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豊明卸問屋マガジン

【売れ筋の観葉植物が何度も欠品する!卸売市場で再発注のタイミングを逃さない方法】

植物の仕入れ

【売れ筋の観葉植物が何度も欠品する!卸売市場で再発注のタイミングを逃さない方法】

「売れ筋商品がなくなってから仕入れに気づく」「市場へ行く日まで待っていたら人気品種が欠品した」と困っていませんか。観葉植物販売では、売れ筋を多く仕入れるだけでなく、どのタイミングで再発注するかが重要です。補充が遅過ぎれば販売機会を逃し、早過ぎれば在庫過多になります。今回は、観葉植物卸売市場を利用する店舗が、販売速度と次回仕入れ日から適切な再発注タイミングを決める方法を解説します。

在庫下限と販売速度から売れ筋の再発注時期を決める

観葉植物卸売市場で安定した仕入れを行うためには、「何鉢買うか」だけでなく、「在庫が何鉢になったら次を探すか」を決める必要があります。

売れ筋商品がゼロになってから仕入れを考えると、次回市場に商品がなかった場合、数日から数週間欠品する可能性があります。

例えば週5鉢売れる商品があり、毎週金曜日に市場へ行くとします。

月曜日時点で在庫5鉢なら、通常ペースなら金曜日までにほぼなくなります。金曜日の市場で商品が欠品していれば、その後さらに1週間近く在庫ゼロになる可能性があります。

そこで重要になるのが「再発注点」です。

1つ目は「1日あたりの平均販売数」を計算することです。

例えば過去30日で30鉢売れたなら、1日平均1鉢です。

次回仕入れまで5日かかるなら最低5鉢必要です。

さらに安全在庫を2〜3鉢持つなら、在庫が7〜8鉢になった時点で次回仕入れ候補に入れることができます。

2つ目は「仕入れリードタイム」を考えることです。

市場へ週1回行く場合と、オンラインで翌日補充できる場合では再発注点が異なります。

週1回仕入れなら7〜10日分、翌日補充できるなら2〜3日分でも運用しやすくなります。

商品ごとに仕入れ方法を分けることも有効です。

3つ目は「安全在庫を商品ごとに変えること」です。

すべての商品に同じ3鉢を設定する必要はありません。

週10鉢売れる人気商品なら安全在庫5鉢、月2鉢しか売れない高額商品なら安全在庫0〜1鉢など、販売速度に合わせます。

売れ筋上位10品種だけ少し厚めに持つ方法が効率的です。

4つ目は「欠品率を記録すること」です。

例えば1か月30日のうち5日欠品していたなら欠品日数率は約17%です。

主力商品が月の15〜20%も欠品している状態なら、再発注点が遅過ぎる可能性があります。

まず売れ筋上位10商品について、欠品日数を毎月記録してみましょう。

5つ目は「市場で仕入れにくい商品は早めに動くこと」です。

毎週必ず入荷する商品と、月2回程度しか見ない商品では再発注点を変えます。

例えば平均販売数が同じでも、入荷率が30%しかない商品なら2週間分程度の在庫を持つなど、供給リスクを考慮します。

6つ目は「市場へ行く前日だけ確認しないこと」です。

在庫確認を仕入れ前日だけ行うと、急に売れた商品への対応が遅れます。

売れ筋上位10〜20品種は営業終了時に1日1回、または最低週3回程度確認します。

1品種10秒なら20品種でも約3〜4分です。

7つ目は「色分けすること」です。

在庫数を赤・黄・緑の3段階にすると分かりやすくなります。

例えば7日以上在庫がある商品は緑、4〜6日は黄、3日以下は赤とします。

赤の商品は次回市場で最優先、黄は条件次第、緑は追加不要というルールです。

8つ目は「再発注数量も決めておくこと」です。

在庫が減ったたびに大量仕入れすると在庫過多になります。

例えば適正在庫10鉢、再発注点5鉢なら、5鉢を追加して10鉢へ戻します。

15鉢、20鉢まで増やさないことが重要です。

9つ目は「販売急増時だけ臨時調整すること」です。

普段1日1鉢の商品が、SNS投稿後3日連続で1日3鉢売れた場合、通常の再発注点では欠品しやすくなります。

3日〜7日程度の短期販売速度を確認し、通常より20〜30%多めに補充するなど柔軟に対応します。

10個目は「欠品による問い合わせを記録すること」です。

在庫ゼロ期間に問い合わせが5件あれば、販売機会を逃している可能性があります。

例えば販売価格5,000円の商品で5件すべて購入意欲が高かったなら、最大25,000円分の売上機会です。

11個目は「過剰在庫とのバランスを見ること」です。

欠品を恐れて安全在庫を増やし過ぎると、今度は売れ残りが増えます。

毎月「欠品日数」と「30日以上在庫」の両方を確認します。

欠品は減ったが長期在庫が倍増した場合は、安全在庫を少し下げる必要があります。

12個目は「月1回再発注点を見直すこと」です。

販売速度は季節で変わります。

春は週5鉢でも冬は週2鉢になる商品なら、同じ再発注点を年間使うと冬に在庫が余ります。

最低でも3か月ごと、売れ筋上位商品は月1回見直す方法がおすすめです。

観葉植物卸売市場で欠品を減らすためには、在庫がなくなってから動くのではなく、「何鉢になったら次を探すか」を商品別に決めることが重要です。販売速度と仕入れまでの日数を組み合わせることで、欠品と過剰在庫の両方を抑えられます。

よくある質問

Q1. 再発注点はどう決めればよいですか?

A. 1日平均販売数×次回仕入れまでの日数に、安全在庫を加えて決める方法があります。

Q2. 安全在庫は何鉢必要ですか?

A. 商品によります。売れ筋は数日分、高額・低回転商品は0〜1鉢など販売速度に合わせて変えましょう。

Q3. 在庫確認はどのくらいの頻度がよいですか?

A. 売れ筋上位10〜20商品は毎日または週3回程度確認すると欠品を早めに発見できます。

Q4. 欠品率はどう確認しますか?

A. 1か月のうち在庫ゼロだった日数を記録し、月の日数に対する割合で確認できます。

Q5. 再発注点は一年中同じでよいですか?

A. 販売速度が季節で変わるため、月1回〜3か月に1回程度見直すことをおすすめします。

まとめ

売れ筋観葉植物の欠品を防ぐには、在庫ゼロになってから仕入れるのではなく、商品ごとに再発注点を決めることが重要です。過去30日の販売数から1日平均を計算し、次回仕入れまでの日数と安全在庫を加えて基準を作りましょう。売れ筋上位10〜20品種は毎日または週3回程度在庫を確認し、赤・黄・緑などで優先度を管理すると分かりやすくなります。欠品日数と長期在庫を毎月比較しながら、適正な再発注点へ調整していきましょう。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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