カート 0 カート

現在カート内に商品はございません。

× CLOSE

豊明卸問屋マガジン

観葉植物の冬発送で傷む!寒さ対策に役立つ梱包ダンボールの使い方

園芸資材の仕入れ

観葉植物の冬発送で傷む!寒さ対策に役立つ梱包ダンボールの使い方

冬に観葉植物を発送した際、「届いたら葉が黒くなっていた」「葉がしおれて元気がなくなった」「発送前はきれいだったのに寒さで傷んだ」と困ったことはありませんか?観葉植物の多くは暖かい地域を原産とするため、低温の影響を受けやすい種類があります。冬の配送では、植物そのものの耐寒性だけでなく、ダンボールのサイズ、隙間、梱包方法、発送日、配送日数まで考える必要があります。今回は冬場の観葉植物発送で寒さによるダメージを減らすための梱包ダンボール活用法を具体的に解説します。

冬の低温リスクに合わせて箱の大きさと内部空間を整える

観葉植物の発送で冬に増えやすいトラブルが「低温による葉傷み」です。観葉植物は種類によって耐えられる温度が異なりますが、暖かい環境を好む植物では、低温に長時間さらされることで葉が変色したり、しおれたりする場合があります。

特に発送元は暖かくても、配送先が寒冷地の場合は注意が必要です。

例えば発送元が気温10℃前後でも、配送先で最低気温が0℃近くになる場合があります。さらに配送中はトラック、仕分け施設、営業所など複数の場所を通過するため、植物がどの程度の温度にさらされるかを正確に把握することは難しいものです。

そこで重要になるのが、冬季用の梱包ルールです。

まず確認したいのがダンボールのサイズです。夏場と同様、植物に対して箱が大きすぎると内部の空間も大きくなります。冬場はその隙間へ冷たい空気が入りやすくなるため、植物を圧迫しない範囲で適切なサイズを選びます。

ただし、植物を箱へぎゅうぎゅうに詰めれば保温性が高まるというわけではありません。葉や枝へ力が加われば、配送中の振動によって折れや傷が発生します。

冬場は植物の周囲へ適切な梱包材を配置し、箱内部で直接冷気の影響を受けにくい状態を作ることがポイントです。

水やりと発送日を調整し寒冷地向けの保温基準を設ける

また、鉢の水分にも注意が必要です。発送直前に大量の水やりをすると、鉢内の水分量が多い状態で低温環境へ入る可能性があります。植物の種類や季節によって管理方法は異なりますが、冬場は発送日から逆算して水やりのタイミングを調整することも重要です。

例えば毎週月曜日、水曜日、金曜日に発送している店舗であれば、それぞれの発送日に合わせて水やりスケジュールを調整すると管理しやすくなります。

発送曜日も重要です。金曜日や土曜日に発送すると、配送地域や条件によっては週末をまたぎ、到着まで時間がかかる可能性があります。冬場はできるだけ配送日数を短くすることが植物への負担軽減につながります。

発送から翌日到着なのか、2日後なのか、3日以上かかる地域なのかを確認し、必要に応じて発送日を調整しましょう。

寒冷地への発送については、配送先の最低気温を確認する運用も考えられます。例えば最低気温が5℃を下回る地域、0℃を下回る地域など、店舗独自の判断基準を設定する方法です。

スタッフが毎回判断すると基準がバラバラになりやすいため、「最低気温5℃以下は冬季梱包」「0℃以下は発送可否を確認」といったルールを作ると管理しやすくなります。

保温資材を使用する場合も、植物へ直接触れないよう注意します。特定部分だけ温度が上がりすぎたり、葉が圧迫されたりしないよう、植物の種類や配送時間を考慮することが必要です。

さらに冬場はダンボールの底面も重要です。冷たい床面や荷台に長時間置かれた場合、箱の下部から鉢へ冷えが伝わる可能性があります。そのため鉢底とダンボール底面の間に緩衝材を入れて、直接接触しないようにする方法もあります。

寒さによる傷みを記録して植物別の対策へつなげる

配送トラブルの記録も欠かせません。

例えば12月から2月までの3か月間に月300件、合計900件発送し、寒さによる傷みの連絡が9件あった場合、発生率は1%です。翌年に冬季梱包を見直して3件へ減れば約0.33%となります。

こうした数字を残すことで、感覚ではなくデータをもとに改善できます。

また、植物の種類別に記録するとさらに有効です。寒さによるトラブルが特定品種へ集中している場合、その植物だけ12月から3月まで梱包方法を変更するなど、細かな対応ができます。

発送前の確認と冬季基準で品質低下を防ぐ

発送前には、植物の状態をチェックすることも重要です。葉が傷んでいないか、土が過度に湿っていないか、鉢が固定されているか、ダンボール内部に大きな隙間がないかを確認します。

1件あたり30秒の最終確認でも、1日20件なら10分です。配送後の問い合わせや再発送を減らせるのであれば、十分に意味のある作業といえます。

観葉植物の冬発送は、単に厚いダンボールへ入れれば解決するものではありません。植物の耐寒性、配送先の気温、発送日、配送日数、水分管理、箱内部の隙間など、複数の要素を組み合わせて判断する必要があります。

冬季だけの梱包基準を作り、最低気温や配送日数を確認するルールを導入することで、寒さによる葉傷みや品質低下を減らしやすくなります。

よくある質問

Q1. 冬は通常より厚いダンボールを使った方がよいですか?

A. 強度や保護性能を考えることは重要ですが、ダンボールだけでなく植物の耐寒性や配送日数も合わせて判断する必要があります。

Q2. 冬の発送前に水やりをしてもよいですか?

A. 植物の種類や状態によります。低温期は過度に水分が多い状態を避ける必要があるため、発送日から逆算して調整しましょう。

Q3. 寒冷地への発送は何度から注意すべきですか?

A. 植物によって異なります。店舗では「最低気温5℃以下で冬季対応」など、品種に合わせた独自基準を設けると管理しやすくなります。

Q4. 冬は何曜日に発送するのがよいですか?

A. 配送日数をできるだけ短くできる曜日が理想です。週末や祝日をまたぐ場合は到着予定日を確認しましょう。

Q5. 冬季梱包はいつ見直せばよいですか?

A. 11月頃に準備し、12月から2月のトラブル件数を記録して、シーズン終了後に1回見直す方法がおすすめです。

まとめ

冬の観葉植物発送では、低温による葉傷みを防ぐために、梱包ダンボールだけでなく配送日数、最低気温、水やり、箱内部の隙間まで確認することが重要です。「最低気温5℃以下は冬季梱包」など店舗独自の基準を作り、寒冷地や長距離配送については特に注意しましょう。12月から2月まで配送トラブルを記録し、植物別・地域別に発生状況を確認すると、翌年の改善につながります。季節に合わせて梱包方法を変更することで、冬場でもより良い状態で観葉植物を届けやすくなります。

園芸資材の仕入れに関する情報を確認できます。

関連ページを見る

観葉植物ダンボール
観葉植物梱包
冬の植物発送
寒さ対策
観葉植物発送
植物配送
梱包資材
園芸店
観葉植物通販
植物EC

この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

ページトップへ