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【観葉植物を仕入れ過ぎて置き場がない!卸売市場で保管スペースから逆算する仕入れ方法】
植物の仕入れ
【観葉植物を仕入れ過ぎて置き場がない!卸売市場で保管スペースから逆算する仕入れ方法】
「市場で良い商品をたくさん仕入れたら、バックヤードに入りきらない」「売場が観葉植物でいっぱいになり、通路が狭くなった」と困っていませんか。観葉植物卸売市場では魅力的な商品が多く、価格や品質だけを見て仕入れてしまうと、保管スペースが足りなくなることがあります。観葉植物は鉢サイズだけでなく、葉張りや高さによって必要な面積が大きく変わります。今回は、売場とバックヤードの面積から適正な仕入れ数量を考える方法を具体的に解説します。
保管可能な鉢数と棚面積から仕入れ量を逆算
観葉植物卸売市場での仕入れでは、「いくらで買えるか」「何鉢売れるか」に意識が向きがちですが、実際には「どこに置くか」も非常に重要です。
特に大型観葉植物は、1鉢だけでも想像以上にスペースを使います。
例えば鉢径30cmの商品でも、葉張りが80cmあれば実際には直径80cm程度のスペースが必要になることがあります。単純に0.6平方メートル程度必要と考えると、10鉢で約6平方メートルです。
売場面積20平方メートルの店舗なら、大型10鉢だけで約30%を占める可能性があります。
1つ目は「商品サイズ別に必要面積を決めること」です。
例えば小型3〜4号は1鉢0.05平方メートル、中型5〜7号は0.15平方メートル、大型8〜10号以上は0.5平方メートルなど、自店独自の目安を作ります。
もちろん植物ごとに葉張りが異なるため正確ではありませんが、仕入れ数量を決める基準にはなります。
2つ目は「売場の最大在庫数を決めること」です。
例えば観葉植物売場が30平方メートルあり、通路や接客スペースとして40%を空けたい場合、商品に使えるのは約18平方メートルです。
その中で小型50鉢、中型30鉢、大型10鉢など、最大数量を設定します。
市場で良い大型商品を見つけても、現在大型在庫が9鉢なら追加は1〜2鉢程度に抑える判断ができます。
3つ目は「バックヤードを在庫の逃げ場にし過ぎないこと」です。
売場に置けない商品をすべてバックヤードへ置くと、お客様の目に触れず販売速度が落ちることがあります。
バックヤード在庫は、売場在庫の20〜30%程度までなど上限を設定すると管理しやすくなります。
例えば売場に100鉢あるなら、バックヤードは20〜30鉢程度を上限にするイメージです。
4つ目は「仕入れ前に空きスペースを確認すること」です。
市場へ行く前日または当日の朝に、売場とバックヤードの空き状況を確認します。
例えば大型ゾーンが満杯、中型は5鉢分、小型は20鉢分空いているなら、その日は小型中心の仕入れにします。
この確認に10分程度かけるだけでも、置き場のない商品を買うリスクを減らせます。
5つ目は「葉張りを確認すること」です。
同じ8号でも、細長く上へ伸びる商品と、横へ大きく広がる商品では必要スペースが違います。
市場では鉢径だけでなく、全高、最大横幅の2項目も確認しましょう。
例えば高さ160cmでも横幅60cmなら省スペースですが、横幅120cmなら2倍近い幅が必要です。
6つ目は「大型商品の仕入れ上限を鉢数ではなく面積で決めること」です。
例えば大型商品用スペース6平方メートル、1鉢平均0.5平方メートルなら最大12鉢程度です。
現在10鉢あるなら、仕入れ上限は2鉢という判断ができます。
この方法なら、「安いから5鉢買う」といった衝動仕入れを防ぎやすくなります。
7つ目は「売れるまでの日数を考慮すること」です。
大型商品が平均45日、小型商品が平均14日で売れる店舗なら、大型は回転が遅いため保管スペースを長期間使います。
例えば大型1鉢が0.5平方メートルを45日占有するなら、商品単価だけでなくスペースコストも意識する必要があります。
8つ目は「一時的な大量仕入れにも上限を作ること」です。
フェアや繁忙期前に商品を増やす場合でも、通常在庫の120〜130%程度までなど上限を決めます。
通常100鉢なら最大120〜130鉢です。
150鉢、200鉢まで増やすと、売場やバックヤードだけでなく水やり・検品作業も増えます。
9つ目は「管理時間を計算すること」です。
在庫200鉢で、1鉢の状態確認に平均30秒かかれば100分です。
週2回確認するなら200分、約3時間20分です。
300鉢なら約5時間になります。
スペースだけでなく、管理できる鉢数かどうかも仕入れ前に考えましょう。
10個目は「月1回スペース利用率を確認すること」です。
例えば売場・バックヤード合計の使用率が90%を超えている状態が続くなら、仕入れ量が多過ぎる可能性があります。
目安として70〜80%程度を通常運用とし、20〜30%の余白を新商品や急な仕入れ用に残しておく方法があります。
11個目は「売れない商品からスペースを取り戻すこと」です。
60日以上残っている大型商品3鉢が合計1.5平方メートル占有しているなら、その商品の販売方法を優先的に見直します。
場所変更、SNS告知、法人提案、価格調整などを行い、スペースを回転させることが重要です。
観葉植物卸売市場での仕入れは、予算だけでなく売場面積からも逆算することが必要です。「買える鉢数」ではなく「置けて管理できる鉢数」を基準にすることで、通路を確保しながら見やすく管理しやすい売場を作れます。
よくある質問
Q1. 仕入れ数量は売場面積から決めたほうがよいですか?
A. はい。特に大型観葉植物は必要面積が大きいため、売場とバックヤードの空きスペースから逆算すると安全です。
Q2. バックヤード在庫はどのくらいがよいですか?
A. 店舗によりますが、売場在庫の20〜30%程度を上限にすると管理しやすくなります。
Q3. 市場で確認するサイズは鉢号数だけでよいですか?
A. 鉢サイズだけでなく、全高と最大横幅も確認すると必要スペースを判断しやすくなります。
Q4. 売場はどのくらい余白を残せばよいですか?
A. 通路や新商品用として20〜30%程度の余裕を持たせる方法があります。
Q5. 在庫が多いと何が問題になりますか?
A. 売場圧迫だけでなく、水やり、検品、害虫確認などの管理時間も増えるため、スタッフ負担が大きくなります。
まとめ
観葉植物卸売市場で仕入れ過ぎを防ぐには、予算だけでなく売場とバックヤードの面積から数量を逆算することが重要です。小型・中型・大型ごとに必要面積の目安を作り、売場使用率は70〜80%程度を通常運用とする方法があります。また、市場へ行く前に10分程度空きスペースを確認し、鉢径だけでなく全高と横幅もチェックしましょう。「買える量」ではなく「置けて管理できる量」を基準にすることで、見やすく回転の良い売場を維持しやすくなります。
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