かく採点するのは大変なので、高単価商品、新商品、大型商品など重点商品だけ採点する方法でも構いません。
通常商品の場合は5項目を○・△・×の3段階でチェックする簡易版にします。
たとえば葉○、樹形○、幹○、鉢△、価格○なら仕入れ候補。葉×がある場合は見送りなど、最低基準を決めます。
品質点と在庫条件を分けて仕入れを判断する
重要なのは、「合計点が高ければ必ず買う」ということではありません。
現在庫や販売速度も確認します。
95点の素晴らしい商品でも、同じ品種が20鉢在庫し、週1鉢しか売れていないなら仕入れる必要はありません。
そこで品質点とは別に、「在庫条件」を追加します。
現在庫が2週間分以内なら仕入れ可、4週間分以上ある場合はA評価でも見送りなど、品質と在庫を分けて判断します。
評価別の30日販売率と値下げ率を比較する
仕入れ後には品質評価と販売結果を比較します。
A評価20鉢のうち30日以内に18鉢売れたなら販売率90%です。
B評価20鉢で12鉢なら60%、C評価を例外で仕入れた10鉢で3鉢なら30%だったとします。
このような結果が3か月程度続けば、品質基準が販売結果と関連している可能性があります。
逆にA評価でも売れない場合は、品質以外に価格や顧客需要など別の要因を見直す必要があります。
また、値下げ率も品質評価別に確認できます。
A評価は値下げ5%、B評価15%、C評価40%なら、C評価商品の仕入れを減らす根拠になります。
品質関連率と担当者間の採点差を減らす
品質トラブルも記録しましょう。
月200鉢仕入れて、葉傷みで値下げ5鉢、鉢破損2鉢、樹形で売れ残り8鉢なら合計15鉢です。
品質関連率は7.5%です。
基準導入後に5%、3%と減れば改善しています。
仕入れ担当者が複数いる場合は、月1回10鉢程度を一緒に評価する練習も有効です。
同じ商品に対してAさん90点、Bさん65点では基準差が大きいため、「葉傷みは何%まで許容するか」「樹形の偏りをどこまで認めるか」を話し合います。
毎月10〜15分程度でも、半年続ければ判断差を小さくしやすくなります。
評価別の代表写真を社内基準として残す
写真を残す方法も便利です。
A評価、B評価、見送り商品の代表例を各3〜5枚撮影し、社内基準として残します。
新しい担当者でも「この状態ならA」「この葉傷みなら見送り」と視覚的に理解できます。
観葉植物市場で品質を安定させるには、担当者の経験を否定するのではなく、経験を数値と写真へ変換することが重要です。葉、樹形、幹、鉢、価格という5項目程度を共通化し、85点以上、70点以上など自店の基準を作ることで、仕入れ品質のばらつきを減らせます。
よくある質問
Q1. 観葉植物の品質は点数化できますか?
A. 完全に数値化することは難しいですが、葉、樹形、幹、鉢、価格など5項目程度に分けて評価する方法があります。
Q2. 何点以上なら仕入れるとよいですか?
A. 一例として85点以上をA、70〜84点をB、69点以下をCにするなど、自店独自の基準を作るとよいでしょう。
Q3. すべての商品を100点満点で評価する必要がありますか?
A. 高単価、大型、新商品だけ詳細評価し、定番商品は○・△・×の簡易チェックにする方法があります。
Q4. 品質が良ければ在庫が多くても仕入れてよいですか?
A. 品質と在庫は別に判断しましょう。在庫が4週間分以上ある場合は良品でも見送るなどのルールが有効です。
Q5. スタッフ間で品質基準を揃える方法はありますか?
A. 月1回10鉢程度を一緒に評価し、写真付きのA・B・見送り例を共有すると基準を揃えやすくなります。
まとめ
観葉植物市場で仕入れ品質にばらつきがある場合は、葉、樹形、幹・茎、株元・鉢、価格など5項目程度を共通基準にしましょう。100点満点なら85点以上を積極仕入れ、70〜84点を条件付きなどに分ける方法があります。ただし、品質が良くても現在庫が多ければ見送るなど、販売データとの組み合わせが重要です。A評価商品の30日以内販売率、値下げ率、品質トラブル率を月1回確認し、基準を改善していくことで、観葉植物市場で安定した品質の商品を仕入れやすくなります。
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