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豊明卸問屋マガジン

観葉植物の梱包材を使いすぎる!ダンボール内の隙間を無駄なく埋める方法

園芸資材の仕入れ

観葉植物の梱包材を使いすぎる!ダンボール内の隙間を無駄なく埋める方法

観葉植物を発送するたびに、「緩衝材を大量に使ってしまう」「箱の中に隙間が多くて資材費がかかる」「スタッフによって梱包材の量が違う」と困っていませんか?観葉植物は形状が不規則なため、一般商品よりダンボール内部に隙間ができやすい特徴があります。しかし、その隙間をすべて緩衝材で埋める方法では、資材コストや梱包時間が増えてしまいます。今回は、観葉植物を安全に固定しながら梱包材の使用量を抑えるダンボール選びと作業方法を紹介します。

緩衝材の使いすぎが資材費と作業負担を増やす

観葉植物の梱包では、緩衝材は欠かせない資材です。

鉢を固定したり、葉や枝が箱へ直接当たるのを防いだりする役割があります。

しかし、緩衝材を多く入れれば入れるほど安全になるわけではありません。

必要以上に使えば資材費が増えるだけでなく、梱包作業時間や廃棄物の量も増えます。

箱サイズを見直して余分な隙間を減らす

まず確認したいのが、使用しているダンボールのサイズです。

例えば鉢径15cm、高さ50cmの観葉植物を、内寸40cm×40cm×80cmのダンボールへ入れているとします。

植物に対して箱が大きすぎる場合、鉢周囲や上部に大きな空間ができます。

その空間を緩衝材だけで埋めようとすると、1件あたりの使用量が増えてしまいます。

重要なのは、緩衝材を減らす前に「箱サイズが適正か」を確認することです。

箱を一回り小さくできれば、植物を守りながら必要な緩衝材量も減らせる可能性があります。

緩衝材単価の差を年間コストで捉える

例えば1件あたり緩衝材を120円使用している店舗が、箱サイズと固定方法を見直して80円まで減らせた場合、1件40円の削減です。

月500件なら2万円、年間では24万円になります。

月1,000件なら年間48万円の差です。

そのため緩衝材は小さなコストに見えても、発送量が増えるほど影響が大きくなります。

鉢の固定と葉の保護に役割を分ける

次に重要なのが「どこを固定するか」です。

ダンボール内部全体を緩衝材で埋めるのではなく、最も動かしたくない鉢部分を重点的に固定します。

植物の重心は鉢側にあるため、鉢が前後左右へ動かなければ、植物全体の揺れも抑えやすくなります。

例えば鉢の4方向へ固定材を配置し、必要な場所だけ緩衝材を使用する方法です。

葉の周囲については、強く押さえるのではなく、箱へ直接擦れない程度に保護します。

緩衝材の役割を「固定用」と「保護用」に分けると、使用量を管理しやすくなります。

鉢サイズ別の基本セットで資材量と作業時間を揃える

発送件数が多い場合は、1件あたりの使用量を標準化することも有効です。

例えば5号鉢なら固定材4枚+保護紙2枚、6号鉢なら固定材4枚+保護紙3枚というように基本セットを決めます。

スタッフごとに自由に資材を使わせると、同じ商品でもAさんは80円、Bさんは150円相当の資材を使用するといった差が生まれる場合があります。

月500件発送して1件70円の差があれば、月3万5,000円の差になります。

作業時間にも影響します。

緩衝材を大量に丸めたり、隙間へ何度も追加したりすると時間がかかります。

1件あたり2分余分にかかり、1日30件発送すれば60分です。月20営業日なら20時間になります。

そのため資材量の標準化は、材料費だけでなく人件費の削減にもつながります。

主要な箱から緩衝材量と梱包時間を計測する

また、ダンボールの種類を適正化することも重要です。

例えばA箱、B箱、C箱の3サイズで発送商品の80%をカバーできるなら、まずこの3種類について最適な緩衝材量を設定します。

特殊サイズの商品については別ルールにすることで、全商品を細かく管理する必要がなくなります。

定期的な計測もおすすめです。

例えば月1回、代表的な商品を10件程度選び、1件あたりの緩衝材使用量と梱包時間を測定します。

平均資材費が100円、平均梱包時間が12分だった場合、翌月の改善目標を「資材費90円、時間11分」と設定できます。

数字を記録することで、単なる「節約」ではなく、品質を維持した改善ができます。

資材削減と配送トラブル率を同時に確認する

ただし資材削減を優先しすぎるのは危険です。

緩衝材を減らした結果、月500件中の破損が2件から10件へ増えれば、資材費削減以上の損失になる可能性があります。

そのため必ず「資材使用量」と「配送トラブル率」をセットで確認しましょう。

例えば改善前は資材費1件120円、トラブル率1%、改善後は資材費90円、トラブル率0.8%なら良い改善と判断できます。

一方、資材費70円、トラブル率3%になった場合は再検討が必要です。

在庫の消費日数も記録して最適な梱包を探る

資材在庫の管理も重要です。

緩衝材を1箱使い切るまでの日数を記録すると、月間使用量を把握できます。

例えば1箱を5日で使い切っているなら、月20営業日で約4箱必要です。

改善後に1箱が7日持つようになれば、使用量が減ったことを確認できます。

観葉植物の梱包材削減では、「少なくすること」そのものが目的ではありません。

適正サイズのダンボールを選び、鉢を重点的に固定し、必要な部分だけを保護することで、商品を守りながら無駄な資材を減らすことが目的です。

資材費、作業時間、破損率の3つを月1回程度確認しながら、最適な梱包方法を探していきましょう。

よくある質問

Q1. 緩衝材は多い方が安全ですか?

A. 必ずしもそうではありません。必要な部分を適切に固定できていれば、むやみに大量使用する必要はありません。

Q2. 梱包材を減らす最初の方法は何ですか?

A. まずダンボールサイズが大きすぎないか確認しましょう。箱を適正化することで隙間そのものを減らせます。

Q3. 1件あたりの資材量は決めた方がよいですか?

A. 発送量が多い場合はおすすめです。鉢サイズ別に基本使用量を設定するとスタッフ間の差を減らせます。

Q4. 資材削減の効果は何を見ればよいですか?

A. 1件あたりの資材費、梱包時間、配送トラブル率の3項目を確認すると分かりやすくなります。

Q5. 見直し頻度はどのくらいが適切ですか?

A. 月1回程度、代表商品10件ほどを確認し、3か月ごとに全体の資材使用量を見直す方法がおすすめです。

まとめ

観葉植物の梱包材を使いすぎている場合は、緩衝材を単純に減らすのではなく、まず梱包ダンボールのサイズを見直すことが重要です。鉢を4方向から重点的に固定し、葉や枝は必要な部分だけ保護すれば、無駄な隙間埋めを減らせます。1件40円の削減でも月500件なら2万円、年間24万円の差になります。さらに1件2分の作業短縮でも月20時間程度の改善になる場合があります。資材費・作業時間・トラブル率の3つを月1回確認しながら、安全性を保った梱包の効率化を進めましょう。

園芸資材の仕入れに関する情報を確認できます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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