カート 0 カート

現在カート内に商品はございません。

× CLOSE

豊明卸問屋マガジン

観葉植物市場で仕入れた商品が季節外れになる!販売時期を逃さない在庫調整の考え方

植物の仕入れ

観葉植物市場で仕入れた商品が季節外れになる!販売時期を逃さない在庫調整の考え方

観葉植物市場で季節感のある商品を仕入れたものの、「売り切る前に季節が変わってしまった」「需要が落ちてから在庫が多く残った」と困ることがあります。観葉植物は一年中販売できますが、見た目や用途によって売れやすい時期が変わる商品もあります。季節需要を読み違えると、販売期間が短くなり、値下げや長期在庫につながる可能性があります。今回は、観葉植物市場で季節外れの在庫を増やさないために、販売ピーク、仕入れ開始時期、終了判断を数字で管理する方法を紹介します。

月別・週別販売数から需要が落ちる時期をつかむ

観葉植物市場で季節商品を仕入れるときに重要なのは、「いつ売れ始めるか」だけではなく「いつ売れなくなるか」まで考えることです。

たとえば、あるカテゴリーの商品が前年4月に20鉢、5月に35鉢、6月に30鉢、7月に15鉢、8月に6鉢売れたとします。

この場合、販売ピークは5月〜6月で、7月から販売数が減少し、8月にはピーク時の約17%まで落ちています。

この商品を7月末に大量仕入れすると、売り切る前に需要が落ちる可能性があります。

そこでまず、前年の月別販売数を最低6〜12か月分確認します。可能であれば週単位まで細かく見ると、需要が落ち始めるタイミングを把握しやすくなります。

たとえば6月第1週8鉢、第2週7鉢、第3週6鉢、第4週5鉢、7月第1週3鉢と減少している場合、6月後半から需要が落ち始めていることが分かります。

仕入れ終了日と消化率でシーズン終盤を制御する

次に「仕入れ終了日」を決めます。通常は売れ始める日に注目しがちですが、季節商品では終了日が非常に重要です。

たとえば販売ピークが5月〜6月の商品について、「7月15日以降は新規仕入れを原則停止」「7月は通常数量の50%以下」などのルールを設定します。

これだけでもシーズン終盤の過剰仕入れを防ぎやすくなります。

また、消化率も確認します。

10鉢仕入れて2週間で8鉢売れれば消化率80%です。一方、10鉢中3鉢しか売れなければ30%です。

季節終盤で消化率が50%以下になった場合、次回仕入れ数量を半分にする、あるいは新規仕入れを停止するなど、数字で判断します。

残り販売期間と在庫月数を比べ追加仕入れを止める

在庫日数も重要です。

季節終了まで残り30日しかないのに、現在庫が月間販売数の2か月分ある場合は、追加仕入れをする状況ではありません。

たとえば現在庫20鉢、直近4週間の販売数10鉢なら約2か月分の在庫です。シーズンが1か月しか残っていないなら、現状の販売ペースでは約10鉢残る計算になります。

このように「残り販売期間」と「在庫月数」を比較することが、季節商品では特に重要です。

価格帯ごとに異なる仕入れ終了時期を設定する

さらに、価格帯別に季節性を見ることもおすすめです。

同じカテゴリーでも、3,000円未満の商品はシーズン終盤まで売れる一方、1万円以上の商品はピーク終了とともに動きが鈍る場合があります。

そこで「低価格」「中価格」「高価格」の3段階程度に分け、前年の販売推移を確認します。

たとえば高価格帯は6月末まで、中価格帯は7月中旬まで、低価格帯は8月まで売れるという傾向が分かれば、仕入れ終了時期を価格帯別に変えられます。

毎週の販売ペースと残数を翌年の計画へ残す

季節商品の在庫は毎週1回確認するのがおすすめです。

通常商品は月1回の見直しでも対応できる場合がありますが、販売期間が短い商品は1週間の遅れが大きな差になります。

毎週「現在庫」「直近7日販売数」「シーズン残日数」の3項目を確認します。

たとえば現在庫15鉢、直近7日販売3鉢、残り販売期間21日なら、同じペースで9鉢程度売れる計算です。単純には6鉢残る可能性があります。

この状態なら追加仕入れを止め、売場変更や販促で在庫消化を優先します。

また、季節終了後に残った数量を記録しておくことも重要です。

前年は50鉢仕入れて8鉢残ったなら16%です。今年は仕入れを45鉢に抑えて2鉢残ったなら約4%まで改善しています。

このデータが翌年の仕入れ計画に役立ちます。

観葉植物市場で季節商品を上手に仕入れるには、「いつ仕入れるか」だけではなく「いつ仕入れを止めるか」を決めることが重要です。販売ピーク、週間販売数、消化率、在庫月数、シーズン残日数という5つの数字を使うことで、季節外れの在庫を減らしやすくなります。

よくある質問

Q1. 季節商品の仕入れ終了時期はどう決めればよいですか?

A. 前年の販売推移を確認し、販売数がピーク時の50%以下になる時期などを一つの基準にすると判断しやすくなります。

Q2. 季節商品はどのくらいの頻度で在庫確認すべきですか?

A. 販売期間が短いため、週1回程度確認する方法がおすすめです。

Q3. 消化率が何%なら追加仕入れしてよいですか?

A. 店舗によりますが、シーズン中盤で70〜80%以上売れている場合は追加を検討しやすくなります。

Q4. シーズン終盤に在庫が多い場合はどうすればよいですか?

A. 新規仕入れを止め、陳列変更や販促など在庫消化を優先します。

Q5. 季節終了後の残数も記録するべきですか?

A. はい。仕入れ総数に対して何%残ったかを記録すると、翌年の数量調整に役立ちます。

まとめ

観葉植物市場で季節外れの商品を残さないためには、仕入れ開始よりも仕入れ終了の基準を作ることが重要です。前年6〜12か月の販売推移を確認し、シーズン中は週1回、現在庫・直近7日販売数・残り販売期間を確認しましょう。消化率が50%以下に落ちた場合や、在庫月数が残り販売期間を超えた場合は追加仕入れを止める判断が必要です。前年16%残った商品を今年4%まで減らすなど、残在庫率を毎年記録することで、観葉植物市場での季節仕入れ精度を高められます。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

関連ページを見る

観葉植物市場
観葉植物仕入れ
季節商品
在庫管理
観葉植物卸
植物市場
園芸市場
仕入れ計画
園芸店経営
観葉植物販売

この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

ページトップへ