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アガベの仕入れで売れ筋が読めない!販売データから次回発注を決める方法
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アガベの仕入れで売れ筋が読めない!販売データから次回発注を決める方法
「どのアガベを仕入れれば売れるのか毎回迷う」「前回売れた品種を増やしたら今度は余った」「担当者の感覚だけで発注していて在庫が安定しない」。アガベの仕入れでは、このような売れ筋予測の難しさが大きな悩みになります。特にアガベは品種、サイズ、価格、株姿によって売れ方が異なるため、単純に人気品種だけを追うと在庫が偏ることがあります。そこで重要になるのが、販売実績を数字で記録し、次回発注に反映する仕組みです。今回は、アガベ仕入れで売れ筋を見極めるための販売データ活用方法を具体的に解説します。
仕入れ数・販売数・販売日数を3回分記録する
アガベの仕入れで売れ筋を見極めるためには、「売れた・売れなかった」という感覚だけではなく、最低でも3つの数字を記録することが重要です。
その3つとは「仕入れ数」「販売数」「販売までの日数」です。
例えばA品種を10鉢仕入れ、30日以内に8鉢売れたとします。この場合、30日販売率は80%です。
一方、B品種を10鉢仕入れて30日以内に3鉢しか売れなければ、販売率は30%です。
この数字だけでも、A品種の方が短期間で動いていることが分かります。
ただし、1回の仕入れ結果だけで判断するのは危険です。SNSで一時的に注目された、たまたま常連客がまとめ買いした、イベント期間だったなど、特殊な要因が影響している可能性があります。
そのため、最低でも3回程度の仕入れ実績を確認しましょう。
複数回の販売率から継続する売れ筋を選ぶ
例えばA品種について、
1回目:10鉢中8鉢販売
2回目:10鉢中7鉢販売
3回目:15鉢中12鉢販売
だった場合、合計35鉢仕入れて27鉢販売していることになります。販売率は約77%です。
このように複数回の実績があれば、偶然ではなく継続的に売れている可能性が高くなります。
価格帯別販売数から主力価格帯を決める
次に確認したいのが価格帯です。
同じアガベでも3,000円の商品と30,000円の商品では購入するお客様が異なります。
例えば1か月の販売実績を、
3,000円未満:20鉢
3,000~10,000円:35鉢
10,001~30,000円:12鉢
30,001円以上:3鉢
というように分類します。
この場合、3,000~10,000円の商品が35鉢で最も多く売れています。
次回仕入れでは、この価格帯の商品を中心にしながら、他の価格帯も一定数揃えるという判断ができます。
サイズ別の販売数と売上金額を両方見る
サイズも同様です。
小型、中型、大型の3区分で販売数を記録すると、自店のお客様がどのサイズを求めているか分かります。
例えば1か月に小型30鉢、中型20鉢、大型5鉢が売れた場合、単純な販売数だけを見ると小型が主力です。
しかし売上金額では、大型5鉢の方が高い場合もあります。
そこで「販売数」と「売上金額」を両方見ることが重要です。
例えば小型30鉢の平均販売価格が3,000円なら売上9万円です。大型5鉢の平均販売価格が20,000円なら売上10万円です。
販売数では小型が圧倒的でも、売上では大型の方が大きくなります。
このような違いを理解すると、商品構成を決めやすくなります。
粗利益と平均販売日数で商品価値を測る
さらに、粗利益も確認しましょう。
A品種は月20鉢売れて粗利益が1鉢1,000円なら合計2万円です。
B品種は月5鉢しか売れなくても粗利益が1鉢5,000円なら合計2万5,000円です。
単純に「よく売れる商品=最も儲かる商品」とは限りません。
そのため、月1回程度、「販売数」「売上」「粗利益」「平均販売日数」の4つを商品別に確認すると仕入れ判断がしやすくなります。
売れ筋と新品種は少量ずつ発注量を増やす
また、売れ筋だけを増やしすぎないことも大切です。
例えばA品種が10鉢仕入れて8鉢売れたからといって、次回50鉢仕入れると在庫過多になる可能性があります。
増やす場合は、10鉢から15鉢、15鉢から20鉢というように20~50%程度ずつ段階的に数量を増やす方法があります。
新商品については、実績がないため最初から大量に仕入れないことが基本です。
例えば新しい品種は3~5鉢程度でテストし、30日以内の販売率を確認します。
5鉢中4鉢売れれば80%、1鉢しか売れなければ20%です。
この結果を次回の仕入れ数量へ反映します。
季節実績と欠品需要を次回発注へ反映する
季節による違いも記録しましょう。
春に売れる商品が冬にも同じペースで売れるとは限りません。
例えば4月に15鉢、5月に18鉢、12月に5鉢という商品なら、年間平均だけで発注数量を決めると冬季に過剰在庫になる可能性があります。
そのため、前年同月のデータと直近3か月のデータを両方確認すると精度が上がります。
また、問い合わせ件数も重要なデータです。
「在庫はないですか」「再入荷予定はありますか」という問い合わせが月10件以上ある商品は、販売実績がなくても需要がある可能性があります。
実際に売れた数字だけでなく、売り切れによって売れなかった需要も記録することが重要です。
アガベの仕入れで売れ筋を読むために特別なシステムは必ずしも必要ありません。最初はExcelやスプレッドシートなどに、商品名、仕入れ数、販売数、販売価格、販売日を記録するだけでも十分です。
週1回簡単に在庫を確認し、月1回集計する。この習慣を3~6か月続ければ、担当者の感覚だけでは見えなかった売れ筋や死に筋が明確になります。
アガベ仕入れは「当てる」仕事ではなく、「売れた結果から次の精度を高める」仕事と考えることが重要です。
よくある質問
Q1. 売れ筋を判断するには何か月分のデータが必要ですか?
A. 最低3か月程度、できれば6~12か月程度あると季節変動も確認しやすくなります。
Q2. どの数字を記録すればよいですか?
A. まずは仕入れ数、販売数、販売価格、販売までの日数の4項目程度から始めると管理しやすいです。
Q3. 売れ筋商品の仕入れ数量は一気に増やしてもよいですか?
A. 急激に増やすより、20~50%程度ずつ段階的に増やし、販売速度を確認する方が在庫リスクを抑えやすくなります。
Q4. 新商品の販売実績がない場合はどうすればよいですか?
A. 最初は3~5鉢程度の小ロットでテストし、30日以内の販売率を確認してから数量を増やしましょう。
Q5. 問い合わせ件数も仕入れ判断に使えますか?
A. 使えます。欠品中の商品に月5件、10件と問い合わせがある場合、潜在需要を判断する材料になります。
まとめ
アガベの仕入れで売れ筋が読めない場合は、感覚ではなく販売データを蓄積することが重要です。仕入れ数、販売数、販売までの日数、売上、粗利益などを月1回確認し、最低3回程度の仕入れ結果から傾向を判断しましょう。また、新商品は3~5鉢程度からテストし、売れ筋商品も20~50%程度ずつ段階的に仕入れ数量を増やすことで過剰在庫を防ぎやすくなります。前年同月や直近3か月のデータも比較しながら、自店のお客様に合ったアガベ仕入れの精度を高めていきましょう。
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