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豊明卸問屋マガジン

【欲しい観葉植物が市場で欠品している!卸売市場で仕入れチャンスを逃さない代替策】

植物の仕入れ

【欲しい観葉植物が市場で欠品している!卸売市場で仕入れチャンスを逃さない代替策】

「売れ筋商品を補充したいのに市場にない」「お客様から注文が入っているのに希望品種を仕入れられない」と困ることはありませんか。観葉植物卸売市場では、生産状況や季節、需要の集中などによって、いつも仕入れている商品が突然少なくなることがあります。欠品のたびに入荷を待っているだけでは、販売機会を逃してしまいます。今回は、観葉植物卸売市場で希望商品が見つからないときに備え、代替品や複数の仕入れルートを活用して欠品を減らす方法を解説します。

欠品時に提案できる用途の近い代替商品を準備

観葉植物を販売していると、普段は問題なく仕入れられていた商品が急に市場から少なくなることがあります。特に人気品種や季節によって出荷量が変わる植物では、欠品が発生しやすくなります。

例えば毎月20鉢売れている6号モンステラが市場に入荷しなくなった場合、そのまま2週間待てば、単純計算で約10鉢分の販売機会を失う可能性があります。1鉢4,000円で販売しているなら、売上機会は約4万円です。

そのため、「なかったら待つ」ではなく、欠品時の対応方法をあらかじめ決めておくことが重要です。

まず1つ目の対策は「代替商品リストを作ること」です。

例えばモンステラがない場合にフィロデンドロン類、パキラがない場合にシェフレラやフィカス類など、価格、サイズ、用途が近い商品を2〜3種類ずつ決めておきます。

代替商品を選ぶ際は、植物学的に近いかどうかだけでなく、「お客様が何を求めているか」を考えます。

「大きな葉の観葉植物が欲しい」という希望なら、同じ品種でなくても葉の存在感が近い商品を提案できます。「丈夫で初心者向け」という要望なら、別の育てやすい品種でも対応できます。

欠品率を記録してサブ仕入れ先の確認順を決める

2つ目は「欠品回数を記録すること」です。

市場へ週1回行く場合、欲しかった商品が見つからなかった品種を毎回記録します。例えば3か月12回の市場訪問のうち、5回仕入れられなかった商品なら欠品率は約42%です。

このような商品を定番として扱う場合、1つの市場だけに依存するのはリスクがあります。

3つ目は「サブ仕入れ先を確保すること」です。

メイン市場で商品がなかった場合に、別市場、生産者、オンライン卸など最低1〜2か所を確認できる状態を作ります。

例えば仕入れ先Aで欠品したらBを確認し、それでもなければCを確認するという順番を決めておけば、担当者が毎回悩む必要がありません。

ただし、3〜4か所すべてを毎回比較すると時間がかかります。そのため定番商品の欠品時だけサブルートを使うなどルールを決めると効率的です。

売れ筋の安全在庫と前後サイズで仕入れ機会を確保

4つ目は「安全在庫を調整すること」です。

欠品頻度が高い売れ筋商品については、通常より少し多めの在庫を持つ方法があります。

例えば週5鉢売れる商品を通常7鉢在庫しているなら、市場で欠品が多い時期だけ10〜12鉢へ増やします。ただし大量在庫は品質低下につながるため、販売速度を確認しながら10〜30%程度ずつ調整します。

5つ目は「サイズ違いで対応すること」です。

6号が欠品していても5号や7号なら市場にある場合があります。

例えば販売価格3,980円の6号が欠品している場合、5号を2,980円で提案したり、7号を5,980円で提案したりすることで、お客様の予算や設置場所に合わせて対応できます。

市場で仕入れを行う際は、希望サイズだけを探すのではなく、前後1サイズも確認すると仕入れ機会が増えます。

欠品情報の共有と入荷未確定時の予約案内

6つ目は「欠品情報を販売スタッフへ共有すること」です。

仕入れ担当だけが欠品を知っていても、店舗スタッフがお客様へいつもの商品を案内してしまうと販売機会を逃します。

市場訪問後に「今週モンステラ6号欠品、代替はフィロデンドロン6号」など3〜5項目を共有しましょう。共有時間は5〜10分程度でも十分です。

7つ目は「予約販売を活用すること」です。

高額商品や大型商品では、常時在庫を持たず、次回入荷時に確保する方法もあります。例えば「次回入荷予定が1〜2週間後」と分かっている場合、お客様へ予約や取り置きを案内できます。

ただし、入荷予定が確定していない場合は確実な納期として案内せず、「入荷次第ご連絡」という形で運用することが重要です。

欠品を新商品のテストと仕入れ精度改善につなげる

8つ目は「欠品を商品開拓の機会にすること」です。

定番品がなかったときこそ、新しい商品を試すチャンスでもあります。例えば売れ筋商品10鉢が仕入れられなかった場合、その予算の20〜30%だけ別品種のテストに使います。

3鉢ずつ3品種を試し、そのうち1品種が14日以内に完売すれば、新しい定番候補になります。

欠品は必ずしも悪いことだけではありません。日頃仕入れていなかった商品を見直すきっかけにもなります。

また、月1回は「欠品によって売れなかった商品」を確認しましょう。

例えば1か月で欠品問い合わせが20件あり、そのうち10件が特定商品に集中しているなら、その商品の安全在庫や仕入れルートを優先的に改善します。

問い合わせ1件を記録するのに30秒程度なら、20件でも月10分ほどです。この情報が翌月の仕入れ精度を高めます。

観葉植物卸売市場で欠品を完全になくすことは難しいですが、代替品、サイズ違い、サブ仕入れ先、安全在庫の4つを準備することで影響を小さくできます。重要なのは、商品がなかったときにその場で考えるのではなく、事前に対応方法を決めておくことです。

よくある質問

Q1. 市場で欲しい観葉植物がなかったらどうすればよいですか?

A. 代替品、前後サイズ、別市場、生産者、オンライン卸などを順番に確認すると対応しやすくなります。

Q2. 欠品しやすい商品は在庫を増やすべきですか?

A. 売れ筋であれば10〜30%程度増やす方法があります。ただし販売速度を確認しながら調整しましょう。

Q3. 代替商品は何種類くらい決めればよいですか?

A. 主力商品ごとに2〜3種類程度決めておくと、欠品時に提案しやすくなります。

Q4. サイズ違いの商品を提案してもよいですか?

A. はい。価格や設置スペースを説明したうえで5号、6号、7号など前後サイズを提案する方法があります。

Q5. 欠品情報は記録したほうがよいですか?

A. はい。3か月程度記録すると、どの商品がどの程度仕入れにくいのか判断しやすくなります。

まとめ

観葉植物卸売市場で希望商品が欠品した際は、その場で入荷を待つだけでは販売機会を失う可能性があります。定番商品ごとに2〜3種類の代替品を決め、前後サイズやサブ仕入れ先も活用しましょう。また、3か月程度欠品回数を記録し、頻度の高い商品は安全在庫を10〜30%程度調整することも有効です。欠品時の対応を仕組み化し、売れ筋商品が市場になくても販売を続けられる仕入れ体制を整えましょう。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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