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観葉植物市場で高単価商品を仕入れるのが怖い!失敗を減らす仕入れ判断の基準
植物の仕入れ
観葉植物市場で高単価商品を仕入れるのが怖い!失敗を減らす仕入れ判断の基準
観葉植物市場で樹形の良い大型植物や希少品種を見つけても、「高いから売れ残ったら怖い」「1鉢仕入れるだけでも資金負担が大きい」と迷うことがあります。高単価の観葉植物は1鉢売れたときの売上が大きい一方、長期間売れなければ在庫資金が固定され、売場スペースも圧迫します。だからといって高単価商品をまったく扱わないと、客単価や売場の魅力を高める機会を逃すこともあります。今回は、観葉植物市場で高単価商品を仕入れる際に確認したい具体的な判断基準を紹介します。
価格帯別の需要と販売速度から少量仕入れを決める
観葉植物市場で高単価商品を仕入れるときに最も重要なのは、「高いから売れない」と決めつけるのではなく、自店で実際にどの価格帯の商品が売れているかを確認することです。
まず直近6か月程度の販売履歴を価格帯別に分類します。たとえば販売価格を「5,000円未満」「5,000〜1万円」「1万〜2万円」「2万円以上」の4段階に分けます。
6か月で200鉢販売し、そのうち1万円以上の商品が40鉢なら全体の20%です。さらに2万円以上が10鉢売れているのであれば、高単価商品にも一定の需要があることが分かります。
次に確認したいのが販売速度です。2万円の商品が月2鉢売れているのに、10鉢仕入れると約5か月分の在庫になります。高単価商品ほど少量から始めることが重要です。
初めて扱う商品であれば、基本は1鉢からテストする方法が安全です。販売実績がある商品でも、月2鉢売れるなら2〜4鉢程度など、1〜2か月分の在庫から検討します。
利益額と目標販売期間で長期在庫へ段階対応する
また、仕入れ原価だけでなく粗利益額も確認します。たとえば仕入れ価格8,000円の商品を1万5,000円で販売する場合、単純な差額は7,000円です。一方、仕入れ価格2万円の商品を3万円で販売すれば差額は1万円です。
高単価商品は利益率だけ見ると低くても、1鉢あたりの利益額が大きい場合があります。そのため「利益率」と「利益額」の両方を見ることが重要です。
ただし、在庫期間が長くなると管理コストが発生します。大型植物であれば、1週間に数回の状態確認、水やり、葉の清掃、移動などが必要になることがあります。
高単価商品を3か月、6か月と長期間在庫する場合、目に見えない管理負担も増えます。そこで「何日以内に売るか」という目標を設定します。
たとえば販売価格2万円以上の商品は60日以内、1万円台の商品は45日以内など、自店なりの目標を決めます。30日、60日、90日のタイミングで販売状況を見直す仕組みも有効です。
30日経過して反応が少なければ陳列場所を変更する、60日経過したらSNSや店頭で重点的に紹介する、90日経過したら価格や仕入れ方を見直すなど、段階的に対応します。
一点物の発信と予算比率で高単価枠を管理する
さらに、高単価商品は「一点物」としての魅力を伝えることも重要です。樹形、幹の曲がり、葉のボリュームなど、同じ品種でも1鉢ずつ個性があります。
仕入れ時に正面、側面、全体の3〜5枚程度の写真を撮影し、店頭だけでなくSNSやオンラインでも紹介すれば、購入候補者に見てもらえる機会を増やせます。
また、高単価商品ばかりに仕入れ予算を使わないようにします。月間仕入れ予算50万円の場合、高単価商品の枠を10〜20%程度、5万〜10万円までと決める方法もあります。
1鉢5万円の商品を仕入れれば、それだけで高単価枠を大きく使います。この場合、別の高額商品を追加するかどうかを慎重に判断できます。
観葉植物市場で高単価商品を仕入れる際には、仕入れ価格だけで恐れるのではなく、「過去6か月の販売実績」「月販売数」「粗利益額」「目標販売期間」「予算比率」の5つを確認することが重要です。
数字を基準にすれば、高単価商品も無計画なギャンブルではなく、管理可能な仕入れ商品として扱いやすくなります。
よくある質問
Q1. 高単価の観葉植物は何鉢から仕入れるのがよいですか?
A. 初めて扱う商品なら1鉢から始め、販売実績がある場合でも1〜2か月分程度の数量から検討すると安全です。
Q2. 高単価商品は利益率が高くないと仕入れない方がよいですか?
A. 利益率だけでなく、1鉢あたりの粗利益額や販売速度も確認することが重要です。
Q3. 高単価商品は何日くらいで売るのが理想ですか?
A. 店舗によりますが、45日や60日など目標販売期間を決め、30日ごとに状況を確認すると管理しやすくなります。
Q4. 売れない場合はすぐ値下げするべきですか?
A. まず陳列場所、写真、紹介方法などを見直し、その後に価格調整を検討するとよいでしょう。
Q5. 高単価商品に使う予算はどのくらいがよいですか?
A. 一例として月間仕入れ予算の10〜20%程度を上限にする方法があります。店舗の販売実績に合わせて調整してください。
まとめ
観葉植物市場で高単価商品を仕入れる際は、金額の大きさだけで判断せず、販売実績と在庫期間を数字で確認しましょう。直近6か月の販売履歴を価格帯別に分析し、月に何鉢売れているかを把握することが第一歩です。初回は1鉢から、実績商品でも1〜2か月分程度に抑え、30日、60日、90日など定期的に販売状況を見直します。また、月間仕入れ予算の10〜20%程度を高単価枠として設定すれば、資金を偏らせにくくなります。高単価商品もルールを決めて仕入れることで、売場の魅力と利益の両方につなげやすくなります。
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