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アガベの仕入れで人気品種がすぐ欠品する!売り逃しを減らす在庫確保と追加発注の方法
植物の仕入れ
アガベの仕入れで人気品種がすぐ欠品する!売り逃しを減らす在庫確保と追加発注の方法
「人気のアガベを仕入れてもすぐ売り切れる」「問い合わせが来たときには在庫がない」「追加発注しようとしても仕入れ先でも欠品している」。売れ残りとは反対に、売れ筋商品の欠品もアガベ仕入れでよくある悩みです。特に人気品種は入荷数が限られる場合があり、一度販売機会を逃すと次回入荷まで待たなければならないこともあります。ただし、欠品を恐れて大量に仕入れれば在庫過多になる可能性もあります。今回は、アガベの売り逃しを減らしながら過剰在庫も防ぐための在庫確保と追加発注の考え方を解説します。
完売日数を見て仕入れ数量を段階的に増やす
アガベの仕入れでは、売れ残りを減らすことと同じくらい「欠品を減らすこと」も重要です。
人気商品が売り切れること自体は悪いことではありません。しかし、毎月何度も欠品し、そのたびに購入希望のお客様を断っているのであれば、仕入れ数量が販売速度に追いついていない可能性があります。
まず確認したいのが、品種ごとの販売速度です。
例えばあるアガベを月初に10鉢仕入れ、10日間ですべて売れたとします。
単純計算すると1日平均1鉢、30日なら約30鉢販売できるペースです。
もちろん毎日同じように売れるとは限りませんが、月10鉢の仕入れでは需要に対して不足している可能性があります。
次回は15鉢、20鉢と段階的に増やし、販売速度を確認します。
一方で、10日間で完売したからいきなり50鉢仕入れるのは危険です。SNSなどで一時的に注目された結果、短期間だけ売れた可能性もあるためです。
3回分の販売実績から継続需要を確かめる
そのため、販売実績は最低でも2~3回分確認しましょう。
例えば過去3回の入荷が、
1回目:10鉢を12日で完売
2回目:15鉢を18日で完売
3回目:15鉢を14日で完売
という結果であれば、継続的な需要がある可能性が高くなります。
安全在庫と発注点を品種別に設定する
次に「安全在庫」を設定します。
安全在庫とは、次回入荷までに商品がなくならないように確保しておく在庫です。
例えば週平均5鉢売れる商品で、発注から入荷まで7日かかる場合、最低でも5鉢程度の在庫を残した段階で追加発注するという考え方があります。
さらに入荷遅延に備えて2~3鉢追加し、7~8鉢になったら発注するというルールを作る方法もあります。
これを「発注点」として管理します。
例えば「在庫8鉢以下で発注」「発注数量15鉢」のように品種ごとに設定しておけば、担当者が毎回感覚で判断する必要がありません。
週1回しか在庫を確認しない場合、確認翌日に売り切れてしまう可能性があります。特に売れ筋商品は週2~3回程度在庫を確認すると欠品を防ぎやすくなります。
オンラインショップなら、在庫数が一定数以下になった商品を一覧化できる仕組みを使う方法もあります。
主力品種は複数の仕入れルートを確保する
また、仕入れ先の在庫状況も重要です。
自店の在庫が残り1鉢になってから発注しようとしても、仕入れ先が欠品していれば間に合いません。
そこで、主力商品については月1~2回程度、仕入れ先の入荷予定や在庫状況を確認します。
人気品種については2社以上の仕入れルートを持っておくことも有効です。
例えば通常はA社から仕入れ、A社が欠品したときはB社を確認するという体制です。
ただし、仕入れ先によって株のサイズや品質、価格が異なる場合があるため、事前に比較しておく必要があります。
欠品問い合わせと再入荷通知から需要を測る
欠品による機会損失も数字で把握しましょう。
例えば1か月に「在庫があれば購入したかった」という問い合わせが10件あり、平均販売価格が8,000円だった場合、単純計算では最大8万円分の販売機会を逃している可能性があります。
すべてが購入につながるわけではありませんが、問い合わせ件数を記録するだけでも需要の強さを把握できます。
店頭ならスタッフが「欠品問い合わせ」をカウントし、オンラインなら再入荷通知登録数などを参考にします。
例えば再入荷通知が30件集まっている商品に対し、次回3鉢しか仕入れないのであれば、数量が少なすぎる可能性があります。
販売ランク別の頻度で在庫と補充を管理する
一方で、欠品を完全になくそうとしないことも重要です。
すべての商品を大量に在庫すれば、売り逃しは減りますが、在庫金額が増えて資金効率が悪化します。
そこで商品をA・B・Cの3ランクに分けます。
Aランクは月10鉢以上売れる主力商品、Bランクは月3~9鉢、Cランクは月2鉢以下など、自店の基準を設定します。
Aランクは安全在庫を厚めに持ち、週2~3回在庫確認。Bランクは週1回。Cランクは必要以上に在庫を持たないという管理方法です。
例えば100種類の商品をすべて同じ頻度で確認するより、売れ筋20種類だけを重点管理する方が効率的です。
また、人気商品の入荷情報を販売につなげることもできます。再入荷予定が分かれば、事前にSNSや店頭で告知し、購入希望者の反応を確認する方法があります。
10鉢入荷予定の商品に20件の問い合わせがあれば、次回の仕入れ数量を増やす判断材料になります。
アガベ仕入れで重要なのは、「在庫をたくさん持つこと」ではなく、「売れる速度に合わせて補充すること」です。
販売速度、仕入れリードタイム、安全在庫、欠品問い合わせの4つを記録し、品種ごとに追加発注ルールを作ることで、在庫を増やしすぎず販売機会を逃しにくい仕入れができます。
よくある質問
Q1. 人気アガベは何鉢くらい在庫を持てばよいですか?
A. 月間販売数と仕入れまでの日数で決めます。例えば週5鉢売れ、入荷まで7日なら5~8鉢程度を安全在庫の目安として検討できます。
Q2. 商品が何鉢になったら追加発注すればよいですか?
A. 品種ごとに発注点を設定しましょう。例えば在庫8鉢以下になったら発注するなど、販売速度に合わせて決めます。
Q3. 1回売り切れただけで仕入れ数量を増やしてもよいですか?
A. 一時的な需要の可能性があるため、できれば2~3回程度の販売実績を確認してから段階的に数量を増やしましょう。
Q4. 欠品問い合わせは記録した方がよいですか?
A. おすすめです。月5件、10件と問い合わせが増えている商品は潜在需要がある可能性があり、次回発注の参考になります。
Q5. 売れ筋商品はどのくらいの頻度で在庫確認すればよいですか?
A. 販売速度が速い商品は週2~3回程度、その他の商品は週1回程度を目安にすると欠品を把握しやすくなります。
まとめ
アガベの人気品種がすぐ欠品する場合は、販売速度と仕入れまでの日数を基準に追加発注のルールを作ることが重要です。過去2~3回の販売実績を確認し、週平均販売数から安全在庫と発注点を設定しましょう。また、欠品問い合わせや再入荷通知の件数も記録すると、実際にどの程度需要があるのか判断しやすくなります。売れ筋商品は週2~3回在庫を確認し、必要に応じて2社以上の仕入れルートを確保することで、売り逃しを減らしながら過剰在庫も防ぎやすくなります。
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