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【観葉植物のケース仕入れで余り過ぎる!卸売市場で最適な仕入れロットを決める方法】
植物の仕入れ
【観葉植物のケース仕入れで余り過ぎる!卸売市場で最適な仕入れロットを決める方法】
「1ケース24鉢で仕入れたら半分以上残った」「少量で欲しいのにケース単位しか買えず、在庫が膨らむ」と困っていませんか。観葉植物卸売市場では、商品によって6鉢、12鉢、24鉢などまとまった数量で取引されることがあります。単価が安くても、販売量に対してロットが大き過ぎれば値下げや管理コストにつながります。今回は、観葉植物卸売市場でケース仕入れを行う際に、自店に合った仕入れロットを数字で判断する方法を解説します。
販売数と余剰リスクからケース仕入れの適正ロットを決定
観葉植物卸売市場では、小型植物や定番商品を中心にケース単位で仕入れる場面があります。
ケース仕入れには、1鉢あたりの単価を抑えやすい、作業効率が良い、まとまった品揃えを作りやすいといったメリットがあります。
一方で、月間販売数よりケース数量が多い商品では、在庫過多になりやすいという問題があります。
例えば1ケース24鉢の商品を月8鉢しか販売できない場合、単純計算で約3か月分の在庫です。
仕入れ直後は売場が充実して見えても、2〜3か月同じ商品が残れば鮮度感が下がる可能性があります。
1つ目に確認したいのが「月間販売数」です。
最低でも直近3か月の平均を確認します。
例えば販売数が月10鉢、12鉢、8鉢なら平均10鉢です。
この商品を24鉢ケースで仕入れると約2.4か月分になります。
週1回仕入れ機会がある店舗なら、24鉢を一度に持つ必要性は低いかもしれません。
2つ目は「販売日数」です。
月10鉢売れる商品でも、月初にまとめて10鉢売れて、その後動かない商品と、毎週2〜3鉢安定して売れる商品では仕入れ方が異なります。
週ごとの販売数も確認し、安定して動く商品ならケース仕入れしやすくなります。
3つ目は「ケース数量と販売予測を比較すること」です。
例えば12鉢ケースで月12鉢売れるなら約1か月分、24鉢ケースなら2か月分です。
自店で30日以内に売り切りたいなら12鉢ケースのほうが適しています。
まず「30日以内に70〜80%売れるロット」を一つの基準にすると管理しやすくなります。
4つ目は「単価差を見ること」です。
例えば6鉢仕入れなら1鉢600円、12鉢なら550円、24鉢なら500円とします。
24鉢は6鉢仕入れより100円安く、24鉢で2,400円の差です。
しかし余った6鉢を20%値下げし、1鉢当たり200円値下げしただけで1,200円です。さらに管理コストまで考えると単価差のメリットは小さくなります。
5つ目は「資金拘束」です。
24鉢×500円なら12,000円です。
6鉢×600円なら3,600円です。
差額8,400円を在庫として数か月固定する価値があるかを考えます。
SKU数が多い店舗では、この差が20商品、30商品と積み重なると大きくなります。
例えば20商品で平均8,000円余計に在庫を持てば16万円です。
6つ目は「保管スペース」です。
小型植物でもケース数が増えると売場やバックヤードを圧迫します。
1ケースが0.2平方メートル必要として、10ケースなら2平方メートルです。
売場面積が小さい店舗では、単価よりスペース効率を優先したほうが良い場合があります。
7つ目は「初回ロットを小さくすること」です。
新商品は最初から24鉢仕入れず、可能であれば6鉢や12鉢から試します。
14日以内に70%以上売れたら次回ロットを増やし、30日経って半分以上残るなら減らします。
例えば6鉢中5鉢が14日で売れれば、次回12鉢へ増やす判断ができます。
8つ目は「共同仕入れや分割が可能か確認すること」です。
取引形態によっては、同一ケースを複数店舗や別担当で分けられる場合があります。
24鉢ケースを12鉢ずつ使えるなら、単価メリットを残しながら在庫リスクを減らせます。
ただし市場や取引条件によって異なるため、事前確認が必要です。
9つ目は「ロット別のロス率を記録すること」です。
6鉢仕入れのロス率2%、24鉢仕入れのロス率10%なら、大ロットによる在庫負担が出ている可能性があります。
3か月程度、ロット別に販売日数と値下げ率を記録すると適正数量を見つけやすくなります。
10個目は「売れ筋だけ大ロットにすること」です。
すべての商品を小ロットにすると仕入れ作業や送料が増えます。
そのため、月20鉢以上安定して売れる上位商品だけ24鉢ケース、月10鉢程度の商品は12鉢、月5鉢以下は6鉢など、販売量に応じてロットを変える方法があります。
11個目は「季節でロットを変えること」です。
春は月20鉢売れる商品でも、冬は月5鉢になる場合があります。
年間ずっと24鉢ケースで仕入れるのではなく、繁忙期24鉢、通常期12鉢、閑散期6鉢など変動させます。
12個目は「30日後の在庫率を必ず見ること」です。
24鉢仕入れて30日後に18鉢残っているなら在庫率75%です。この状態なら次回同じロットを仕入れるべきではありません。
逆に24鉢中20鉢売れていれば販売率83%で、大ロットでも適正だったと判断できます。
観葉植物卸売市場でケース仕入れを成功させるには、1鉢単価ではなく「何日で何鉢売れるか」を基準にロットを決めることが重要です。販売量、資金、スペース、ロス率を総合的に見ながら商品ごとに最適数量を設定しましょう。
よくある質問
Q1. ケース仕入れは何鉢くらいが一般的ですか?
A. 商品によって6鉢、12鉢、24鉢などさまざまです。実際の取引条件を確認してください。
Q2. 大ロットのほうが単価が安いなら買うべきですか?
A. 必ずしもそうではありません。30日以内に販売できる数量かどうかを優先して判断しましょう。
Q3. 新商品は何鉢から試せばよいですか?
A. 可能であれば6鉢程度など最小ロットから始め、14〜30日の販売結果を確認する方法がおすすめです。
Q4. 適正ロットはどう決めればよいですか?
A. 直近3か月の月間販売数と30日以内販売率を基準に決めると分かりやすくなります。
Q5. 季節ごとにロットを変えてもよいですか?
A. はい。繁忙期・通常期・閑散期で6鉢、12鉢、24鉢など使い分ける方法が有効です。
まとめ
観葉植物卸売市場のケース仕入れでは、1鉢単価の安さだけでロットを決めないことが重要です。直近3か月の販売数を確認し、基本は30日以内に70〜80%程度販売できる数量を目安にしましょう。新商品は6鉢程度から試し、売れ筋だけ12鉢・24鉢へ増やすと在庫リスクを抑えられます。また、季節によってロットを変え、30日後の残数とロス率を毎月確認することで、自店に合った最適ロットを作れます。
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