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観葉植物市場で仕入れ担当者によって商品が偏る!誰が行っても安定する仕入れリストの作り方
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れ担当者によって商品が偏る!誰が行っても安定する仕入れリストの作り方
観葉植物市場への仕入れを複数のスタッフが担当していると、「担当者Aは小型植物が多い」「担当者Bは珍しい植物ばかり買ってくる」など、仕入れ内容に偏りが出ることがあります。経験や好みを活かすことは大切ですが、担当者によって在庫構成が大きく変わると、売れ筋商品の欠品や不要な在庫増加につながります。そこで必要なのが、誰が市場へ行っても最低限必要な商品を確保できる共通の仕入れリストです。今回は、数量・価格・優先順位を数字で設定し、担当者による仕入れのばらつきを減らす方法を解説します。
販売比率からサイズ別の基本構成と許容範囲を決める
観葉植物市場での仕入れは、担当者の経験や商品を見る目が重要です。
しかし、仕入れ判断をすべて個人の感覚に任せると、担当者が変わるたびに商品構成も変わる可能性があります。
例えば担当者Aが100鉢仕入れたときは、小型60鉢、中型30鉢、大型10鉢だったとします。
担当者Bは小型20鉢、中型40鉢、大型40鉢だった場合、同じ店舗の仕入れとは思えないほど構成が異なります。
実際の販売比率が小型50%、中型35%、大型15%なら、担当者Bの大型40%は需要に対して多すぎる可能性があります。
そこで市場へ行く前に「基本仕入れリスト」を作成します。
例えば100鉢仕入れる場合、小型50鉢、中型35鉢、大型15鉢を基本構成とします。
さらに、それぞれに許容範囲を設定します。
小型45〜55鉢、中型30〜40鉢、大型10〜20鉢などです。
この範囲内であれば担当者の判断を活かせます。
予算をA必須60%・B調整25%・C自由15%に分ける
次に、商品を優先順位A・B・Cに分けます。
Aは必ず補充したい定番商品、Bは在庫状況を見ながら仕入れる商品、Cは新商品や担当者が魅力を感じた商品です。
例えば仕入れ予算20万円なら、A商品12万円、B商品5万円、C商品3万円と設定します。
全予算の60%を必須商品、25%を調整商品、15%を自由枠にする考え方です。
これなら担当者の個性を完全に消すことなく、必要商品を確保できます。
A商品は在庫と週間販売数から希望数を算出する
A商品の数量は販売データから決めます。
ある定番商品が週平均5鉢売れ、現在庫2鉢なら、次回仕入れまで7日ある場合、5鉢程度の販売が予測されます。
安全在庫2鉢を持つなら必要数は7鉢です。
現在庫2鉢なので、追加5鉢が一つの目安になります。
このようにA商品については「商品名・現在庫・週間販売数・仕入れ希望数」の4項目をリストにします。
Bの数量上限とCの品種・予算上限を設定する
B商品は数量上限を設定します。
「在庫が5鉢以下なら最大3鉢」「30日以上在庫がある場合は仕入れ禁止」などです。
市場で状態の良い商品を見つけても、既存在庫が多ければ追加しません。
C商品は担当者の自由枠ですが、ここにもルールを作ります。
例えば新商品は1品種3鉢まで、希少品は1品種1〜2鉢まで、C商品全体で予算の15%以内などです。
これにより「珍しい商品を見つけて予定外に10鉢買った」という状況を防ぎやすくなります。
予定超過と30日販売率を同じカテゴリーで比較する
仕入れ後には、予定と実績を比較します。
予定100鉢に対して実際110鉢なら10%オーバーです。
予算20万円に対して22万円なら10%超過です。
この差を毎回記録します。
1回だけなら問題なくても、毎回10〜20%超過している担当者がいる場合はルールを見直します。
また、担当者別に30日以内販売率を確認する方法もあります。
担当者Aが仕入れた100鉢のうち80鉢が30日以内に売れれば80%です。
担当者Bが100鉢中55鉢なら55%です。
ただし担当カテゴリーが異なる場合もあるため、単純な優劣ではなく「どのカテゴリーで差が出ているか」を分析します。
例えばAは定番商品が多く、Bは新商品を担当しているなら販売率が異なるのは当然です。
そこで小型、中型、大型、新商品など同じカテゴリー同士で比較します。
仕入れ前に在庫と7日販売数でリストを更新する
仕入れリストは毎回同じ内容に固定する必要はありません。
週1回、または仕入れ前日に10〜15分程度、現在庫と直近7日販売数を確認して更新します。
A商品20品種だけでも最新数量を入力しておけば、欠品防止に役立ちます。
月1回はリスト自体も見直します。
A・B・Cを月次で入れ替え仕入れ結果を共有する
3か月間ほとんど売れていないA商品があればBへ変更し、逆に新商品として試したC商品が毎月売れるようになればAへ昇格させます。
例えばC商品として初回3鉢仕入れ、7日で完売。次回5鉢も14日以内に完売。その次8鉢も30日以内に7鉢売れたなら、定番候補としてAまたはBへ変更できます。
さらに、仕入れ担当者が2〜3人いる場合は、月1回30分程度、実際に仕入れた商品の結果を共有します。
「なぜ買ったか」「何日で売れたか」「何鉢残ったか」を確認します。
これを3か月、6か月続けると、個人の経験が店舗全体の仕入れノウハウとして蓄積されます。
観葉植物市場で担当者による仕入れ差をなくす目的は、全員がまったく同じ商品を買うことではありません。必要な定番商品と予算を共通化し、その上で10〜20%程度の自由枠を設けることがポイントです。数字による共通ルールと担当者の感性を組み合わせることで、安定性と売場の新鮮さを両立できます。
よくある質問
Q1. 仕入れ担当者の自由度はなくした方がよいですか?
A. 完全になくす必要はありません。全体の10〜20%程度を自由枠として残す方法があります。
Q2. 基本仕入れリストには何を書けばよいですか?
A. 商品名、現在庫、週間販売数、仕入れ希望数、優先順位などを記載すると使いやすくなります。
Q3. A・B・C商品はどう分けますか?
A. Aは必須定番、Bは在庫を見て補充、Cは新商品やテスト商品という分け方が一例です。
Q4. 仕入れリストはどのくらいの頻度で更新しますか?
A. 仕入れ前に毎回数量を確認し、商品ランク自体は月1回程度見直す方法があります。
Q5. 担当者別の仕入れ結果も確認した方がよいですか?
A. はい。同じカテゴリーの30日以内販売率などを比較すると、仕入れ判断の改善に役立ちます。
まとめ
観葉植物市場で担当者によって仕入れ内容が偏る場合は、共通の仕入れリストを作りましょう。100鉢なら小型50鉢、中型35鉢、大型15鉢など基本構成を決め、A・B・Cの3段階で優先順位を設定します。予算20万円ならA商品60%、B商品25%、C商品の自由枠15%などの配分も有効です。仕入れ後は予定数量と実績、30日以内販売率を確認し、月1回リストを更新します。共通ルールと10〜20%程度の自由枠を組み合わせることで、担当者の個性を活かしながら安定した仕入れができます。
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