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豊明卸問屋マガジン

多肉植物の卸売で冬場の商品管理が不安!寒い時期の仕入れ量と販売方法

植物の仕入れ

多肉植物の卸売で冬場の商品管理が不安!寒い時期の仕入れ量と販売方法

「冬になると多肉植物の売れ行きが落ちる」「寒い時期にどのくらい仕入れてよいか分からない」「冬場の配送や売り場管理が心配」。多肉植物は一年中販売できる商材ですが、冬場は販売数や管理条件が通常期と異なる場合があります。春と同じ感覚で大量に仕入れると長期在庫になりやすく、反対に仕入れを減らしすぎるとギフトや室内需要を逃すこともあります。今回は「多肉植物 卸売」で冬場も無理なく販売を続けるための仕入れ数量、発注時期、売り場づくりのポイントを紹介します。

寒い時期の仕入れ量と販売方法

冬場の多肉植物仕入れでは、最初に過去の販売数を確認しましょう。

例えば通常月100鉢販売している店舗が、12月80鉢、1月50鉢、2月60鉢という実績なら、冬場の販売量は通常の50~80%程度です。

この店舗が毎月100鉢ずつ仕入れ続けると、1月だけで50鉢程度が余る可能性があります。

そこで、前年同月や直近3か月の販売数を基準に発注量を調整します。

例えば通常100鉢なら、12月80~90鉢、1月50~70鉢、2月60~80鉢程度など、実績を見ながら設定します。

ただし、冬場は単純に数量を減らすだけではなく、商品構成を変えることも重要です。

屋外向けのイメージではなく、「室内で楽しめる小型植物」「デスクサイズ」「ギフト向け」など、冬に提案しやすい商品を増やします。

例えば100鉢の構成を、通常期は定番50%、新商品30%、特徴商品20%としている場合、冬場は定番60%、室内向け25%、ギフト向け15%などに変える方法があります。

特に年末はギフト需要が見込める場合があります。12月前半から中旬にかけて、2~3鉢セット、鉢付き商品などを少量用意します。

例えばギフト商品を20セット作るなら、最初から20セット完成させるのではなく、10セット制作し、1週間で販売数を確認して残りを追加します。

10セット中8セット売れれば追加、2セットしか売れなければ制作を抑えるという判断ができます。

冬場は配送日程も重要です。

年末年始は卸売先や配送会社の営業スケジュールが通常と異なる場合があります。

例えば通常3営業日で届く商品が、年末は7~10日かかる可能性があります。

そのため、長期休業の2週間前から売れ筋商品の在庫を確認し、必要なら1~2週間分程度を追加します。

例えば週5鉢売れる商品なら、最低5~10鉢程度を確保する考え方です。

ただし、休業前だからと全商品を大量に仕入れる必要はありません。売れ筋上位10品種程度を優先します。

冬場は店舗の置き場所にも注意します。

暖房の風が直接当たる場所や、夜間に極端に冷え込む場所など、売り場内でも環境差が出る可能性があります。

週2~3回、同じ時間帯に商品状態を確認し、葉の変色、株の状態、土の乾き方などをチェックします。

管理担当者が複数いる場合は、冬場だけ確認項目を追加してもよいでしょう。

例えば「暖房直風なし」「窓際の冷え込み確認」「土の乾燥確認」の3項目です。

水やりも「毎週○曜日」と固定するのではなく、状態を確認して判断します。

冬場は販売速度が落ちる商品について、長期在庫管理を厳しくします。

例えば入荷から30日で売り場変更、60日でセット販売、90日で仕入れ停止候補というルールを作ります。

通常期より売れ行きが遅いからといって、同じ商品を何か月も追加発注し続けることは避けます。

例えば11月に12鉢仕入れ、1月時点で8鉢残っているなら、その品種の追加発注は一度止めます。

ECショップの場合は、冬場に「室内で楽しむ多肉植物」「小さなグリーン」「冬のギフト」などの特集ページを作る方法があります。

商品数は10~20品程度に絞り、選びやすくします。

例えば50商品の中から冬向け15商品をピックアップし、トップページから誘導します。

商品説明には鉢サイズ、高さの目安、置き場所などを具体的に記載します。

例えば「鉢直径約7.5cm」「高さ約10cm前後」など、数値で示すと室内で置くイメージを持ちやすくなります。

冬場は仕入れ頻度も見直します。

通常週1回仕入れている店舗でも、販売数が半分程度に落ちるなら月2回程度へ減らす方法があります。

例えば通常月4回×25鉢=100鉢仕入れている場合、冬は月2回×30鉢=60鉢程度にするなどです。

仕入れ回数を減らすことで送料と検品作業も抑えられます。

一方、売れ筋商品だけは週1回在庫確認し、必要な場合のみ追加します。

冬場の仕入れ予算も通常月と分けます。

例えば通常月120,000円なら、冬場は80,000~100,000円程度へ減らし、そのうち10~20%をギフト商品へ配分する方法があります。

販売実績が好調なら翌月増やし、不調なら減らします。

月末には「仕入れ数」「販売数」「在庫数」「30日以上在庫数」を確認しましょう。

例えば仕入れ60鉢、販売50鉢、在庫40鉢、そのうち30日以上20鉢なら、在庫の半分が長期化していることになります。

この場合、翌月仕入れをさらに減らす判断ができます。

冬場は「売れない季節」と決めつけるのではなく、販売量に合わせて仕入れを減らし、室内・ギフトなど用途を変えて提案することがポイントです。

通常期の50~80%程度の数量から試し、2週間ごとに販売状況を確認することで、過剰在庫を抑えながら冬場の需要も取り込めます。

よくある質問

Q1. 冬は多肉植物の仕入れ量をどのくらい減らせばよいですか?

A. 販売実績に応じて通常期の50~80%程度から試す方法があります。前年同月の数字を基準にしましょう。

Q2. 冬場に売りやすい多肉植物の提案方法はありますか?

A. 室内向け、小型サイズ、デスク用、ギフト向けなど用途を明確にすると提案しやすくなります。

Q3. 年末年始前はいつ在庫確認すればよいですか?

A. 長期休業の2週間前程度から売れ筋上位商品を確認し、必要な分だけ早めに確保しましょう。

Q4. 冬場の仕入れ頻度は減らしてもよいですか?

A. 販売数が落ちる場合は、週1回から月2回程度へ減らすなど調整できます。売れ筋だけはこまめに確認しましょう。

Q5. 冬場の長期在庫はどう管理すればよいですか?

A. 30日、60日、90日など区切りを設定し、陳列変更、セット販売、追加発注停止など段階的に見直す方法があります。

まとめ

多肉植物の卸売を冬場に利用する場合は、通常期と同じ数量を仕入れ続けず、販売実績に応じて50~80%程度へ調整することが重要です。年末年始の2週間前から売れ筋在庫を確認し、室内向けやギフト向けの商品構成を増やしましょう。2週間ごとに販売状況、月1回長期在庫を確認することで、冬場の売れ残りを減らしながら販売機会を確保しやすくなります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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