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豊明卸問屋マガジン

観葉植物市場で人気商品を仕入れられない!品切れ・仕入れ競争に困ったときの対策

植物の仕入れ

観葉植物市場で人気商品を仕入れられない!品切れ・仕入れ競争に困ったときの対策

観葉植物市場で仕入れをしていると、「欲しかった人気商品がすでになくなっていた」「話題の品種を仕入れたいのに数量を確保できない」という問題が起こることがあります。人気商品は販売しやすい反面、多くの仕入れ担当者が注目するため、必要なタイミングで必ず仕入れられるとは限りません。人気品種だけを追いかけていると、商品不足による販売機会の損失だけでなく、無理な高値仕入れによって利益率が低下する可能性もあります。今回は、観葉植物市場で人気商品を仕入れられないときに考えたい対策を具体的な数字とともに紹介します。

購入理由から代替商品と安全在庫の基準を作る

観葉植物市場で人気商品を仕入れられないとき、最初に確認したいのが「本当にその商品でなければ売れないのか」という点です。

たとえば特定の人気品種を毎月20鉢販売している場合、その20鉢すべてを同じ品種で確保しようとすると、入荷が少ない時期には仕入れが難しくなります。そこで、商品の用途や価格帯から代替商品を考えます。

「初心者向け」「大型」「葉が特徴的」「耐陰性を期待して購入されやすい」など、お客様が商品を選ぶ理由を3〜5項目に分類しておけば、同じニーズを満たす別の商品を提案しやすくなります。

次に重要なのが、安全在庫の考え方です。週5鉢程度売れる定番商品を在庫ゼロになってから探すと、次回入荷まで販売できなくなる可能性があります。

仮に週平均5鉢売れ、次回の仕入れまで7日かかるのであれば、最低限必要な在庫数を事前に決めておきます。残り3鉢になったら次回仕入れ候補へ入れるなど、「何鉢になったら仕入れる」という基準を設定すると欠品を防ぎやすくなります。

販売速度に合わせて人気商品の数量を段階調整する

ただし、欠品を恐れて過剰在庫を持つのも危険です。週5鉢しか売れない商品を30鉢仕入れれば、単純計算で約6週間分の在庫になります。その間に植物の状態が変化したり、需要が落ち着いたりする可能性があります。

そのため、人気商品でも2〜3週間程度の販売数量を一つの目安として考え、販売速度に合わせて調整することが重要です。

さらに、人気商品が入荷したときに仕入れ数量を急激に増やさないこともポイントです。SNSなどで話題になった植物は短期間で需要が高まる場合がありますが、その人気が数か月続くとは限りません。

たとえば通常月10鉢売れていた商品が、ある月だけ30鉢売れたからといって、翌月50鉢仕入れるのは慎重に判断する必要があります。まず20〜30鉢程度など段階的に増やし、1週間ごとの販売数を確認する方法があります。

また、人気商品を確保するためには「仕入れ候補リスト」を常に更新することも重要です。最低でも週1回、現在庫と販売数を確認し、「最優先」「次回必要」「良品があれば」の3段階に分類しておきます。

たとえば最優先5品種、次回必要10品種、良品があれば10品種というように整理すれば、市場で希望商品がなかった場合でも代替商品へ素早く切り替えられます。

価格上限と欠品記録で確保判断を整える

価格についても上限を決めましょう。人気商品が品薄になると、「多少高くても仕入れたい」と考えてしまいがちです。しかし仕入れ価格が通常1,500円の商品を2,200円で仕入れれば、原価は約47%上昇します。販売価格を変更できなければ、その分利益が圧迫されます。

そこで商品ごとに「通常仕入れ価格」と「上限仕入れ価格」を設定します。上限を超えた場合は仕入れを見送る、数量を半分にする、代替品を探すなど、事前にルールを決めておくことが大切です。

さらに、欠品した商品を記録することも有効です。3か月間で12回仕入れを行い、特定の商品が5回確保できなかったなら、欠品率を意識して早めに動く必要があります。一方、12回中11回確保できている商品なら、過剰に在庫を持つ必要はないかもしれません。

観葉植物市場で人気商品を仕入れる際には、「絶対に確保する」という考え方だけではなく、「なければ何を仕入れるか」まで決めておくことが重要です。

人気商品、代替商品、価格上限、安全在庫という4つの基準を作り、毎週販売データを確認することで、欠品による販売機会の損失と過剰仕入れの両方を抑えやすくなります。

よくある質問

Q1. 観葉植物市場で人気商品がなかった場合はどうすればよいですか?

A. あらかじめ2〜3種類程度の代替商品を設定しておくと対応しやすくなります。品種ではなく、サイズ、用途、価格帯などから代替品を考える方法もあります。

Q2. 人気商品は多めに在庫を持った方がよいですか?

A. 過剰在庫には注意が必要です。まず週平均販売数を確認し、2〜3週間程度で販売できる数量など、自店に合った基準を設定しましょう。

Q3. 人気商品の仕入れ価格が上がった場合でも買うべきですか?

A. 商品ごとに上限仕入れ価格を決めて判断することをおすすめします。価格が上限を超えた場合は数量削減や代替品も検討します。

Q4. SNSで話題の植物は大量に仕入れても大丈夫ですか?

A. 一時的な人気の可能性もあるため注意が必要です。最初は少量で販売速度を確認し、1〜2週間単位で追加を判断する方法があります。

Q5. 人気商品の欠品を減らすには何を記録すればよいですか?

A. 週ごとの販売数、現在庫、仕入れ数量、仕入れできなかった回数などを記録すると、次回の仕入れ時期を判断しやすくなります。

まとめ

観葉植物市場で人気商品を仕入れられない問題に対応するには、特定品種だけに依存しない仕入れ体制を作ることが重要です。人気商品ごとに2〜3種類の代替候補を設定し、週1回程度、販売数と現在庫を確認しましょう。また、2〜3週間程度の販売数量を参考に在庫を調整し、通常仕入れ価格と上限仕入れ価格を設定しておけば、品薄時の高値仕入れも防ぎやすくなります。「人気商品がなければ売れない」という状態を避け、その日の観葉植物市場の状況に応じて柔軟に商品を選べる仕組みを作ることが、安定した仕入れと販売につながります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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