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観葉植物市場で珍しい植物を仕入れたのに売れない!希少品種を在庫化させない販売戦略
植物の仕入れ
観葉植物市場で珍しい植物を仕入れたのに売れない!希少品種を在庫化させない販売戦略
観葉植物市場で珍しい品種を見つけると、「他店との差別化になる」「植物好きのお客様なら喜んでくれる」と期待して仕入れたくなります。しかし、実際に店頭へ並べると「価格が高くて動かない」「珍しさが伝わらず売れない」ということもあります。希少な観葉植物は売場の魅力を高める一方、定番商品より販売対象が狭くなりやすいため、仕入れ数量と販売方法に工夫が必要です。今回は、観葉植物市場で珍しい植物を仕入れる際に、長期在庫を防ぎながら売場の差別化につなげる方法を具体的な数字とともに解説します。
希少品種を全体10%・1品種1〜3鉢で試す
観葉植物市場で珍しい植物を見つけたとき、最も避けたいのが「珍しいから売れるはず」という理由だけで大量に仕入れることです。
希少品種は植物好きのお客様から注目される可能性がありますが、一般的な定番商品に比べて名前が知られていない場合もあります。また、生産量が少ないことで仕入れ価格が高く、販売価格も上がりやすくなります。
そこで、珍しい商品は通常商品とは別の「テスト枠」で仕入れることが重要です。
たとえば1回100鉢仕入れる場合、定番70鉢、季節商品20鉢、希少・新商品10鉢など、全体の10%程度を上限にします。
さらに希少品種1種類につき1〜3鉢程度から始めます。10鉢の希少枠なら、5品種を2鉢ずつ試す方法もあります。
これなら1品種が売れなくても大量在庫になりにくく、複数の商品に対する反応を確認できます。
顧客の価格帯に合わせ特徴を具体的に説明する
次に、販売価格と顧客層を確認します。
たとえば通常の売れ筋価格が3,000〜5,000円の店舗で、2万円の希少植物を10鉢仕入れると、いつもの顧客層とは購入金額が大きく異なります。
直近100件程度の販売履歴を調べ、1万円以上の商品が何件売れているか確認しましょう。
100件中1万円以上が5件しかないなら、高価格帯は全体の5%です。この店舗では高単価の希少品種を大量に持つより、1〜2鉢の一点物として扱う方が現実的かもしれません。
希少品種では、商品説明も特に重要です。
定番のモンステラなどは植物名だけでもイメージしてもらいやすい一方、知られていない品種では「何が珍しいのか」が伝わらなければ価格の理由も理解してもらいにくくなります。
そこで店頭では「植物名」「特徴」「サイズ」「価格」に加え、「葉模様が特徴」「入荷数が少ない」など購入判断につながる情報を2〜3項目程度追加します。
ただし、希少性を過度に断定したり、価値を大げさに表現したりせず、確認できる特徴を具体的に説明することが重要です。
写真発信と7・30・60日の反応で継続を判断する
SNSやブログとの連携も有効です。
たとえば希少植物を仕入れた当日に3〜5枚程度写真を撮影し、入荷情報として紹介します。店頭だけではその商品を見る人が1日数十人でも、オンラインで紹介することでより多くの人に存在を知ってもらえる可能性があります。
販売期間についても基準を作ります。
希少品種だからといって半年、1年と売場に残し続ける必要はありません。仕入れから「7日」「30日」「60日」の3段階で反応を確認します。
7日目は問い合わせやSNS反応、30日目は販売数、60日目は今後の仕入れ判断を確認します。
たとえば3鉢仕入れ、30日以内に2鉢売れたなら消化率約67%です。継続候補として次回も2〜3鉢仕入れる判断ができます。
一方、3鉢仕入れて60日間1鉢も売れず、問い合わせもほとんどない場合は、次回仕入れを見送る候補です。
演出予算と半年の成功率から希少枠を改善する
また、珍しい植物は「売上」だけで価値を判断しない視点もあります。店舗の入口に一点置くことで、来店客が写真を撮る、会話のきっかけになる、SNS投稿につながるなど、集客や売場演出に役立つこともあります。
ただし、その場合も広告・演出目的の商品として予算を分けておくことが重要です。
たとえば月間仕入れ予算30万円のうち、希少植物は3万円まで、つまり10%以内と決めます。売上だけで回収しにくい商品に予算が集中するのを防げます。
さらに、希少商品の販売実績を半年単位で振り返ります。
6か月で20品種テストし、そのうち30日以内に売り切れた商品が8品種なら成功率40%です。その8品種に共通する価格帯やサイズを確認します。
たとえば売れた8品種のうち6品種が1万円以下だったなら、次回から希少品種でも1万円以下を優先するというルールを作れます。
観葉植物市場で珍しい植物を扱うことは、品揃えの魅力を高める有効な方法です。ただし、定番商品と同じ仕入れ方をせず、全体の10%程度、1品種1〜3鉢、30〜60日で評価するなど、小さく試して数字で判断することが重要です。
よくある質問
Q1. 珍しい観葉植物は何鉢くらい仕入れるのがよいですか?
A. 初回は1品種1〜3鉢程度から試し、販売反応を見て追加する方法がおすすめです。
Q2. 希少品種は仕入れ全体の何%くらいがよいですか?
A. 一例として10%程度をテスト枠にすると、定番商品の在庫を圧迫しにくくなります。
Q3. 珍しい植物は何日で売れるか判断すればよいですか?
A. 7日、30日、60日など段階的に反応を確認すると判断しやすくなります。
Q4. 売れなくても店舗に置く意味はありますか?
A. 売場演出やSNS発信の素材になる場合があります。ただし、その場合も広告・演出予算として上限を決めることが重要です。
Q5. 希少植物の販売実績はどう活用しますか?
A. 半年程度で売れた品種、価格帯、サイズを分析し、次回仕入れの基準へ反映すると精度を高められます。
まとめ
観葉植物市場で珍しい植物を仕入れる際は、「珍しい=売れる」と考えず、テスト商品として管理することが重要です。仕入れ全体の10%程度、1品種1〜3鉢から始め、7日、30日、60日で問い合わせや販売状況を確認しましょう。また、自店で1万円以上の商品が何%売れているかなど、価格帯別の実績も確認する必要があります。半年で20品種試した場合に何品種売れたかを集計し、成功した価格・サイズの共通点を次回仕入れへ反映することで、希少植物を長期在庫にせず売場の差別化に活用しやすくなります。
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