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アガベの仕入れで売場が似た商品ばかり!品種・形・サイズに変化をつける方法
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アガベの仕入れで売場が似た商品ばかり!品種・形・サイズに変化をつける方法
「売場を見ると同じようなアガベばかり並んでいる」「品種名は違うのに初心者には違いが分からない」「商品数は多いのに選ぶ楽しさが少ない」。アガベの仕入れでは、人気品種を中心に集めた結果、似た株姿や価格帯の商品ばかりになることがあります。専門家には違いが分かっても、初めて見るお客様にはすべて同じように見えることもあります。そこで重要なのが、品種名だけでなく、株姿・葉色・サイズ・価格帯など複数の軸で商品構成を考えることです。今回は、アガベ売場に変化をつけながら仕入れの偏りを防ぐ方法を解説します。
品種名だけでなくサイズ構成に差をつける
アガベの品揃えを豊富にするために、多くの品種を仕入れればよいと考えることがあります。
しかし、20品種揃えてもすべて似たサイズ、似た葉色、似た株姿なら、お客様には「同じような商品が多い」と感じられる可能性があります。
そこで仕入れを「品種名」だけではなく、複数の分類で確認してみましょう。
まずサイズです。
例えば売場60鉢を、
小型:25鉢
中型:25鉢
大型:10鉢
という構成にします。
割合にすると約42%、42%、16%です。
小型ばかり60鉢並べるより、サイズ差を作ることで売場に奥行きが出ます。
葉形タイプを分けて見た目の偏りを防ぐ
次に葉の印象です。
例えば、
幅広葉タイプ
細葉タイプ
コンパクトタイプ
大きく展開するタイプ
など4種類程度に分けます。
60鉢なら各タイプ10~20鉢程度を目安にします。
もちろん実際には品種ごとの特徴がありますが、「見た目が同じ商品へ偏っていないか」を確認する目的です。
葉色構成から次回に増やすタイプを選ぶ
葉色も仕入れ判断に使えます。
緑系、青白系、斑入り系などに分けることで売場に視覚的な変化を作れます。
例えば50鉢の売場で青白系が40鉢、緑系8鉢、斑入り2鉢なら、かなり偏っています。
この状態が自店の客層に合っているなら問題ありませんが、幅広いお客様を対象にする場合は次回仕入れで別タイプを増やす方法があります。
価格帯と用途タグで選択肢を広げる
価格帯も重要です。
売場全体が10,000円以上の商品だけでは、初心者には選びにくくなります。
逆に3,000円前後の商品だけでは、高額な特徴株を探すお客様には物足りません。
例えば、
5,000円以下:40%
5,001~15,000円:35%
15,001~30,000円:15%
30,001円以上:10%
という構成から始め、販売実績を見ながら調整します。
売場50鉢なら20鉢、18鉢、7鉢、5鉢程度です。
用途別構成と売場写真で偏りを見つける
さらに「用途」の違いを考える方法もあります。
例えば初心者向け、コレクション向け、ドライガーデン向け、小型ディスプレイ向けなどです。
同じアガベでも購入目的が違えば、選ばれる商品も変わります。
仕入れ時に各商品へ用途タグを付けておくと、売場構成を確認しやすくなります。
例えば60鉢のうち初心者向けが5鉢しかなければ、次回は購入しやすい商品を増やす判断ができます。
また、売場を写真で確認する方法も効果的です。
月1回、売場全体を正面から撮影します。
商品を1鉢ずつ見ていると違いがあるように感じても、売場全体の写真を見ると「青白い小型株ばかり」「同じ鉢ばかり」など偏りに気付くことがあります。
写真は毎月同じ位置から撮影すると比較しやすくなります。
例えば1月、2月、3月の写真を並べて、売場の印象がほとんど変わっていなければ、新商品の種類を増やす余地があります。
売れる商品80%と変化商品20%を組み合わせる
一方で、変化をつけるためだけに売れない商品を仕入れすぎる必要はありません。
売場の70~80%程度は実際に売れる商品を中心にし、20~30%程度で変化を作る方法があります。
例えば60鉢なら、45鉢を販売実績のある商品、15鉢をサイズや色、品種の変化を作る商品にします。
この15鉢についても1品種1~3鉢程度の小ロットにすれば、在庫リスクを抑えられます。
仕入れ先についても偏りを確認しましょう。
同じ生産者や同じ卸業者からのみ仕入れていると、商品規格や株姿が似ることがあります。
例えば全体の90%を同じ仕入れ先から購入している場合、一部10~20%程度を別ルートから仕入れることで変化を出せる可能性があります。
ただし、仕入れ先を増やす際は品質、価格、送料も確認しましょう。
仕入れ先と鉢の見せ方にも変化を加える
また、鉢との組み合わせも売場の印象に影響します。
すべて黒いプラスチック鉢で並べると統一感は出ますが、商品によっては違いが分かりにくくなることがあります。
販売方法によっては、一部を鉢カバーやディスプレイ用鉢と組み合わせて展示し、完成イメージを見せる方法もあります。
商品そのものを仕入れるだけでなく「どう見せるか」まで考えることが重要です。
タイプ別販売数と売場変化を月次調整する
売れ方もタイプ別に記録しましょう。
例えば3か月間で、
小型コンパクト:60鉢販売
中型幅広葉:35鉢販売
大型タイプ:10鉢販売
斑入り:8鉢販売
という結果なら、主力は小型コンパクトです。
この主力を維持しながら、売場の20%程度で他タイプを見せる方法があります。
アガベ売場に変化を作るために、毎回珍しい品種を大量に仕入れる必要はありません。
サイズ、葉色、葉形、価格帯、用途という5つ程度の軸で商品を見直すことで、同じ品種数でも選択肢の多い売場に見せることができます。
月1回売場写真と販売データを確認し、「売れる商品」と「売場に変化を作る商品」をバランスよく仕入れることがポイントです。
よくある質問
Q1. アガベの売場が似た商品ばかりになる原因は何ですか?
A. 人気品種や同じ仕入れ先へ偏ると、サイズや株姿が似やすくなります。品種名以外の分類でも確認しましょう。
Q2. 売場に変化を出すための商品は何%くらい必要ですか?
A. 全体の20~30%程度を変化枠として、小ロットで違うタイプの商品を試す方法があります。
Q3. どのような分類で仕入れを確認するとよいですか?
A. サイズ、葉色、葉形、価格帯、用途など5項目程度で分類すると偏りを把握しやすくなります。
Q4. 売場の写真を撮る意味はありますか?
A. あります。月1回同じ位置から撮影すると、商品全体の色やサイズの偏りを客観的に確認できます。
Q5. 複数の仕入れ先を使うと売場に変化が出ますか?
A. 商品規格や得意品種が異なるため変化につながる場合があります。ただし品質や送料も含めて比較しましょう。
まとめ
アガベ売場が似た商品ばかりになっている場合は、品種数を増やすだけでなく、サイズ・葉色・葉形・価格帯・用途の5つ程度の軸で商品構成を確認しましょう。売場の70~80%は販売実績のある主力商品を維持し、20~30%程度を変化枠として小ロットで試す方法が有効です。また、月1回売場全体を写真に残し、同じ印象が続いていないか確認することで仕入れの偏りを見つけやすくなります。売れる商品を守りながら見た目の変化を加えることで、選ぶ楽しさのあるアガベ売場につながります。
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