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豊明卸問屋マガジン

観葉植物市場で仕入れ数量を読み違える!欠品と過剰在庫を減らす発注基準

植物の仕入れ

観葉植物市場で仕入れ数量を読み違える!欠品と過剰在庫を減らす発注基準

観葉植物市場で仕入れをしていると、「売れると思って多めに仕入れたら在庫が残った」「逆に少なく仕入れすぎてすぐ欠品した」という悩みが起こります。観葉植物は生き物のため、余った在庫を長期間そのまま置いておくことが難しく、数量判断のズレが利益に直結しやすい商品です。一方で、在庫を減らしすぎると人気商品が欠品し、販売機会を逃す可能性があります。今回は、観葉植物市場で仕入れ数量を決める際に役立つ、週間販売数や安全在庫を使った具体的な発注基準を紹介します。

週販売数・現在庫・安全在庫から補充量を計算する

観葉植物市場で仕入れ数量を決めるとき、「前回10鉢買ったから今回も10鉢」といった感覚的な判断を続けると、在庫が増えたり欠品が発生したりしやすくなります。

まず確認したいのが、1週間あたりの販売数です。たとえばある観葉植物が過去4週間で「4鉢、6鉢、5鉢、5鉢」売れている場合、週平均は5鉢です。

次回仕入れまで1週間なら、最低でも5鉢前後が必要になります。ただし現在庫が3鉢残っているのであれば、単純には2鉢程度補充すれば1週間分を確保できます。

しかし、販売数は毎週同じではありません。そこで安全在庫を設定します。たとえば週平均販売数5鉢の商品について、安全在庫を2鉢と決めた場合、「次回仕入れまでに必要な5鉢+安全在庫2鉢-現在庫3鉢」で、仕入れ数量の目安は4鉢となります。

このように簡単な計算式を作ることで、担当者の感覚だけに頼らず数量を決められます。

在庫日数と仕入れ間隔に合わせて目標量を決める

また、商品ごとに在庫日数を把握することも重要です。週5鉢売れる商品を20鉢持っているなら約4週間分の在庫です。一方、週1鉢しか売れない商品を10鉢持っていれば約10週間分になります。

観葉植物は長期間在庫すると、水やり、清掃、葉の手入れ、置き場所の確保など管理負担が増えます。そこで、定番商品は2〜3週間分、新商品は1〜2週間分など、自店なりの在庫目標を設定します。

たとえば週10鉢売れる定番商品なら20〜30鉢、週2鉢売れる商品なら4〜6鉢程度という考え方です。

ただし、販売数量だけではなく、次回仕入れまでの日数も考慮する必要があります。週1回市場へ行ける店舗と、月2回しか行けない店舗では必要在庫が異なります。

月2回、約14日間隔で仕入れる場合、週5鉢売れる商品なら次回仕入れまでに約10鉢必要です。安全在庫を3鉢とするなら13鉢程度を基準に考えます。

季節変動と欠品回数から発注基準を更新する

次に重要なのが、季節変動です。過去4週間の平均だけを見るのではなく、前年同月や直近3か月の販売数も確認します。春に週10鉢売れる商品が冬には週3鉢しか売れない場合、年間を通じて同じ数量を仕入れる必要はありません。

おすすめは、主要20品種程度について「週販売数」「現在庫」「安全在庫」「次回仕入れ日」を一覧にする方法です。週1回、10〜15分程度確認するだけでも、数量判断がしやすくなります。

さらに、欠品回数も記録しましょう。3か月で12回仕入れを行い、ある商品が4回欠品した場合、その商品は仕入れ数量や安全在庫が少なすぎる可能性があります。反対に12回すべて在庫が余っていた場合は、仕入れ数量を減らす余地があります。

過剰在庫と欠品の両方を防ぐためには、「多めに仕入れておけば安心」という考え方から、「必要な量だけ補充する」という考え方へ切り替えることが重要です。

観葉植物市場での仕入れ数量は、週平均販売数、現在庫、安全在庫、次回仕入れまでの日数という4つの数字を基準に考えることで、より安定した発注ができるようになります。

よくある質問

Q1. 観葉植物の仕入れ数量は何を基準に決めればよいですか?

A. 週平均販売数、現在庫、安全在庫、次回仕入れまでの日数の4項目を基準にすると判断しやすくなります。

Q2. 安全在庫は何鉢くらい必要ですか?

A. 商品によりますが、週販売数の20〜50%程度など、自店の欠品状況に合わせて設定する方法があります。

Q3. 在庫は何週間分持つのがよいですか?

A. 一例として定番商品は2〜3週間分、新商品は1〜2週間分から始め、販売速度に合わせて調整するとよいでしょう。

Q4. 欠品が多い商品はどうすればよいですか?

A. 安全在庫を増やす、仕入れ頻度を上げる、発注タイミングを早めるなどの対策を検討しましょう。

Q5. 仕入れ数量はどのくらいの頻度で見直すべきですか?

A. 主要商品については週1回程度、少なくとも月1回は販売数と在庫数を確認することをおすすめします。

まとめ

観葉植物市場で仕入れ数量を読み違えないためには、感覚ではなく数字で判断することが重要です。週平均販売数、現在庫、安全在庫、次回仕入れまでの日数を確認し、必要な数量だけを補充する仕組みを作りましょう。主要20品種程度から週1回確認を始めるだけでも、欠品と過剰在庫の両方を減らしやすくなります。また、季節によって販売数が変わる商品は前年同月や直近3か月の実績も確認しましょう。適正在庫を維持することが、観葉植物市場での安定した仕入れと利益確保につながります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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