カート 0 カート

現在カート内に商品はございません。

× CLOSE

豊明卸問屋マガジン

観葉植物市場で仕入れた商品が売場に合わない!店舗コンセプトとズレない仕入れ基準の作り方

植物の仕入れ

観葉植物市場で仕入れた商品が売場に合わない!店舗コンセプトとズレない仕入れ基準の作り方

観葉植物市場で魅力的な植物を見つけて仕入れたものの、「自店の雰囲気に合わない」「他の商品と並べると浮いて見える」と困ることがあります。観葉植物市場には非常に多くの商品が並ぶため、目の前の商品だけを見て判断すると、店舗全体のコンセプトから仕入れがズレてしまうことがあります。売場に統一感がなくなると、お客様が店の特徴を理解しにくくなり、商品選びにも迷いやすくなります。今回は、観葉植物市場で店舗コンセプトに合う商品を選ぶために、価格帯・サイズ・葉色・用途などを数字で整理する方法を解説します。

サイズ・価格帯・葉色を比率にして売場構成を決める

観葉植物市場で仕入れた商品が売場に合わない原因の一つは、「商品単体では良いが、店全体で見ると方向性が違う」ということです。

たとえば小型観葉植物と手頃な価格帯を中心に販売している店舗が、突然大型で高単価な希少品種を大量に仕入れると、売場全体のバランスが崩れる可能性があります。

まず、自店の売場コンセプトを数字に置き換えてみましょう。

たとえば「小型中心」「3,000円以下が主力」「初心者向けが多い」という店舗であれば、仕入れ構成を小型60%、中型30%、大型10%、販売価格3,000円未満50%、3,000〜5,000円30%、5,000円以上20%などに設定します。

このように比率を決めておけば、市場で魅力的な商品を見つけても、全体の構成を崩さずに判断しやすくなります。

次に、葉色や樹形も分類します。

たとえば「濃い緑」「明るい緑」「斑入り」「個性的な葉形」の4カテゴリーに分け、100鉢仕入れるなら濃い緑50鉢、明るい緑25鉢、斑入り15鉢、個性的な葉形10鉢など、自店の売場に合う構成を決めます。

売場がナチュラルで落ち着いた印象なのに、個性的で派手な商品を全体の40%まで増やすと統一感が崩れる可能性があります。

用途別実績とA・B・C評価で商品の上限を設定する

用途でも分けるとさらに判断しやすくなります。

「自宅用」「ギフト」「オフィス」「店舗装飾」の4用途に分類し、過去3〜6か月の販売割合を確認します。

たとえば自宅用65%、ギフト20%、オフィス10%、店舗装飾5%だった場合、仕入れもこの構成を大きく外さないようにします。

市場で大型商品が目立っていても、オフィス・店舗装飾需要が15%しかないのであれば、大型商品を全体の50%まで増やすのは慎重に判断する必要があります。

また、コンセプトに合うかどうかを3段階で評価する方法もあります。

「A=非常に合う」「B=少し変化を出せる」「C=店舗の方向性から外れる」と分類します。

仕入れ100鉢ならA商品70鉢、B商品20鉢、C商品10鉢以内などと上限を設定します。

C商品を完全に禁止する必要はありません。あえて少数仕入れることで売場にアクセントを加えることもできます。ただし、全体の10%程度など上限を決めておくことが重要です。

販売構成と仕入れ構成の20ポイント差を調整する

次に、直近100件程度の販売データと仕入れ構成を比較します。

販売実績が小型70%なのに、仕入れが小型40%まで下がっている場合、数か月後には売場が大型中心へ変わってしまう可能性があります。

そのため月1回、「販売構成」と「仕入れ構成」を比較します。

たとえば販売は小型65%、仕入れは小型60%なら大きなズレはありません。販売65%に対し仕入れ35%なら30ポイント差があります。

このような差が20ポイント以上あるカテゴリーは、次回仕入れで調整対象にする方法があります。

10〜20%の変化枠を30日販売率と売場写真で検証する

店舗コンセプトは固定しすぎないことも大切です。お客様のニーズや市場の流行が変われば、売場も少しずつ変化させる必要があります。

そこで、全体の10〜20%程度を「変化枠」として設定します。

100鉢仕入れるなら10〜20鉢です。この枠で新しい葉色やサイズ、価格帯をテストします。

テスト商品は1品種2〜3鉢程度から始め、30日以内販売率を確認します。3鉢中3鉢売れれば反応は良好、3鉢中1鉢以下なら次回は数量を抑えます。

また、月1回売場写真を同じ位置から3〜5枚程度撮影すると、コンセプトのズレを視覚的に確認できます。

3か月前と現在を比較し、「大型が増えすぎた」「葉色が似たものばかり」などを確認して次回の仕入れに反映します。

観葉植物市場では良い商品を選ぶことも大切ですが、「自店にとって良い商品か」を考えることがより重要です。サイズ、価格帯、葉色、用途という4つの構成比を数字で管理し、全体の10〜20%だけ変化させることで、店舗の魅力を保ちながら新しい商品にも挑戦できます。

よくある質問

Q1. 店舗コンセプトに合う商品はどう判断すればよいですか?

A. サイズ、価格帯、葉色、用途など4項目程度に分け、過去3〜6か月の販売構成と比較すると判断しやすくなります。

Q2. コンセプトから外れる商品は仕入れない方がよいですか?

A. 完全に排除する必要はありません。全体の10〜20%程度を変化枠として新しい商品を試す方法があります。

Q3. 売場の偏りはどのくらいの頻度で確認しますか?

A. 月1回程度、仕入れ構成と販売構成を比較するとよいでしょう。

Q4. 売場写真は役立ちますか?

A. はい。毎月同じ位置から3〜5枚撮影すると、サイズや葉色の偏りを視覚的に確認しやすくなります。

Q5. 販売構成と仕入れ構成にどの程度差があると見直すべきですか?

A. 一例として20ポイント以上の差があるカテゴリーを次回仕入れで調整する方法があります。

まとめ

観葉植物市場で仕入れた商品が売場に合わない場合は、仕入れを商品単体ではなく店舗全体で考えることが重要です。小型・中型・大型、価格帯、葉色、用途などの構成比を決め、月1回販売実績と比較しましょう。販売が小型65%なのに仕入れが35%なら30ポイントのズレがあります。こうした差を数字で確認し、次回仕入れで調整します。また、全体の10〜20%を変化枠にすることで、新商品にも挑戦しながら店舗コンセプトを維持できます。観葉植物市場の豊富な品揃えを、自店らしい売場づくりにつなげていきましょう。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

関連ページを見る

観葉植物市場
観葉植物仕入れ
売場づくり
店舗コンセプト
観葉植物卸
植物市場
園芸市場
品揃え
園芸店経営
観葉植物販売

この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

ページトップへ