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アガベの仕入れで売上はあるのに現金が残らない!在庫回転とキャッシュフローを改善する方法
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アガベの仕入れで売上はあるのに現金が残らない!在庫回転とキャッシュフローを改善する方法
「アガベは毎月売れているのに手元の現金が増えない」「売上が伸びるほど仕入れ額も増えて資金が苦しい」「高額在庫が多く、新しい商品を仕入れる余裕がない」。アガベ販売では、売上が増えていても在庫へ資金を使いすぎるとキャッシュフローが悪化することがあります。特に1鉢数万円の商品を複数在庫すると、少ない鉢数でも大きな金額が商品として固定されます。今回は、アガベ仕入れで現金を残しやすくするために確認したい在庫回転、仕入れ予算、支払いと販売のタイミングについて具体的に解説します。
売上と仕入れ額を6か月並べて見る
アガベ販売で「売上はあるのにお金が残らない」という状況が起こる原因の一つが、売れた以上に仕入れていることです。
例えば1か月のアガベ売上が100万円だったとします。
その月に80万円分仕入れていれば、単純に考えて多くの現金が再び在庫へ変わっています。
さらに家賃、人件費、送料など他の経費があるため、売上100万円でも手元に現金が残らない可能性があります。
まず確認したいのが月間仕入れ額と月間売上の関係です。
例えば6か月分を並べます。
1月:売上80万円、仕入れ70万円
2月:売上90万円、仕入れ85万円
3月:売上100万円、仕入れ95万円
4月:売上110万円、仕入れ105万円
5月:売上120万円、仕入れ115万円
月末在庫原価の増加を確認する
6月:売上130万円、仕入れ125万円
売上は増えていますが、仕入れもほぼ同じペースで増えています。
この場合、在庫が増えている可能性があります。
そこで月末の在庫原価も確認します。
1月末80万円、2月末90万円、3月末110万円、4月末130万円と増えているなら、売上成長以上に在庫へ資金を使っている可能性があります。
重要なのは、「今月いくら売れたか」だけではなく、「月末にいくらの在庫が残っているか」です。
在庫日数別に固定された資金を把握する
在庫回転日数も確認しましょう。
例えば平均して仕入れから販売まで30日なら、資金は比較的早く現金へ戻ります。
一方、平均120日なら約4か月間在庫になります。
1鉢1万円の商品を100鉢持てば在庫原価100万円です。
平均120日で売れるなら、この100万円が長期間商品として固定されます。
そこで、商品を30日・60日・90日・180日以上に分けます。
例えば在庫原価200万円のうち、
30日以内:80万円
31~60日:50万円
61~90日:30万円
91日以上:40万円
長期在庫額と在庫月数から予算を決める
なら、長期在庫40万円です。
全体の20%が90日以上動いていないことになります。
この40万円を減らすことができれば、新規仕入れや運転資金へ回しやすくなります。
仕入れ予算も「売上目標」だけではなく「在庫残高」を見ながら決めましょう。
例えば月間仕入れ予算50万円でも、月初時点で在庫原価200万円あり、月平均原価販売額が50万円なら約4か月分の在庫があります。
この状態では、新たに50万円仕入れる前に長期在庫を減らす判断も必要です。
逆に在庫原価50万円で月50万円分売れるなら、約1か月分しかなく、欠品リスクがあります。
この場合は仕入れを増やす余地があります。
つまり、在庫額を「何か月分持っているか」で見ると判断しやすくなります。
例えば月平均原価販売額が40万円で在庫原価120万円なら3か月分です。
240万円なら6か月分です。
高額商品は少量補充で運転資金を残す
特に高額商品は別管理しましょう。
1鉢50,000円の商品を10鉢仕入れると50万円です。
月に1鉢しか売れなければ、単純計算で10か月分です。
高額商品については1~2鉢ずつ仕入れ、売れたら補充する方法がキャッシュフロー管理に向いています。
例えば50,000円の商品を10鉢ではなく2鉢なら仕入れ金額は10万円です。
残り40万円を定番商品や運転資金として残せます。
支払いと入金の時期を照合する
支払いサイトも重要です。
例えば仕入れ代金を即日支払いし、商品が平均60日で売れる場合、現金が約2か月先まで戻らない可能性があります。
一方、月末締め翌月末払いで商品が30日以内に売れれば、販売代金が入ってから仕入れ代金を支払えるケースもあります。
もちろん実際の入金条件や支払い条件によって異なりますが、「いつ支払って、いつ売上代金が入るか」を確認することが大切です。
EC販売なら決済会社からの入金日も確認します。
例えば月初に販売しても入金が翌月になる仕組みなら、帳簿上の売上と手元現金にズレが生じます。
そのため、毎月「売上」「入金額」「仕入れ支払額」の3つを確認するとキャッシュフローを把握しやすくなります。
分納で資金支出を段階化する
仕入れ頻度の見直しも有効です。
月1回100鉢まとめて仕入れるより、月4回25鉢ずつ仕入れられれば資金を段階的に使えます。
例えば1鉢平均原価5,000円なら100鉢で50万円です。
月初に50万円を一度に使うのではなく、毎週12万5,000円ずつ使うイメージです。
売れ行きを見ながら後半の仕入れを減らすこともできます。
ただし送料が増える可能性があるため、送料と資金効率を比較しましょう。
回転速度で仕入れ予算を配分する
売れ筋商品の仕入れを削りすぎないことも重要です。
キャッシュを残そうとしてすべての仕入れを減らすと、今度は売上が落ちる可能性があります。
そこで商品をA・B・Cに分類します。
A:30日以内に売れる高回転商品
B:31~90日で売れる通常商品
C:90日以上かかる低回転商品
仕入れ予算50万円なら、
A:30万円
B:15万円
C:5万円
というように、高回転商品へ多く配分する方法があります。
在庫原価と発注額を週次・月次で追う
同じ50万円でも、売れる速度の速い商品へ資金を配分すれば現金へ戻るまでの期間を短くできます。
週1回確認したい数字は3つです。
現在庫原価
発注済み金額
今月残仕入れ予算
例えば現在庫150万円、発注済み30万円、今月予算残り20万円なら、実質的に180万円分の商品を抱える予定です。
この状態でさらに高額株を仕入れるかどうかを数字で判断できます。
月1回は90日超在庫額も確認します。
例えば長期在庫が50万円から翌月40万円、その次30万円へ減っていれば資金効率が改善しています。
逆に50万円、70万円、90万円と増えているなら、仕入れ数量を抑える必要があります。
アガベ販売で現金を残すためには、売上を伸ばすことだけでなく「仕入れた資金が何日で戻ってくるか」を意識することが重要です。
売れる商品へ資金を集中する
在庫金額、平均販売日数、90日超在庫、発注済み金額を確認し、売れる商品へ資金を集中させることで、売上とキャッシュフローの両方を安定させやすくなります。
よくある質問
Q1. 売上が増えているのに現金が減るのはなぜですか?
A. 売上以上の仕入れをして在庫が増えている、売上代金の入金前に仕入れ代金を支払っているなどの原因が考えられます。
Q2. 在庫は何か月分まで持てばよいですか?
A. 商品特性によって異なります。月平均原価販売額と在庫原価を比較し、自店の適正在庫月数を設定しましょう。
Q3. 高額アガベは何鉢くらい仕入れるべきですか?
A. 販売速度が読めない場合は1~2鉢程度から始め、売れたら補充する方法が資金負担を抑えやすいです。
Q4. キャッシュフロー改善のため仕入れを減らせばよいですか?
A. 一律に減らすのではなく、高回転商品を維持しながら90日以上売れない商品への仕入れを減らす方法が有効です。
Q5. どの数字を定期的に確認すればよいですか?
A. 週1回は在庫原価・発注済み金額・仕入れ残予算、月1回は90日超在庫額や平均販売日数を確認するとよいでしょう。
まとめ
アガベ販売で売上はあるのに現金が残らない場合は、仕入れ額と在庫金額の増え方を確認することが重要です。月末在庫原価を把握し、30日・60日・90日以上の在庫に分類して、長期在庫へ資金が偏っていないか確認しましょう。また、高額株は1~2鉢ずつ、高回転商品へ仕入れ予算の多くを配分することで、現金へ戻るまでの期間を短くできます。売上額だけでなく「資金が何日で戻るか」という視点を持つことが、安定したアガベ仕入れとキャッシュフロー改善につながります。
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