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豊明卸問屋マガジン

【猛暑や雨の日に観葉植物が傷む!卸売市場で天候トラブルを防ぐ仕入れ方法】

植物の仕入れ

【猛暑や雨の日に観葉植物が傷む!卸売市場で天候トラブルを防ぐ仕入れ方法】

「真夏に市場から持ち帰った植物の葉が傷んだ」「大雨の日の積み込みで鉢や商品が濡れてしまった」といった経験はありませんか。観葉植物卸売市場での仕入れは、商品そのものだけでなく天候の影響も受けます。特に夏の高温、冬の低温、大雨、強風などは、植物の品質や輸送作業に影響する可能性があります。今回は、天候が悪い日でも観葉植物の品質をできるだけ落とさずに仕入れるための注意点と具体的な対策を紹介します。

夏の高温を避ける帰店と積み込みの順序

観葉植物卸売市場で仕入れを行う際、意外と見落とされやすいのが天候への対策です。

市場で状態の良い植物を選んでも、店舗までの輸送中に高温や低温、雨、強風の影響を受ければ品質が低下する可能性があります。

特に注意したいのが夏場の高温です。

真夏の車内や荷室は短時間で温度が上昇することがあります。植物を積み込んだ状態でそのまま30分、60分と停車していると、葉焼けや蒸れにつながる可能性があります。

そのため夏場は「仕入れ後すぐ店舗へ戻る」ことを基本にします。市場での仕入れ後に別の買い物や営業訪問を入れる場合でも、植物を積んだまま長時間駐車することは避けたほうが安全です。

例えば通常は市場から店舗まで60分で戻れるところ、途中で2時間別業務を行えば、植物は合計3時間近く車内に置かれることになります。この差が品質に影響する場合があります。

2つ目は「積み込み時間」です。

夏場は可能であれば仕入れ商品が決まった後、最後にまとめて積み込むようにします。1鉢買うたびに車へ運び、2時間市場を回るような方法では、最初に積んだ商品だけ長時間高温環境に置かれる可能性があります。

雨と強風から鉢・外装・大型植物を守る運搬

3つ目は「雨対策」です。

雨の日は植物そのものが濡れることより、鉢や外装、段ボールなどが過度に濡れることに注意します。特に紙製ケースや商品タグが濡れると、店舗到着後の作業が増えることがあります。

10ケース、20ケースとまとめて仕入れる日は、積み込み口と車両の距離をできるだけ短くし、必要に応じて防水シートを準備しておきます。

4つ目は「風」です。

大型観葉植物は葉が大きいため、強風時の積み込みで枝や葉が傷むことがあります。特に高さ150cm以上の商品では、車両までの移動中に風を受ける面積が大きくなります。

強風の日は1人で急いで運ぶのではなく、必要に応じて2人で持ち、枝を押さえながら移動します。高さ180cm以上の商品や枝張り100cm以上の商品など、自店で2名作業の基準を決めておくと安全です。

冬の低温と荒天予報に合わせた数量調整

5つ目は「冬の低温」です。

観葉植物の中には低温に弱い品種があります。冬の早朝や夜間、外気に長時間さらすと植物へ負担がかかります。

市場から車両へ運ぶ時間が1鉢1〜2分でも、20鉢、30鉢を順番に積み込むと最初の商品は長時間外気にさらされることがあります。大型植物から順番に効率よく積み込むなど、作業時間を短縮する工夫が必要です。

6つ目は「天候によって仕入れ数量を変えること」です。

台風接近や大雪など、配送・移動への影響が予想される日は、無理に大量仕入れしない判断も必要です。通常50鉢仕入れる予定でも、翌週再仕入れできる定番商品なら30鉢程度へ減らすなど調整します。

逆に数日間市場へ行けないことが分かっている場合は、売れ筋商品だけ10〜20%程度多めに確保する方法があります。

天候別の検品記録から輸送の弱点を把握

7つ目は「店舗到着後すぐ検品すること」です。

悪天候の日は輸送ダメージが起きやすいため、通常より早めに確認しましょう。可能であれば到着後30分以内に、葉傷み、枝折れ、鉢の転倒、土こぼれなどをチェックします。

例えば50鉢仕入れ、そのうち3鉢に傷みがあればダメージ率は6%です。晴天時の平均が2%なら、悪天候時に問題が増えていることが分かります。

晴天、雨、猛暑、冬季など天候別に3か月程度記録すると、自社の輸送方法に弱い条件が見えてきます。

チェックリストと時間帯調整で品質低下を防止

8つ目は「作業ルールを決めること」です。

夏は積載後15分以内に出発する、雨天日は防水シートを使用する、強風時の大型植物は2人で運ぶなど、簡単なルールを作ります。

5〜10項目程度のチェックリストにして車内に置けば、担当者が変わっても対応しやすくなります。

また、天候が悪い日は仕入れ時間帯を変える方法もあります。夏なら比較的気温の低い時間、冬なら極端に冷え込む早朝を避けるなど、市場の営業時間や取引条件の範囲で調整します。

観葉植物卸売市場では商品選びに意識が集中しがちですが、市場から店舗へ戻るまで商品はまだ「仕入れ途中」です。天候に合わせた積み込み・輸送ルールを作ることで、せっかく仕入れた商品の品質低下や値下げロスを防ぎやすくなります。

よくある質問

Q1. 真夏の仕入れで最も気をつけることは?

A. 植物を積載したまま長時間駐車せず、仕入れ後はできるだけ早く店舗へ戻ることが重要です。

Q2. 雨の日でも観葉植物を仕入れて大丈夫ですか?

A. 可能ですが、段ボールや鉢、商品タグなどが濡れ過ぎないよう防水対策を行うと安心です。

Q3. 強風の日の大型植物はどう運べばよいですか?

A. 高さや枝張りが大きい商品は、必要に応じて2人で運び、枝や葉を傷めないよう注意しましょう。

Q4. 悪天候の日は仕入れ量を減らしたほうがよいですか?

A. 配送や輸送リスクが高い場合は、定番商品の数量を調整する方法があります。

Q5. 天候によるダメージは記録したほうがよいですか?

A. はい。天候別のダメージ率を3か月程度記録すると、改善すべき輸送条件を見つけやすくなります。

まとめ

猛暑、雨、強風、低温などは観葉植物卸売市場から店舗までの輸送品質に影響します。夏場は積載後できるだけ早く出発し、雨天日は防水対策、強風時の大型商品は2人作業など具体的なルールを作りましょう。また、悪天候時は到着後30分程度を目安に検品し、ダメージ率を記録することも重要です。商品選びだけでなく輸送まで仕入れ工程として管理することで、品質低下や販売ロスを減らしやすくなります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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