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豊明卸問屋マガジン

【観葉植物を仕入れ過ぎて検品が終わらない!卸売市場からの入荷作業を減らす仕入れ方法】

植物の仕入れ

【観葉植物を仕入れ過ぎて検品が終わらない!卸売市場からの入荷作業を減らす仕入れ方法】

「市場から大量に観葉植物を仕入れたら、検品や値付けだけで半日かかった」「商品は揃ったけれど、売場へ出すまでに時間がかかり過ぎる」と困っていませんか。観葉植物卸売市場での仕入れでは、購入数量だけでなく、店舗へ戻った後の検品・値付け・清掃・陳列まで考えることが重要です。大量に仕入れても作業能力を超えてしまえば、新着商品をすぐ販売できません。今回は、店舗の作業人数や処理能力から逆算して、無理のない仕入れ数量を決める方法を解説します。

検品能力と入荷作業時間から仕入れ数量を決める

観葉植物卸売市場で仕入れを行うとき、多くの店舗では「何鉢必要か」「いくらまで使えるか」を中心に数量を決めています。

しかし、もう一つ忘れてはいけないのが、「仕入れた商品を何鉢処理できるか」です。

観葉植物は店舗へ届いた後、そのまま売場へ並べられるとは限りません。

一般的には、数量確認、品質検品、葉傷みの確認、害虫チェック、鉢の清掃、値付け、商品登録、陳列など複数の作業が発生します。

例えば1鉢あたり平均3分の入荷処理が必要だとします。

50鉢なら150分、100鉢なら300分、つまり5時間です。

スタッフ2人で作業すれば約2時間30分ですが、通常の接客やレジ業務をしながら行う場合はさらに時間がかかります。

1つ目は「1鉢あたりの処理時間を測ること」です。

まず実際に30鉢程度の入荷作業を行い、開始から終了まで何分かかったか記録します。

例えば30鉢で90分なら、1鉢平均3分です。

小型商品は2分、大型商品は5〜10分などカテゴリー別に測ると、より正確に判断できます。

2つ目は「1日の処理上限を決めること」です。

スタッフ2人で入荷対応に使える時間が合計4時間なら240分です。

1鉢3分なら理論上80鉢ですが、途中の接客などを考慮して70%程度に抑えると、約55鉢です。

つまり、その日の安全な入荷上限を50〜60鉢程度と設定できます。

3つ目は「仕入れ数量を処理能力から逆算すること」です。

市場で100鉢欲しくなっても、店舗で当日50鉢しか処理できないなら、2回に分ける方法を検討します。

例えば火曜日50鉢、金曜日50鉢に分ければ、1回あたりの作業負担を半分にできます。

4つ目は「小型と大型を同じ1鉢として数えないこと」です。

3号植物50鉢と10号植物50鉢では作業負担が大きく異なります。

例えば小型1ポイント、中型2ポイント、大型4ポイントとして換算します。

店舗の1日処理能力を100ポイントとし、小型40鉢、中型20鉢、大型5鉢なら、40+40+20=100ポイントです。

このようにすると鉢数だけより現実的な上限を作れます。

5つ目は「市場での仕入れ日を固定すること」です。

入荷日が毎週バラバラだと、スタッフ配置が難しくなります。

例えば火曜日と金曜日を仕入れ日とし、その日は入荷作業スタッフを1人多く配置するなど、勤務体制と連動させます。

6つ目は「繁忙日に大量仕入れしないこと」です。

土日が店舗の繁忙日なら、金曜夕方に100鉢届くと売場準備が間に合わない可能性があります。

例えば水曜に入荷して木曜までに陳列を完了させ、週末に販売するなど、販売ピークから逆算します。

7つ目は「入荷処理の優先順位を決めること」です。

100鉢すべてを同じ順番で処理する必要はありません。

まず高額商品、害虫リスクの高い商品、新着としてSNS掲載する商品などを優先します。

例えば重点商品10鉢を最初の60分で処理し、残りを順次対応する方法があります。

8つ目は「値札や商品情報を事前準備すること」です。

定番品なら市場へ行く前に商品名や販売価格を登録しておきます。

店舗へ戻ってから毎回価格を考えると時間がかかります。

例えば定番20品種について値札テンプレートを準備しておけば、入荷後は数量確認と印刷だけで済みます。

9つ目は「一括処理できる商品を増やすこと」です。

同じ品種、同じサイズ、同じ販売価格の商品10鉢を1鉢ずつ登録するのではなく、まとめて処理します。

例えば同一商品12鉢なら、商品登録は1回、数量12とすることで入力作業を減らせます。

10個目は「入荷作業時間を週単位で記録すること」です。

月4回の入荷で毎回4時間なら月16時間です。

改善後に毎回3時間になれば月12時間となり、月4時間、年間48時間の削減です。

11個目は「仕入れ数量と販売速度の両方を見ること」です。

作業を効率化したからと仕入れ量を増やし過ぎると、今度は在庫が増えます。

処理能力100鉢でも販売が月150鉢しかないなら、週100鉢を仕入れる必要はありません。

販売量と作業能力のうち、低いほうを上限として考えます。

12個目は「売場へ出せない商品を増やさないこと」です。

処理待ちの商品がバックヤードに30鉢、40鉢と残っている状態では、新しい仕入れを控える判断が必要です。

例えば未処理在庫が20鉢以上あれば次回仕入れ量を30%減らすなどルールを決めます。

13個目は「入荷後24時間以内の売場投入率を見ること」です。

50鉢入荷して、24時間以内に45鉢売場へ出せれば90%です。

一方、25鉢しか出せなければ50%です。

目標を90%以上に設定し、達成できない場合は仕入れ数量か作業体制を見直します。

14個目は「入荷作業のボトルネックを特定すること」です。

検品に時間がかかるのか、値札作成なのか、商品登録なのかを確認します。

例えば全体4時間のうち商品登録が2時間なら、入力方法を改善する効果が大きいと分かります。

15個目は「市場での購入数量に作業コストを入れること」です。

仕入れ価格が安い商品でも、1鉢ずつ清掃・撮影・登録が必要なら作業負担が大きくなります。

例えば1鉢100円安くても、作業が通常より5分多くかかるなら人件費面でメリットが小さくなる場合があります。

観葉植物卸売市場での仕入れ量は、売上予測や予算だけではなく、店舗の入荷処理能力からも決める必要があります。仕入れた商品を24時間以内に販売できる状態へ持っていける数量を一つの上限とすることで、作業負担と在庫の両方を抑えやすくなります。

よくある質問

Q1. 1日の仕入れ上限はどう決めればよいですか?

A. 1鉢あたりの平均処理時間と、入荷作業に使えるスタッフ時間から逆算すると決めやすくなります。

Q2. 小型と大型は同じ鉢数で考えてよいですか?

A. 作業時間が違うため、小型1・中型2・大型4などポイント制にすると管理しやすくなります。

Q3. 入荷後どのくらいで売場へ出すべきですか?

A. 可能であれば24時間以内に90%以上の商品を販売可能な状態にすることを一つの目標にできます。

Q4. 未処理の商品が残っていても次の仕入れをしてよいですか?

A. 未処理在庫が多い場合は、次回仕入れ量を抑え、既存在庫の処理を優先したほうが安全です。

Q5. 入荷作業は何を記録すればよいですか?

A. 鉢数、作業人数、開始・終了時間、24時間以内の売場投入数を記録すると改善しやすくなります。

まとめ

観葉植物卸売市場で大量に仕入れても、店舗側の検品・値付け・陳列が追いつかなければ販売機会を逃します。まず1鉢あたりの入荷処理時間を測り、スタッフが当日対応できる数量から仕入れ上限を決めましょう。小型・中型・大型で作業負担をポイント化し、入荷後24時間以内に90%以上を売場へ出せる体制を目指す方法も有効です。販売量・予算・処理能力の3つから仕入れ数量を決めることで、無理のない店舗運営につながります。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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