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観葉植物市場で仕入れた商品が売れ筋とズレる!検索・問い合わせデータを仕入れに活かす方法
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れた商品が売れ筋とズレる!検索・問い合わせデータを仕入れに活かす方法
観葉植物市場で仕入れをしていると、「自分では売れそうだと思ったのに動かない」「お客様が探している植物と仕入れ商品が合っていない」と感じることがあります。売上実績だけを見ても、まだ購入に至っていない潜在的な需要までは分かりません。そこで役立つのが、店頭での問い合わせ、ECサイト内検索、電話やメールでの質問などのデータです。今回は、お客様が実際に探している植物やサイズ、価格帯を月単位で記録し、観葉植物市場での仕入れ精度を高める方法を具体的な数字とともに解説します。
問い合わせをサイズ・価格・用途・特徴で分類する
観葉植物市場で仕入れる商品を決めるとき、多くの店舗では過去に売れた商品を基準にします。もちろん販売実績は非常に重要ですが、それだけでは「欲しい商品がなかったため購入しなかったお客様」の需要が見えません。
そこで確認したいのが問い合わせデータです。
たとえば1か月に店頭や電話で100件の商品問い合わせがあり、その内訳が「大型観葉植物25件」「斑入り植物20件」「3,000円以内15件」「吊り下げ植物15件」「小型植物10件」「その他15件」だったとします。
この場合、大型と斑入りだけで45件、全体の45%を占めています。
しかし現在の仕入れ構成が大型10%、斑入り5%しかないなら、お客様が探している商品と品揃えにズレがある可能性があります。
まずは問い合わせ内容を5〜8カテゴリー程度に分類します。
品種名だけでなく、「サイズ」「価格」「用途」「特徴」で記録することがポイントです。
例えば「モンステラありますか」だけで終わらず、「大型モンステラ」「5,000円以内」「自宅リビング用」まで分かれば、より具体的な仕入れ条件になります。
検索数と販売数を比べ在庫不足の需要を見つける
ECサイトを運営している場合は、サイト内検索語も参考になります。
1か月で「モンステラ」100回、「パキラ」80回、「斑入り」60回、「大型観葉植物」50回検索されているのに、斑入り商品がほとんど掲載されていない場合、需要を取りこぼしている可能性があります。
検索回数だけで仕入れを増やすのではなく、「検索数」と「販売数」をセットで見ます。
例えば商品Aは月100回検索され、20鉢販売。商品Bは月80回検索され、在庫がなく販売0鉢だったとします。
商品Bは売れないのではなく、商品が用意できていないだけかもしれません。
検索・問い合わせ・販売・欠品の4項目を月次確認する
そこで「検索数」「問い合わせ数」「販売数」「欠品日数」の4項目を月1回確認します。
ある商品について検索80回、問い合わせ15件、販売3鉢、欠品20日なら、仕入れ数量を増やす余地があります。
逆に検索5回、問い合わせ1件、販売0鉢、在庫20鉢なら追加仕入れを止める判断ができます。
問い合わせ件数でA・B・Cの探索優先度を決める
問い合わせデータは、仕入れリストの優先順位にも使えます。
月10件以上問い合わせがあるカテゴリーをA、5〜9件をB、4件以下をCなどに分類します。
Aカテゴリーは次回市場で必ず確認、Bは良品があれば仕入れ、Cは通常判断とします。
たとえばAカテゴリーが「大型」「斑入り」「3,000円以内」の3つなら、市場へ行ったとき最初にこの条件の商品を探します。
販売できなかった理由から数量か価格帯を直す
また、問い合わせがあったのに販売できなかった理由も記録しましょう。
「在庫なし」「価格が合わない」「サイズが合わない」「希望品種なし」の4分類程度で十分です。
1か月30件の販売機会損失があり、在庫なし18件、価格違い6件、サイズ違い4件、その他2件なら、60%は在庫不足です。
この場合は仕入れ量を見直す効果が期待できます。
一方、価格違いが多い場合は数量ではなく価格帯の構成を変える必要があります。
例えば1万円以上の商品はあるのに「5,000円以内はありませんか」という問い合わせが月20件あるなら、次回市場では3,000〜5,000円帯の商品を増やします。
需要カテゴリーを10〜20%増やし30日販売率を見る
仕入れ量は一度に大きく増やさないことも重要です。
問い合わせが多かったカテゴリーをいきなり50%増やすのではなく、まず10〜20%増やして30日間の販売結果を確認します。
大型商品を月10鉢仕入れていたなら12鉢、斑入りを月5鉢なら6鉢程度から始めます。
追加後に30日以内販売率が80%以上なら、さらに増量を検討できます。
3か月継続需要を簡易記録から重点仕入れへ反映する
問い合わせデータは3か月単位で見ると一時的な流行を区別しやすくなります。
1か月だけ斑入りの問い合わせが30件あっても、翌月5件、その次4件なら一時的な需要かもしれません。
逆に3か月連続で20件以上なら、継続需要として仕入れ構成へ反映する価値があります。
例えば3か月累計で大型75件、斑入り65件、吊り下げ40件という結果なら、この上位3カテゴリーを次の3か月の重点仕入れ対象にします。
また、問い合わせを集計する作業を複雑にしないことも大切です。
スタッフが接客のたびに長文を書くと続きません。
「大型」「小型」「斑入り」「価格」「ギフト」などボタンや簡単な記号で1件ずつ記録するだけでも十分です。
1日5件、月25日営業なら125件のデータが集まります。
半年で750件となり、自店独自の顧客ニーズがかなり見えやすくなります。
観葉植物市場で売れ筋とのズレを減らすためには、「過去に売れた商品」だけではなく、「お客様が探したが買えなかった商品」を見ることが重要です。検索数、問い合わせ数、欠品日数を月1回確認し、3か月継続して需要があるカテゴリーから10〜20%ずつ仕入れを増やすことで、売上につながる品揃えへ改善しやすくなります。
よくある質問
Q1. 問い合わせ内容はどのように記録すればよいですか?
A. 品種名だけでなく、サイズ、価格、用途、特徴など5〜8カテゴリー程度に分類すると仕入れへ活用しやすくなります。
Q2. ECサイト内検索も仕入れに使えますか?
A. はい。検索数と販売数、欠品日数を組み合わせることで、商品がないため売れていない可能性を見つけられます。
Q3. 問い合わせが多い商品はすぐ大量仕入れしてよいですか?
A. 一度に増やさず、まず10〜20%程度増やして30日間の販売結果を確認する方法がおすすめです。
Q4. 何か月分の問い合わせを見るとよいですか?
A. 月1回確認しながら、3か月程度の累計を見ると一時的な流行と継続需要を分けやすくなります。
Q5. どの数字を確認するとよいですか?
A. 検索数、問い合わせ数、販売数、欠品日数の4項目程度を確認すると判断しやすくなります。
まとめ
観葉植物市場で仕入れた商品とお客様のニーズがズレる場合は、販売実績だけでなく検索・問い合わせデータを活用しましょう。月100件の問い合わせ中、大型25件、斑入り20件なら、この2カテゴリーだけで45%です。さらに検索数や欠品日数を確認し、商品がないため販売できていない需要を見つけます。3か月連続で問い合わせが多いカテゴリーは、次回仕入れを10〜20%程度増やして反応を確認しましょう。実際にお客様が探している条件を仕入れに反映することで、観葉植物市場での品揃えをより売上につながりやすい形へ改善できます。
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