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観葉植物店を開業したいけど開店直後しか売れない!オープン特需後の売上低下を防ぐ方法
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観葉植物店を開業したいけど開店直後しか売れない!オープン特需後の売上低下を防ぐ方法
観葉植物店を開業すると、「オープン初月はたくさん来店してくれたのに、2か月目から急に客足が落ちた」「開店セールが終わったら売上も下がってしまった」と悩むことがあります。新店舗は地域で注目されやすく、オープン直後は物珍しさやキャンペーンによって来店が増える傾向があります。しかし、その勢いを通常営業へつなげる仕組みがなければ、開業1〜3か月後に売上が落ち込む可能性があります。今回は、オープン特需に頼らず、新入荷、再来店、イベント、情報発信などを組み合わせて安定した売上を作る方法を具体的な数字とともに解説します。
オープン特需後の売上低下を防ぐ方法
観葉植物店の開業直後は、普段より多くのお客様が来店することがあります。
例えば1か月目の来店人数が1,000人、購入率40%、客単価5,000円なら、購入者400人、月商200万円です。
ところが2か月目に来店人数が600人まで減り、購入率と客単価が同じなら、
600人×40%×5,000円=120万円
となります。
売上は80万円減少します。
このとき「もっと広告を出さなければ」と考えがちですが、まず確認したいのは、1か月目の売上が通常状態だったのか、開店特需だったのかです。
開業直後の数字をそのまま基準にしてしまうと、2か月目以降がすべて不調に見えてしまいます。
そのため開業後90日程度は、
来店人数
新規客数
リピーター数
購入率
客単価
の5項目程度を毎月記録しましょう。
例えば、
1か月目 新規客90%・リピーター10%
2か月目 新規客75%・リピーター25%
3か月目 新規客65%・リピーター35%
となっていれば、来店人数が少し減っても店舗としては良い流れができている可能性があります。
オープン特需を通常売上へつなげる最初のポイントは、初回来店者との接点を残すことです。
例えば開業初月に400人が購入したなら、その400人のうち何人が2回目の来店につながるかが重要です。
購入時に育て方カードを渡し、
新入荷情報
相談会
イベント
SNS
など、再び店舗へ接触できる方法を案内します。
ただし、連絡先を利用する場合は本人の希望や適切な個人情報管理が前提です。
例えば400人中200人がSNSをフォローし、そのうち10%の20人が翌月再来店すれば、リピーター売上の土台になります。
平均客単価5,000円なら10万円です。
初回来店者全員をすぐリピーターにする必要はありません。
まず3か月以内の再購入率を20%程度など、自店なりの目標で記録します。
例えば初月購入者400人のうち80人が3か月以内に再購入すれば20%です。
これを次の四半期で25%へ上げるなど改善します。
新入荷を定期化することも重要です。
オープン時に200鉢を一気に並べ、その後ほとんど商品が変わらなければ、一度来店したお客様は「もう見た商品ばかり」と感じる可能性があります。
例えば毎週金曜日を新入荷日にし、20〜30鉢程度を追加します。
週25鉢なら月約100鉢です。
そのうち定番補充70鉢、新商品30鉢というように分けます。
毎月30鉢程度の新商品があれば、リピーターが来店する理由を作りやすくなります。
木曜日にSNSで予告し、金曜日に入荷商品を紹介する流れを固定すると認知されやすくなります。
店頭の入口コーナーも月1回程度変更しましょう。
オープン時の装飾や商品を3か月そのままにしていると、新鮮さが薄れます。
例えば、
1か月目 開業おすすめ
2か月目 初心者向け
3か月目 大型観葉植物
4か月目 ギフト
のようにテーマを変えます。
入口1〜2坪程度、商品10〜20鉢だけでも変更すれば店舗の印象が変わります。
毎月すべての棚を変更する必要はありません。
売場全体の10〜20%程度を定期的に変える方が継続しやすくなります。
開店セールを長期間続けないことも大切です。
例えばオープン時に全商品10%OFFを行い、客数が多かったからと翌月、翌々月も同じ割引を続けると、「この店はいつも安くなる」と思われる可能性があります。
販売価格5,000円の商品を10%引きすると500円の値引きです。
月200件なら10万円分です。
粗利益がそのまま10万円減る可能性があります。
開店後は値下げではなく、
新入荷
相談
イベント
セット提案
など価格以外の来店理由へ切り替えましょう。
例えばオープン1か月後に「初心者向け植物相談会」を開催します。
1日8組、1組15分程度なら2時間です。
月2回実施すれば16組です。
そのうち10組が平均4,000円購入すれば4万円の売上になります。
直接的な売上だけでなく、初回来店者が再び店舗へ来るきっかけになります。
3か月後には植え替え相談、半年後には季節の管理相談など、イベント内容を変えることもできます。
開業時に来店したお客様へ「次に来る理由」を作ることが重要です。
SNSもオープン告知だけで終わらせないようにします。
開業前は、
あと7日
あと3日
明日オープン
など投稿しやすいのですが、開業後にネタがなくなる店舗があります。
そこで開業後も週3〜4回程度、
新入荷
育て方
おすすめ商品
店内変更
などを発信します。
週4回なら月約16投稿です。
年間では約200投稿になります。
オープン時にフォローしてくれた人へ、その後も店が動いていることを伝え続けます。
初月でフォロワー1,000人集まっても、3か月投稿が止まれば接点が薄くなります。
逆に毎週新商品を紹介していれば、フォロワーが「また行ってみよう」と思う可能性があります。
新規客とリピーター向けの情報を分けることもできます。
新規向けには、
店舗アクセス
駐車場
初心者向け
取扱商品
などを定期的に発信します。
リピーター向けには、
新入荷
数量限定商品
季節商品
イベント
などです。
月16投稿なら、新規向け8本、リピーター向け8本程度に分ける方法があります。
新しい人を集めながら、既存客にも飽きられない発信を作ります。
オープン後は口コミも重要になります。
開業直後は店舗情報が少なく、「どんな店か分からない」と感じる新規客もいます。
実際に利用した人が任意で感想を投稿できるよう、レジ付近などで案内します。
例えば初月購入400人のうち5%の20人が口コミを投稿すれば、20件の実際の利用者の声が集まります。
半年でさらに30〜50件程度増えれば、新規客が来店を判断する材料になります。
口コミ内容は月1回確認し、
接客
品揃え
価格
駐車場
商品状態
など5項目程度に分類します。
同じ不満が3件以上あれば早めに改善しましょう。
オープン特需後には来店経路も変わります。
初月はチラシやオープン告知が多くても、3か月後はGoogle検索や口コミが増えることがあります。
例えば、
1か月目
チラシ40%
SNS30%
検索20%
紹介10%
3か月目
チラシ10%
SNS30%
検索35%
紹介25%
となったとします。
この場合、開店チラシへ同じ予算を使い続けるより、検索情報や口コミ、SNSへ力を入れた方がよい可能性があります。
月1回、新規客50〜100人程度について来店経路を記録すると、広告費の使い方を調整できます。
商品構成も開業後に見直しましょう。
開業時は売れ筋が分からないため、予想で仕入れています。
例えば初回在庫200鉢を、
小型60鉢
中型60鉢
大型50鉢
希少植物30鉢
としたものの、3か月の販売実績が、
小型50%
中型30%
大型15%
希少5%
だったとします。
この場合、次回仕入れでは小型を増やし、希少植物を減らすなど調整します。
開業時の商品構成を守り続ける必要はありません。
売れたカテゴリーに売場と仕入れ資金を移すことで通常営業の売上を安定させます。
長期在庫も開業90日で確認します。
開店時に仕入れた商品が90日後も残っている場合、店舗の需要と合っていない可能性があります。
例えば200鉢中40鉢が残っていれば20%です。
この40鉢について、
品種
価格
サイズ
売場
を確認します。
売場変更、鉢とのセット、SNS再紹介などを試し、同じ商品を追加仕入れしないようにします。
オープン特需の売上だけ見て大量追加仕入れすると、その後在庫が余ることがあるため注意しましょう。
人員配置も通常営業へ切り替えます。
オープン初週は4人体制でも、1か月後の平日は2人で十分な場合があります。
例えば時給1,200円のスタッフを1人、1日8時間、月20日減らせば、
1,200円×8時間×20日=192,000円
の差です。
もちろん植物管理や発送などの業務があるため、単純に減らすのではなく、来店数と業務量を30日程度確認します。
オープン時の臨時体制を通常体制として続けないことが重要です。
開業後90日で、売上目標も設定し直しましょう。
例えば、
1か月目200万円
2か月目130万円
3か月目140万円
だった場合、オープン月200万円を基準にして「毎月200万円必要」と考えるより、通常月140万円を現在の実力と考えます。
次の3か月で150〜160万円を目標にするなど段階的に伸ばします。
目標を、
来店数
購入率
客単価
リピーター率
へ分解します。
例えば月商150万円、25日営業なら1日6万円です。
客単価5,000円なら12件購入。
購入率40%なら1日30人程度の来店が必要です。
現在25人なら1日5人増やすことを目標にできます。
オープン特需後に売上が落ちること自体は、必ずしも失敗ではありません。
重要なのは、その後どの水準で安定し、そこからどう伸ばしていくかです。
新入荷、再来店、検索、口コミ、商品構成などを90日単位で改善し、「オープンだから来る店」から「また行きたくなる店」へ変えていきましょう。
よくある質問
Q1. オープン翌月に売上が下がったら失敗ですか?
A. 開業月は特需がある場合があります。30日・60日・90日の来店数やリピーター比率を比較して判断しましょう。
Q2. 開店セールは長く続けた方がよいですか?
A. 長期化すると割引待ちにつながる場合があります。開業後は新入荷や相談など別の来店理由へ切り替える方法があります。
Q3. 新商品はどのくらい入れればよいですか?
A. 例えば毎週20〜30鉢程度を入荷し、定番補充と新商品を分ける方法があります。
Q4. 開業時に仕入れた商品が90日残ったらどうしますか?
A. 売場変更、SNS再紹介、鉢とのセットなどを試し、次回の仕入れ数量も見直しましょう。
Q5. オープン後の売上目標はいつ見直しますか?
A. 90日程度の実績をもとに通常月の売上水準を把握し、次の3か月の目標を設定する方法がおすすめです。
まとめ
観葉植物店のオープン直後に売上が高く、その後落ちる場合は、開店月を通常売上の基準にしないことが重要です。
30日・60日・90日の来店数、新規客、リピーター、購入率、客単価を比較し、通常営業の水準を把握しましょう。毎週20〜30鉢程度の新入荷、月1回の売場変更、購入後フォロー、週3〜4回のSNS発信などを続けることで、再来店の理由を作れます。開店特需に頼らず、「一度来た人がもう一度来る店」へ変えていくことが安定経営につながります。
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