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アガベの仕入れで高額株ばかり残る!価格帯別に在庫を見直す方法
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アガベの仕入れで高額株ばかり残る!価格帯別に在庫を見直す方法
「高額なアガベだけ長期間売れ残る」「安い株は売れるのに高価格帯の商品が動かない」「売場は豪華に見えるのに在庫金額ばかり増えている」。アガベを扱う店舗では、このような価格帯ごとの売れ方の違いが悩みになることがあります。特に1鉢数万円以上の商品は、数鉢残るだけでも在庫金額への影響が大きくなります。高額株を仕入れないという単純な対策ではなく、価格帯ごとの販売速度や在庫金額を確認し、仕入れ比率を調整することが重要です。今回は、高額アガベの売れ残りを防ぎながら、売場の魅力も維持するための仕入れ方法を解説します。
価格帯別に在庫数・原価・日数を集計する
アガベの在庫を見直す際は、まず価格帯別に商品を分類してみましょう。
例えば販売価格を、
3,000円未満
3,000~10,000円
10,001~30,000円
30,001~50,000円
50,001円以上
という5段階に分けます。
そして、それぞれについて「在庫数」「過去30日の販売数」「在庫原価」「平均在庫日数」を確認します。
鉢数ではなく価格帯別の在庫金額を見る
例えば現在の在庫が合計100鉢あり、
3,000円未満:30鉢
3,000~10,000円:35鉢
10,001~30,000円:20鉢
30,001~50,000円:10鉢
50,001円以上:5鉢
だったとします。
鉢数だけを見ると50,001円以上は5鉢しかありません。
しかし平均仕入れ原価が40,000円なら、5鉢だけで20万円の在庫です。
一方、3,000円未満の商品30鉢が平均原価1,500円なら在庫金額は45,000円です。
このように、高額株は鉢数が少なくても在庫資金への影響が大きくなります。
販売速度に合わせて価格帯別数量を配分する
次に確認したいのが販売速度です。
例えば過去30日間で、
3,000円未満:20鉢販売
3,000~10,000円:25鉢販売
10,001~30,000円:8鉢販売
30,001~50,000円:2鉢販売
50,001円以上:0鉢販売
という結果なら、30,000円を超える価格帯の動きが弱いことが分かります。
この状態で高額株をさらに仕入れると、在庫金額が増える可能性があります。
そこで次回仕入れでは、価格帯別の販売数に合わせて数量を調整します。
売れ筋価格帯を厚くして高額株を絞る
例えば新たに40鉢仕入れる場合、
3,000円未満:10鉢
3,000~10,000円:18鉢
10,001~30,000円:8鉢
30,001~50,000円:3鉢
50,001円以上:1鉢
というように、売れ筋価格帯を厚くする方法があります。
高額株は展示役割と90日実績で選ぶ
高額商品を完全になくす必要はありません。
高額なアガベは売場のアイキャッチになったり、専門店としての印象を高めたりする役割があります。
そのため、高額商品は「売上商品」だけでなく「展示・集客商品」という役割も考えます。
例えば全体100鉢のうち5~10鉢程度だけを高額・希少商品とし、それ以上増やさない基準を作る方法があります。
また、高額株は仕入れ前に販売見込みをより厳しく確認しましょう。
例えば過去90日間で同じ価格帯の商品が1鉢しか売れていないのに、5鉢追加仕入れするのは慎重に判断すべきです。
高額商品については、過去60~90日の販売実績を確認し、初回は1~2鉢程度に抑える方法があります。
90日超の高額在庫を先に見直す
在庫日数も重要です。
例えば高額株10鉢のうち、
30日以内:2鉢
31~60日:2鉢
61~90日:1鉢
91~180日:3鉢
181日以上:2鉢
なら、半数の5鉢が90日を超えています。
この場合、新規仕入れを増やす前に既存在庫の販売方法を見直す必要があります。
写真・陳列・予定価格で販売方法を改善する
まず写真を撮り直します。
オンライン販売なら正面、横、上部、株元、鋸歯のアップなど5~8枚程度掲載し、個体差を詳しく伝えます。
高額商品ほど、お客様は購入前に細かい部分を確認したいと考えるため、情報量を増やすことが重要です。
店頭販売なら、目線の高さや特集コーナーへ移動させるなど、30日程度展示位置を変えて反応を見る方法があります。
さらに、高額株では「仕入れ価格に何%上乗せするか」だけで販売価格を決めないことも大切です。
例えば仕入れ原価30,000円の商品を50,000円で販売したいと考えても、市場で同程度の株が35,000~40,000円で販売されていれば、売れるまで時間がかかる可能性があります。
仕入れ前に予定販売価格を決め、「その価格で90日以内に販売できる見込みがあるか」を確認します。
高額商品枠を月間予算から分離する
また、高額商品の仕入れ予算を別枠にする方法も有効です。
月間仕入れ予算が50万円なら、高額商品枠を10%の5万円までと決めます。
5万円の商品を1鉢仕入れれば、その月の高額枠は終了です。
このように予算を決めておけば、魅力的な株が複数あっても仕入れすぎを防げます。
高額在庫の原価比率と日数で仕入れを止める
価格帯別の在庫構成は、月1回程度確認しましょう。
例えば高額商品の在庫原価が全在庫原価の30%を超えた場合は、新規高額商品の仕入れを一時的に抑えるなど、自店独自の基準を作ります。
アガベ販売では、高額株があることで売場の魅力が高まる一方、資金効率が悪くなる可能性もあります。
「高額商品は何鉢あるか」ではなく、「在庫金額の何%を占めているか」「何日売れていないか」を確認することが重要です。
価格帯別に販売速度と在庫金額を把握し、仕入れ比率を調整することで、売場の魅力と資金効率を両立したアガベ仕入れを目指せます。
よくある質問
Q1. 高額アガベは何鉢くらい仕入れればよいですか?
A. 店舗規模によりますが、初回は1~2鉢程度からテストし、60~90日の販売実績を確認して追加する方法があります。
Q2. 高額株が売れ残ったらすぐ値下げするべきですか?
A. まず写真、商品説明、陳列場所などを見直しましょう。30日程度反応を確認してから価格変更を検討する方法があります。
Q3. 高額株の在庫は鉢数だけ見ればよいですか?
A. 在庫原価も確認することが重要です。5鉢しかなくても1鉢4万円なら20万円の在庫になります。
Q4. 高額株を仕入れない方が安全ですか?
A. 高額株は専門性や売場の魅力づくりにも役立ちます。全体の5~10%程度など自店に合った比率を設定すると管理しやすくなります。
Q5. 価格帯別の在庫はどのくらいの頻度で確認すればよいですか?
A. 月1回程度、在庫数・在庫原価・過去30日の販売数・平均在庫日数を確認すると仕入れ調整がしやすくなります。
まとめ
アガベの高額株ばかりが売れ残る場合は、鉢数ではなく価格帯別の在庫金額と販売速度を確認することが重要です。3,000円未満、3,000~10,000円、10,001~30,000円など複数の価格帯に分け、月1回販売実績を集計しましょう。高額商品は初回1~2鉢程度、月間仕入れ予算の10%程度など上限を設定すると仕入れすぎを防ぎやすくなります。高額株の魅力を売場に残しつつ、販売実績に合わせて仕入れ比率を調整することが、安定したアガベ販売につながります。
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