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豊明卸問屋マガジン

観葉植物を複数入れると鉢同士がぶつかる!同梱発送で失敗しない梱包ダンボールの使い方

園芸資材の仕入れ

観葉植物を複数入れると鉢同士がぶつかる!同梱発送で失敗しない梱包ダンボールの使い方

観葉植物を2鉢、3鉢とまとめて発送するとき、「配送中に鉢同士がぶつかった」「小さい鉢が倒れて土がこぼれた」「葉が絡んで折れてしまった」といったトラブルに困っていませんか?複数の観葉植物を1つの梱包ダンボールにまとめる同梱発送は、箱数や送料を抑えられる可能性がある一方、梱包方法を間違えると商品同士が傷つけ合う原因になります。今回は、観葉植物を複数同梱するときのダンボール選び、鉢の配置、仕切り、葉の保護、発送前チェックまで詳しく解説します。

鉢ごとの固定と仕切りで同梱時の接触を防ぐ

観葉植物のEC販売では、1回の注文で複数の商品を購入してもらえることがあります。例えば3号鉢を3個、5号鉢を2個など、まとめ買いが発生した場合に検討したいのが同梱発送です。

1商品につき1箱を使用するよりも、複数の商品を1つのダンボールへまとめられれば、ダンボールの使用枚数を減らせるほか、条件によっては送料を抑えられる可能性があります。

しかし、単純に植物を並べて箱へ入れるだけでは安全とはいえません。

同梱発送で最初に注意したいのが、鉢同士の接触です。

例えば直径15cmの鉢を2個並べて発送する場合、箱の中でそれぞれが3~5cm動くだけでも、配送中に鉢同士が繰り返しぶつかる可能性があります。プラスチック鉢であれば傷や変形、陶器鉢であれば欠けや割れにつながることがあります。

そこで重要になるのが「1鉢ずつ独立して固定する」という考え方です。

大きな箱の中に2鉢をまとめて固定するのではなく、それぞれの鉢が前後左右へ動きにくい状態を作ります。ダンボール製の仕切りを使って区画を分ける方法も効果的です。

例えば内寸45cm×30cmのダンボールへ小型鉢を2個入れるなら、中央に仕切りを設置して左右を分けます。これによって配送中に片方の鉢がもう一方へ移動するのを防ぎやすくなります。

高さと葉の広がりに応じて同梱する組み合わせを決める

次に確認したいのが植物の高さです。

高さ30cmの植物と高さ70cmの植物を同梱すると、箱内部の空間に大きな差が生まれます。小さい植物の上部には40cm程度の空間ができるため、箱が傾いた際に小型鉢が動きやすくなる可能性があります。

そのため、できるだけ高さや鉢サイズが近い商品同士を同梱する方が梱包しやすくなります。

葉の広がりにも注意が必要です。鉢同士が固定されていても、植物上部の葉が絡んでいると、配送中の振動で葉同士が擦れたり、枝が引っ掛かったりする場合があります。

特に葉が大きい観葉植物と枝数の多い植物を同梱する場合は、それぞれの葉や枝が強く接触しない配置を考えましょう。

同梱する商品数にも店舗独自のルールを設定すると便利です。

例えば「3~4号鉢は最大4鉢まで」「5~6号鉢は最大2鉢まで」「7号以上は原則1鉢1箱」といった基準です。もちろん植物の形状や重量によって変更する必要がありますが、基本ルールがあるだけでもスタッフの判断時間を短縮できます。

箱の強度と再発送費を含めて同梱効果を判断する

重量も忘れてはいけません。

1鉢2kgの商品を4鉢入れれば商品だけで8kgです。ダンボールや緩衝材を加えると9kg近くになる可能性があります。箱の大きさだけを見て「4鉢入る」と判断すると、重量に対してダンボールの強度が不足する場合があります。

また、同梱によるコスト削減効果も数字で確認しましょう。

例えば1箱ずつ発送した場合と比較して、同梱によって1注文あたり300円の配送関連費用を削減できたとします。月100件の複数注文があれば月3万円、年間では36万円の差になります。

一方、無理な同梱によって月3件の破損が発生し、1件5,000円の再発送コストが必要なら月1万5,000円の負担になります。そのため「できるだけ同梱する」のではなく、「安全に同梱できる商品だけまとめる」という判断が重要です。

梱包後の状態とトラブル率から同梱方法を改善する

梱包後には必ず最終確認を行いましょう。箱を軽く左右へ動かし、内部で鉢同士がぶつかる音がしないか確認します。また箱の側面を軽く確認し、重量によって膨らんでいないか、底面がたわんでいないかもチェックします。

発送件数が多い店舗では、月1回程度「単品発送」と「同梱発送」のトラブル率を比較するのがおすすめです。

例えば単品発送500件でトラブル2件なら0.4%、同梱発送200件で4件なら2%です。この場合、同梱方法に改善余地があると判断できます。

観葉植物の同梱発送は、送料や資材コストを抑える有効な方法ですが、商品保護を犠牲にしてはいけません。「鉢ごとに固定する」「仕切りを使う」「葉同士を接触させすぎない」「重量を確認する」という基本を守り、安全性と配送効率のバランスを取ることが重要です。

よくある質問

Q1. 観葉植物は何鉢まで1箱に同梱できますか?

A. 一律では決められません。鉢サイズ、植物の高さ、葉張り、総重量を確認し、店舗ごとに基準を作ることをおすすめします。

Q2. 鉢同士の間には仕切りが必要ですか?

A. 鉢同士が接触する可能性がある場合は有効です。特に陶器鉢は直接ぶつからないようにしましょう。

Q3. 大型植物と小型植物を同梱できますか?

A. 可能な場合もありますが、高さの差が大きいほど固定が難しくなります。無理に同梱しない判断も必要です。

Q4. 同梱すると必ず送料を削減できますか?

A. 配送サイズや重量によって異なります。箱が大型化すると逆にメリットが小さくなる場合もあるため、実際の配送条件を確認しましょう。

Q5. 同梱方法はどのくらいの頻度で見直すべきですか?

A. 月1回程度、単品発送と同梱発送の破損率を比較すると改善点を把握しやすくなります。

まとめ

観葉植物の同梱発送では、複数の鉢を単純に1つの箱へ入れるのではなく、それぞれを独立して固定することが重要です。3~4号鉢は最大4鉢、5~6号鉢は最大2鉢など基本ルールを作り、植物の高さ・葉張り・重量によって調整すると作業を標準化できます。仕切りや緩衝材を適切に使い、鉢同士や葉同士の接触を減らしましょう。同梱によるコスト削減だけでなく、月1回程度トラブル率も確認し、安全性と効率性を両立させることが大切です。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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