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【同じ観葉植物でも何号を仕入れるか迷う!卸売市場で売れるサイズを見極める方法】
植物の仕入れ
【同じ観葉植物でも何号を仕入れるか迷う!卸売市場で売れるサイズを見極める方法】
「モンステラを仕入れたいけれど5号と7号のどちらが売れるか分からない」「同じ品種でサイズ違いをたくさん揃えたら在庫が増えてしまった」と困っていませんか。観葉植物卸売市場では、同じ品種でも3号、5号、7号、10号など複数サイズが流通しています。サイズが変われば仕入れ価格、販売価格、設置場所、購入するお客様も変わります。今回は、自店で売れやすい鉢サイズを販売実績から判断し、サイズ違いによる過剰在庫を防ぐ方法を解説します。
品種ごとの販売場所・価格・回転から売れる鉢サイズを選ぶ
観葉植物卸売市場で同じ品種が複数サイズ並んでいると、「せっかくだから全部揃えよう」と考えることがあります。
例えばモンステラ3号、5号、6号、7号、8号、10号まで仕入れれば、幅広いお客様に対応できそうに見えます。
しかし、サイズを増やすほどSKU数が増え、それぞれに在庫が必要になります。
6サイズ×各5鉢なら30鉢です。
実際には5号と7号しか売れない店舗なら、残り4サイズが長期在庫になる可能性があります。
1つ目は「過去3か月のサイズ別販売数を確認すること」です。
例えばモンステラの販売が、
3号:8鉢
5号:30鉢
7号:24鉢
10号:5鉢
だったとします。
この場合、5号と7号で全体の約81%を占めています。
次回仕入れは、この2サイズを中心にするのが合理的です。
2つ目は「販売数だけでなく販売日数を見ること」です。
5号は月10鉢売れて平均10日、7号は月8鉢で平均18日、10号は月3鉢で平均60日など、回転速度を確認します。
同じ販売数でも、短期間で売れるサイズほど在庫を持ちやすくなります。
3つ目は「サイズ別の粗利益額を見ること」です。
5号は1鉢粗利益1,000円×月10鉢=1万円です。
7号は粗利益2,500円×月8鉢=2万円です。
10号は粗利益5,000円×月3鉢=1万5,000円です。
販売数量だけなら5号が多くても、利益では7号が主力になる場合があります。
4つ目は「用途別にサイズを考えること」です。
3〜4号はデスクや棚、5〜7号はリビングや玄関、8〜10号以上は床置き・法人利用など、使われ方が異なります。
自店のお客様がどこへ置く商品を多く探しているのか確認します。
例えば「デスク用」の問い合わせが月20件、「大型床置き」が月5件なら、小型・中型を厚くする理由になります。
5つ目は「売場面積も考えること」です。
大型商品は1鉢の売上・利益が高くても、多くのスペースを使います。
例えば10号1鉢が0.5平方メートル、5号なら同じ面積に4〜6鉢置ける場合があります。
売場が小さい店舗では、販売速度が同程度なら小〜中型を優先するほうが効率的な場合があります。
6つ目は「サイズ別在庫日数を決めること」です。
例えば、
3〜5号:14日分
6〜7号:21日分
8号以上:30日分
など、自店の販売速度に合わせて上限を設定します。
小型を過剰に持つ必要もなく、大型を1か月以上持ち過ぎないよう管理できます。
7つ目は「全サイズを常時置かないこと」です。
売れにくいサイズは予約対応にする方法があります。
例えば5号と7号は常時在庫、10号は1鉢だけ見本、3号は季節限定などです。
「取り寄せ可能」と伝えれば、売場へすべて持つ必要はありません。
8つ目は「前後1サイズで代替すること」です。
6号が市場で欠品していても、5号や7号で提案できる場合があります。
そのため、5号・6号・7号すべて常に大量在庫するのではなく、主力2サイズ程度を持ち、欠品時は前後サイズを提案します。
9つ目は「サイズごとの価格差を見ること」です。
5号2,980円、6号3,980円、7号5,980円とした場合、お客様がどこで購入をためらうか確認します。
例えば5号から7号へ価格が約2倍になると、7号の販売数が急に落ちる可能性があります。
価格帯別の販売実績も合わせて見ましょう。
10個目は「新しいサイズは2〜3鉢から試すこと」です。
今まで扱っていなかった8号を市場で見つけても、最初から10鉢仕入れる必要はありません。
2〜3鉢仕入れ、30日以内にどのくらい売れるか確認します。
2鉢とも14日で売れれば次回4鉢へ増やすなど段階的に調整します。
11個目は「サイズ別の問い合わせ件数を記録すること」です。
在庫がないため販売実績が少ないサイズでも需要がある場合があります。
例えば10号在庫ゼロでも月8件問い合わせがあれば、大型在庫を1〜2鉢持つ価値があります。
12個目は「法人需要を分けること」です。
法人注文で10号が一度に10鉢売れたからといって、通常店頭仕入れを10鉢へ増やすのは危険です。
法人案件分と通常販売分を別に記録します。
例えば年間大型50鉢販売でも、そのうち40鉢が3案件によるものなら、通常在庫は少なくても問題ありません。
13個目は「季節でサイズ構成を変えること」です。
春は引っ越しや新生活向けの中型が動き、法人移転時期には大型が増えるなど変化することがあります。
過去12か月のサイズ別販売数を見て、繁忙期だけ大型比率を10%から20%へ増やすなど調整します。
14個目は「主力サイズを2つ決めること」です。
例えばフィカスは5号・7号、モンステラは4号・6号など、品種ごとに中心サイズを決めます。
市場で品質の良い別サイズがあったときだけ少量試すことで、在庫の複雑化を防げます。
15個目は「サイズ別売上構成を3か月ごとに確認すること」です。
以前は5号中心でも、最近7号の販売が伸びている可能性があります。
例えば5号構成比60%→40%、7号30%→50%へ変化しているなら、仕入れ比率も変更します。
16個目は「売れないサイズを品種のせいにしないこと」です。
モンステラ10号が売れないからと、モンステラ自体が売れないとは限りません。
5号がよく売れていればサイズの問題です。
品種別・サイズ別を分けて分析することで、人気品種を誤って仕入れ停止するのを防げます。
観葉植物卸売市場でサイズ選びに迷う場合は、「幅広く全部持つ」より、販売実績が高い主力サイズへ集中することが重要です。サイズ別の販売数、粗利益、販売日数、問い合わせを確認し、2つ程度の中心サイズを持つことで品揃えと在庫効率を両立できます。
よくある質問
Q1. 同じ品種は何サイズくらい置けばよいですか?
A. まず販売実績の高い1〜2サイズを中心にし、他サイズは少量または取り寄せ対応にすると在庫を抑えやすくなります。
Q2. 売れるサイズは何を見て判断しますか?
A. 過去3か月の販売数、平均販売日数、粗利益額、問い合わせ数を確認すると判断しやすくなります。
Q3. 大型サイズは在庫したほうがよいですか?
A. 店頭需要が少ない場合は1鉢程度の見本や予約対応にし、法人案件は別仕入れにする方法があります。
Q4. 新しいサイズは何鉢から試せばよいですか?
A. 2〜3鉢程度から始め、14〜30日の販売結果を確認して増やす方法がおすすめです。
Q5. サイズ構成はどのくらいの頻度で見直しますか?
A. 月ごとの販売を確認し、大きな構成変更は3か月に1回程度行うと実態に合わせやすくなります。
まとめ
同じ観葉植物で何号を仕入れるか迷う場合は、過去3か月のサイズ別販売数と販売日数を確認しましょう。すべてのサイズを常時在庫するのではなく、品種ごとに主力1〜2サイズを決め、その他は2〜3鉢のテストや予約対応にする方法が有効です。また、法人の大型注文は通常販売と分けて分析し、季節ごとにサイズ構成を調整しましょう。サイズを絞ることで在庫を減らしながら、売れる商品へ仕入れ予算を集中できます。
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