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【売れると思った観葉植物が全然動かない!卸売市場で仕入れ予測の外れを減らす方法】
植物の仕入れ
【売れると思った観葉植物が全然動かない!卸売市場で仕入れ予測の外れを減らす方法】
「これは絶対売れると思って仕入れたのに反応がない」「市場で人気に見えた商品を多めに買ったら在庫が残った」と悩んでいませんか。観葉植物卸売市場では、商品の見栄えやその場の人気だけで販売数を正確に予測することは難しいものです。しかし、過去の販売実績や価格帯、サイズ、販売日数を組み合わせることで、仕入れ予測の精度を高めることはできます。今回は、“売れると思ったのに売れない”を減らすための具体的な仕入れ判断方法を解説します。
仕入れ時の販売予測と実績を比較して外れを減らす
観葉植物卸売市場で仕入れを行う際、多くの担当者は「これは売れそう」「この商品は今人気だから多めに買おう」と予測しながら数量を決めています。
予測そのものは必要ですが、問題は「予測した結果を振り返っていないこと」です。
例えば10鉢仕入れた商品について、「14日以内に8鉢売れる」と予想したとします。しかし実際には14日で3鉢しか売れなかった場合、予測と実績には5鉢の差があります。
この差を記録せず、次回も同じ感覚で仕入れると失敗を繰り返しやすくなります。
1つ目は「仕入れ時に販売予測を記録すること」です。
商品ごとに、7日、14日、30日のどこまでに何鉢売れると予想するかを簡単に記載します。
例えば6鉢仕入れた商品なら、「14日で4鉢、30日で完売予定」とします。
仕入れ時に1商品10秒程度で記録できる簡単な形式で十分です。
2つ目は「予測と実績の差を確認すること」です。
14日後、予測4鉢に対して実績2鉢なら差はマイナス2鉢です。
逆に予測4鉢に対して6鉢完売ならプラス2鉢です。
月20商品について確認すると、自分が「売れると見過ぎる商品」「慎重に見過ぎる商品」が分かります。
3つ目は「価格帯別に予測精度を見ること」です。
例えば3,000円以下の商品は予測一致率80%、1万円以上では40%というように差が出る場合があります。
高額商品ほど販売速度の予測が難しいなら、初回仕入れ数量を1鉢に抑えるなど対策できます。
4つ目は「サイズ別に分析すること」です。
小型3〜4号は予測通り売れるが、大型8号以上は残りやすいなど傾向が出る場合があります。
例えば過去3か月で大型商品20鉢を仕入れ、30日以内に売れたのが8鉢なら販売率40%です。
この実績があるなら、市場で魅力的な大型商品を見つけても大量仕入れしないほうが安全です。
5つ目は「市場で人気=自店でも人気ではない」と理解することです。
市場で多くの買い手が見ている商品でも、自店の顧客層に合わない場合があります。
例えば市場では希少植物が注目されていても、自店の販売の70%が3,000〜5,000円の定番商品なら、希少品を増やし過ぎると需要とのズレが生じます。
6つ目は「似た商品の過去実績を確認すること」です。
初めて仕入れる商品でも、似たサイズ、価格、葉姿の商品が過去にどのくらい売れたか参考にできます。
例えば新しいフィカスを仕入れる場合、同じ7号、販売価格5,000〜7,000円の商品が平均何日で売れているか確認します。
過去平均が30日なら、初回から12鉢仕入れる必要はありません。
7つ目は「初回数量を予測の半分にすること」です。
確信が持てない新商品なら、「10鉢売れそう」と思っても初回は3〜5鉢程度にします。
14日以内にほぼ完売すれば次回数量を増やせます。
この方法なら予測が外れても在庫リスクを小さくできます。
8つ目は「売れた理由も分析すること」です。
予測以上に売れた商品が、本当に商品力で売れたとは限りません。
SNS投稿、店頭フェア、法人のまとめ買いなど特殊要因がある場合があります。
例えば10鉢中6鉢が法人注文なら、通常販売実績は4鉢です。
次回仕入れでは通常需要と特別需要を分けて考えます。
9つ目は「売れなかった理由を5分類すること」です。
価格、サイズ、品種、売場、季節の5項目程度に分けます。
20商品中10商品が予測未達で、そのうち6商品が高価格帯なら、「商品選び」より「価格帯予測」に問題がある可能性があります。
10個目は「予測一致率を月1回確認すること」です。
例えば20商品のうち、予測販売数±20%以内に収まった商品が14商品なら一致率70%です。
最初は60%でも、3か月後70%、半年後80%を目指すなど目標を作れます。
11個目は「担当者別に予測の癖を見ること」です。
A担当は新商品を多めに見積もる、B担当は大型商品を慎重に見積もるなど違いがあります。
月1回結果を共有し、担当者同士で判断基準を合わせると仕入れ精度を高めやすくなります。
12個目は「仕入れ予測を在庫日数へ置き換えること」です。
「売れそう」という言葉ではなく、「14日で70%売れる」「30日以内に完売見込み」と数字にします。
判断が曖昧になりにくく、後から評価できます。
13個目は「3か月ごとに予測ルールを更新すること」です。
例えば以前は新商品を6鉢仕入れていたものの、30日以内販売率が50%しかないなら、初回3鉢へ変更します。
逆に定番品で欠品が多いなら、仕入れ基準を10〜20%増やします。
14個目は「予測を当てることより外れ幅を小さくすること」です。
すべての商品を完全に予測するのは難しいものです。
重要なのは、予測が外れたときの損失を小さくすることです。
初回小ロット、数量上限、14日確認などを組み合わせれば、大きな仕入れミスを防げます。
15個目は「予測が外れた商品を次回市場前に確認すること」です。
前回売れなかった商品と似た品種を市場で再び見たとき、同じ失敗をしないようスマートフォンで履歴を確認します。
例えば「前回7号・6,980円が60日残った」と分かれば、今回同条件の商品は数量を抑える判断ができます。
観葉植物卸売市場での仕入れ予測は、経験だけではなく、予測と実績の差を繰り返し確認することで精度が高まります。「売れそう」を数字へ変え、14日・30日で答え合わせをする仕組みを作ることが重要です。
よくある質問
Q1. 仕入れ時に何を予測すればよいですか?
A. 14日以内に何鉢売れるか、30日以内に完売できるかなど、販売数量と期間をセットで記録すると分かりやすいです。
Q2. 新商品は予測数量そのまま仕入れてよいですか?
A. 最初は予測の半分程度、または2〜3鉢程度から試すと在庫リスクを抑えやすくなります。
Q3. 予測が外れる主な原因は何ですか?
A. 価格、サイズ、品種、売場、季節などが主な要因です。原因別に記録すると改善しやすくなります。
Q4. 仕入れ予測の精度はどう測りますか?
A. 予測販売数に対して実績が±20%以内に収まった商品の割合を確認する方法があります。
Q5. 予測データはどのくらい蓄積すればよいですか?
A. まず3か月程度記録し、半年〜1年蓄積すると季節ごとの傾向も把握しやすくなります。
まとめ
観葉植物卸売市場で仕入れ予測の外れを減らすには、「売れそう」という感覚を具体的な販売期間と数量へ変えることが重要です。仕入れ時に14日・30日の販売予測を記録し、実績との差を月1回確認しましょう。新商品は予測数量の半分程度から始め、価格帯やサイズ別の予測精度も分析します。予測を完全に当てることではなく、外れた場合の在庫損失を小さくする仕組みを作ることで、安定した仕入れにつながります。
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