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【観葉植物を仕入れても写真映えしない!卸売市場でEC・SNS向け商品を選ぶ方法】
植物の仕入れ
【観葉植物を仕入れても写真映えしない!卸売市場でEC・SNS向け商品を選ぶ方法】
「市場で見たときは魅力的だったのに、写真にすると普通に見える」「ECやSNSへ載せても反応が弱い」と悩んでいませんか。観葉植物は実物の印象と写真にしたときの印象が異なることがあり、オンライン販売やSNS集客を強化したい店舗では、仕入れ段階から“写真で魅力が伝わるか”を意識することが重要です。今回は、観葉植物卸売市場でEC・SNS向けの商品を選ぶ際に確認したいポイントを、サイズや撮影効率、販売速度などの具体的な数字を交えながら解説します。
写真で樹形とサイズが伝わるEC・SNS向け商品の選び方
観葉植物卸売市場で商品を仕入れる際、店頭販売だけを考えるなら実物の見栄えを重視すれば十分な場合があります。しかし、ECサイトやSNSでも販売する場合は、「写真で見たときに魅力が伝わるか」という視点が必要になります。
特にオンラインでは、お客様が実物を見たり触ったりできません。正面写真1枚、サイズ、価格、商品説明など限られた情報だけで購入を判断することもあります。
そこで1つ目に確認したいのが「樹形の分かりやすさ」です。
例えば枝が複雑に重なり過ぎている商品や、片側だけに葉が集中している商品は、実物では個性的でも写真ではバランスが悪く見える場合があります。
EC向けに仕入れるなら、正面から見たときに左右のバランスが取りやすい商品や、葉のボリュームが一目で分かる商品を優先しましょう。
2つ目は「背景から抜けやすい形」です。
細かい葉が密集している植物は、撮影背景と重なると輪郭が分かりにくくなることがあります。一方、大きな葉や特徴的な樹形の植物は写真でも存在感が出やすくなります。
例えばSNS用商品を毎週5品種掲載するなら、そのうち2〜3品種は写真で特徴が伝わりやすい商品を意識して仕入れる方法があります。
3つ目は「サイズの測りやすさ」です。
オンライン販売では全高、横幅、鉢径の3項目程度を記載すると商品イメージを伝えやすくなります。
ところが枝が大きく飛び出している商品や個体差が極端に大きい商品は、同じ商品ページで複数販売しにくくなります。
例えば同じ6号でも全高70〜75cm程度で揃っているロットなら共通ページで販売しやすいですが、60〜110cmまでばらついている場合は個別撮影が必要になります。
1鉢ずつ撮影・採寸に5分かかるとして、20鉢なら100分です。規格が揃っていれば撮影時間を大きく減らせます。
4つ目は「葉傷みの少なさ」です。
店頭では少しの葉傷みなら目立たない場合でも、商品写真では意外と強調されます。
特に大きな葉のモンステラやフィカス類では、1枚の傷が画面上で目立つことがあります。
市場仕入れ時に、正面に見える葉のうち傷みが10%未満か、黄葉がないかなど写真を意識して確認しましょう。
5つ目は「鉢とのバランス」です。
植物自体が良くても、簡易ポットが汚れていたり色が統一されていなかったりすると写真の印象が下がります。
EC用に共通撮影する商品なら、鉢カバーへ入れた状態を想定し、何号の鉢カバーに収まるかまで確認しておくと撮影準備が早くなります。
6つ目は「撮影日までの時間」です。
入荷してから1週間放置して撮影すると、葉の向きや状態が変わる場合があります。
おすすめは入荷後24〜48時間以内に撮影することです。
例えば週2回市場仕入れするなら、火曜入荷→水曜撮影、金曜入荷→土曜撮影など、固定スケジュールを作ると運用しやすくなります。
7つ目は「1点物と共通商品を分けること」です。
大型・希少・曲がり仕立てなど個体差が大きい商品は、1点物として個別撮影します。
一方、3〜5号の定番商品や規格が揃っているロットは、代表写真で販売できます。
例えば月100鉢をオンラインへ掲載するなら、70鉢を共通商品、30鉢を1点物と分ける方法があります。
8つ目は「SNS向けの新鮮さ」です。
市場で見つけた珍しい商品は、入荷後できるだけ早く発信することで新着感を出せます。
例えば毎週3商品、月12商品を「市場から本日入荷」として紹介すると、継続的な情報発信につながります。
9つ目は「反応データを仕入れへ戻すこと」です。
写真映えすると感じた商品でも、実際に売れるとは限りません。
SNS保存数、商品ページ閲覧数、問い合わせ数、販売数を3か月程度記録します。
例えば商品Aは保存100件でも販売1鉢、商品Bは保存30件でも販売5鉢なら、仕入れとしてはBのほうが優秀かもしれません。
10個目は「撮影コストまで考えること」です。
仕入れ価格が安くても、1鉢ずつ撮影・採寸・登録が必要な商品は作業コストが高くなります。
1商品登録に10分かかり、人件費を1時間1,500円とすると、1商品あたり約250円の作業コストです。
20商品なら5,000円です。
このようにEC向け仕入れでは、商品原価だけでなく登録・撮影作業まで含めて考える必要があります。
11個目は「売れた写真パターンを残すこと」です。
売れた商品の撮影方法も仕入れ担当者と共有しましょう。
例えば「葉が大きく正面が分かりやすい商品は反応が良い」「細葉で背景に埋もれる商品は反応が弱い」など傾向が分かれば、次回市場で似た商品を選びやすくなります。
観葉植物卸売市場でEC・SNS向け商品を仕入れる際は、実物の美しさだけでなく、写真で伝わるか、規格が揃っているか、撮影しやすいかまで考えることが重要です。仕入れ・撮影・販売を一つの流れとして管理することで、オンライン販売の効率も高めやすくなります。
よくある質問
Q1. EC向け商品は何を基準に選べばよいですか?
A. 樹形、葉傷み、サイズの揃い方、写真での分かりやすさを確認すると選びやすくなります。
Q2. 入荷後いつ撮影すればよいですか?
A. できれば24〜48時間以内に撮影すると、新鮮な状態を掲載しやすくなります。
Q3. 全商品を1点ずつ撮影する必要がありますか?
A. 個体差の大きい商品は個別撮影し、規格が揃った定番商品は代表写真を使う方法があります。
Q4. 写真映えする商品なら売れますか?
A. 必ずしも売れるとは限りません。閲覧数や保存数だけでなく、実際の販売数も確認しましょう。
Q5. 撮影コストも仕入れ判断に入れるべきですか?
A. はい。撮影・採寸・商品登録にかかる時間も含めて原価を考えると、EC向け商品の採算を判断しやすくなります。
まとめ
観葉植物卸売市場でECやSNS向け商品を選ぶ際は、実物の見栄えだけでなく、樹形の分かりやすさ、サイズの揃い方、葉傷み、撮影しやすさまで確認することが重要です。入荷後24〜48時間以内に撮影し、1点物と共通商品を分けることで作業効率も高められます。また、3か月程度SNS反応と販売実績を記録し、「写真映えする商品」ではなく「写真で魅力が伝わり、実際に売れる商品」を市場で選べるようにしていきましょう。
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