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観葉植物市場で小ロット仕入れがうまくできない!少量多品種で在庫リスクを抑える方法
植物の仕入れ
観葉植物市場で小ロット仕入れがうまくできない!少量多品種で在庫リスクを抑える方法
観葉植物市場で仕入れをしていると、「同じ品種を多く買いすぎて売れ残る」「品揃えを増やしたいが在庫量が増えるのが怖い」と悩むことがあります。特に売場面積が限られている店舗では、1品種を10鉢、20鉢とまとめて仕入れるより、少量ずつ多くの種類を揃えた方が商品に変化を出しやすい場合があります。ただし、品種を増やしすぎると在庫管理が複雑になるため、数量ルールが必要です。今回は、観葉植物市場で少量多品種の仕入れを行い、在庫リスクを抑えながら売場の選択肢を増やす方法を具体的に解説します。
未検証商品は1品種3〜5鉢で選択肢を増やす
観葉植物市場で仕入れをするとき、「安いからケース単位で多く買う」「定番だから20鉢まとめて仕入れる」といった判断をすると、一度の仕入れは効率的に見えます。
しかし、販売速度が予想より遅ければ、同じ商品が大量に残ることになります。
たとえば10品種を各10鉢仕入れれば合計100鉢です。
一方、25品種を各4鉢仕入れても同じ100鉢です。
総在庫数は同じでも、後者の方が品種の選択肢は2.5倍になります。
そこで、販売実績が分からない商品については「1品種3〜5鉢」を基本にする方法があります。
定番で週10鉢以上売れる商品だけ10〜20鉢、それ以外は3〜5鉢と数量を変えます。
たとえば100鉢仕入れる場合、定番5品種を各10鉢で50鉢、新商品10品種を各3鉢で30鉢、季節商品5品種を各4鉢で20鉢という構成です。
合計20品種・100鉢になります。
この方法なら定番商品を確保しつつ、売場に新しい商品も増やせます。
販売速度に応じA・B・Cで仕入れロットを変える
次に重要なのが、「小ロット仕入れ=全部少なくする」ではないことです。
週平均8鉢売れる定番商品を3鉢しか仕入れなければ、すぐ欠品します。
商品をA・B・Cの3段階に分類します。
A商品は週5鉢以上など安定して売れる定番で、2週間分を基準にします。
週5鉢なら10鉢程度です。
B商品は月3〜5鉢程度売れる準定番で、3〜5鉢程度。
C商品は新商品・希少商品で1〜3鉢程度です。
このように販売速度によってロットを変えることで、欠品と過剰在庫の両方を防ぎやすくなります。
管理できる品種上限を決め入れ替え方式を使う
また、品種数の上限も設定します。
少量多品種だからといって、100品種、200品種と増やすと在庫確認が大変になります。
たとえば売場面積やスタッフ数を考え、常時40品種まで、50品種までなど管理可能な上限を決めます。
現在35品種なら新規5品種まで。新しい品種を5つ入れるなら、売れない既存5品種を入れ替えるという考え方です。
この「入れ替え方式」を採用すると、品種数が無制限に増えることを防げます。
3→5→8→10鉢と再仕入れ数量を段階的に増やす
小ロット商品では再仕入れのスピードも重要です。
3鉢しか仕入れていない商品が2日で完売した場合、次回の市場仕入れまで1か月あると販売機会を逃します。
そこで小ロット仕入れを行う場合は、週1回または月2〜4回など、追加仕入れできる環境との組み合わせを考えます。
初回3鉢、7日以内に3鉢完売なら次回5鉢、さらに14日以内に4鉢以上売れれば8鉢など段階的に増やします。
3→5→8→10鉢と増やせば、需要を確認しながら売れ筋を育てられます。
逆に3鉢仕入れ、30日で1鉢しか売れなければ追加しません。
この方法なら売れない商品の在庫は最大2鉢程度に抑えられます。
30日以内販売率で増量・継続・停止を判定する
小ロット仕入れでは「30日以内販売率」を使うと評価しやすくなります。
月20品種テストし、30日以内に完売した商品8品種、50%以上売れた7品種、50%未満5品種だったとします。
完売8品種は増量候補、50%以上7品種は継続、50%未満5品種は仕入れ停止や入れ替え候補とします。
少量多品種を3〜5テーマにまとめて陳列する
また、少量多品種は売場演出にも向いています。
同じ商品20鉢を一列に並べるより、5品種を各4鉢並べる方が葉色や形に変化が出やすくなります。
ただし、商品が細かく散らばると管理しにくいため、「小型新商品」「斑入り」「吊り下げ」など3〜5テーマ程度にまとめて陳列すると見やすくなります。
新商品予算を分散し1品種の原価上限を設ける
仕入れ金額も分散させましょう。
新商品予算が月5万円なら、1品種に2万円使うのではなく、10品種に5,000円ずつなど複数商品へ分けます。
10品種中3品種が売れなくても、予算全体への影響を抑えやすくなります。
また、1品種ごとの仕入れ原価上限も決めます。
新商品は1品種につき月間新商品予算の10%以内などのルールです。
5万円なら1品種5,000円までです。
高単価商品だけは別枠にし、1鉢から試す方法があります。
少量多品種の仕入れで重要なのは、「多くの種類を買うこと」ではなく「小さく試して、売れたものだけ増やすこと」です。
観葉植物市場で定番はしっかり確保し、新商品は1〜3鉢、準定番3〜5鉢と段階的に数量を変えることで、品揃えを豊富にしながら在庫リスクを抑えられます。
よくある質問
Q1. 新商品は何鉢くらい仕入れるのがよいですか?
A. 初回は1〜3鉢程度、低単価商品でも3〜5鉢程度から始めると在庫リスクを抑えやすくなります。
Q2. 定番商品も少量にした方がよいですか?
A. 定番は販売速度に合わせる必要があります。週5鉢売れるなら2週間分の10鉢程度など、必要在庫を確保しましょう。
Q3. 品種数は多ければ多いほどよいですか?
A. 管理可能な上限を決めることが重要です。常時40〜50品種など、売場やスタッフ数に合わせて設定しましょう。
Q4. 小ロット商品の追加仕入れはいつ判断しますか?
A. 7日、14日、30日の販売数を確認し、完売や高い消化率が続く場合に段階的に増量するとよいでしょう。
Q5. 売れない品種はどうすればよいですか?
A. 30日以内販売率が低い商品は追加を止め、新しい品種と入れ替える方法があります。
まとめ
観葉植物市場で在庫リスクを抑えながら品揃えを増やすには、少量多品種の仕入れが有効です。定番は2週間分、新商品は1〜3鉢、準定番は3〜5鉢など商品ランクで数量を分けましょう。初回3鉢が7日で完売すれば5鉢、さらに売れれば8鉢へ増やすなど段階的な仕入れがポイントです。また、品種数を40〜50品種など管理可能な範囲に設定し、売れない商品を新商品と入れ替える仕組みを作ります。観葉植物市場で「大量に当てる」のではなく、「少量で試して売れ筋だけ育てる」ことで、在庫を抑えながら魅力的な品揃えを作りやすくなります。
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