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【仕入れ担当と販売スタッフの意見が合わない!観葉植物卸売市場の仕入れを売場に活かす方法】
植物の仕入れ
【仕入れ担当と販売スタッフの意見が合わない!観葉植物卸売市場の仕入れを売場に活かす方法】
「仕入れ担当は売れると思って買ってくるのに、販売スタッフからは売りにくいと言われる」「店頭で欲しい商品と市場で仕入れてくる商品がズレている」と困っていませんか。観葉植物卸売市場での仕入れと店頭販売を別々に考えると、市場では良い商品でも自店のお客様には合わないというズレが起こりやすくなります。そこで重要なのが、仕入れ担当者と販売スタッフが短時間でも定期的に情報を交換することです。今回は、現場の声を市場仕入れへ反映し、売れる商品を増やす具体的な方法を解説します。
仕入れ担当と販売スタッフの情報を販売結果でつなぐ
観葉植物卸売市場へ行く仕入れ担当者と、実際に店頭でお客様と接する販売スタッフでは、見えている情報が違います。
仕入れ担当者は、市場価格、入荷量、生産者、品質、希少性などを把握しています。
一方、販売スタッフは、「最近5号を探すお客様が多い」「この価格帯は説明しても売れない」「吊り植物の問い合わせが増えた」といった店頭の反応を知っています。
この2つの情報がつながらないと、仕入れと需要がズレます。
例えば仕入れ担当が大型観葉植物を毎週5鉢仕入れている一方、販売スタッフが「大型は月3鉢しか売れていない」と感じている場合、在庫が増える可能性があります。
1つ目は「市場へ行く前に10分共有すること」です。
前日または当日の朝に、販売スタッフから「欲しい商品5つ」「減らしてほしい商品3つ」を聞きます。
例えば、
モンステラ6号不足
3,000円前後の商品不足
吊り鉢の問い合わせ多い
大型10号は在庫多い
など具体的にします。
2つ目は「お客様の問い合わせを記録すること」です。
販売実績だけではなく、在庫がなくて売れなかった需要を把握します。
例えば1週間で「5号フィカスありますか?」が8件あった場合、販売実績ゼロでも需要があります。
同じ問い合わせが週3件以上あれば仕入れ候補にするなどルール化します。
3つ目は「売りにくい理由を分類すること」です。
販売スタッフが「売りにくい」と言うだけでは仕入れ改善につながりません。
価格高、サイズ大、説明しにくい、品質差、用途不明など5項目程度に分けます。
例えば売れない10商品中7商品が「サイズ大」なら、大型仕入れを減らす根拠になります。
4つ目は「売れた理由も集めること」です。
「価格が手頃だった」「樹形が良かった」「鉢カバーとの相性が良かった」など、お客様が購入した理由を可能な範囲で記録します。
月20件だけでも3か月で60件です。
仕入れ担当者が市場で商品を見る際のヒントになります。
5つ目は「仕入れ後に重点商品3つを共有すること」です。
20〜30品種仕入れても、全部詳しく説明すると覚えられません。
特に売ってほしい商品を3つだけ選び、
商品名
価格
おすすめ理由
想定顧客
を伝えます。
例えば「フィカス7号、5,980円、樹形が良い、リビング向け」といった形です。
6つ目は「仕入れ理由も伝えること」です。
販売スタッフから見ると、「なぜこの商品をこんなに仕入れたのか」と疑問になることがあります。
「市場で通常より20%安かった」「前回14日で完売」「法人向け需要を想定」など理由を共有します。
仕入れ意図が分かれば販売方法を考えやすくなります。
7つ目は「販売スタッフにも月1回市場情報を共有すること」です。
市場では何が増えているか、価格が上がっているかなどを10〜15分程度説明します。
例えば「今月は6号フィカスが少ない」「吊り鉢の出荷が増えている」と共有すれば、販売スタッフもお客様への説明に活用できます。
8つ目は「販売スタッフの要望を全部買わないこと」です。
現場の声は重要ですが、1人のお客様から聞かれただけの商品を毎回仕入れるとSKUが増えます。
同じ問い合わせが月3〜5件以上ある、過去販売実績があるなど条件を付けます。
例えば単発要望はメモ、月3件でテスト仕入れ2鉢、売れれば継続という流れです。
9つ目は「仕入れ担当者の市場発見枠も残すこと」です。
販売データだけでは、新商品を発見できません。
例えば仕入れ予算の80〜90%は販売データや現場要望に基づき、10〜20%は仕入れ担当者が市場で見つけた商品へ使います。
これにより定番補充と新商品開拓を両立できます。
10個目は「週1回売れ筋5商品を共有すること」です。
直近7日の販売上位5商品を仕入れ担当へ送ります。
前週と順位が変わった商品があれば重点的に確認します。
例えば5号植物が3週連続上位なら、次回市場で数量を10〜20%増やす検討ができます。
11個目は「売れ残り上位5商品も共有すること」です。
60日以上の商品や、30日販売率30%未満の商品を仕入れ担当へ伝えます。
同じカテゴリーを市場で再び仕入れることを防ぎます。
12個目は「写真で情報共有すること」です。
販売スタッフから「こういう植物を探しているお客様が多い」と言われても言葉だけでは分かりにくい場合があります。
参考商品や売れた商品の写真をスマートフォンで共有します。
市場で似た商品を見つけやすくなります。
13個目は「月1回30分だけ仕入れ会議をすること」です。
議題は、
売れ筋5商品
売れ残り5商品
問い合わせ上位5件
来月企画
の4つ程度に絞ります。
長時間会議にしないことが継続のポイントです。
14個目は「数字で意見の違いを確認すること」です。
仕入れ担当が「大型は売れる」、販売スタッフが「売れない」と意見が違う場合、過去3か月の販売数を確認します。
月平均大型4鉢、中型20鉢なら、販売スタッフの感覚に近い可能性があります。
一方、大型は月10鉢売れているなら、売場や接客の問題かもしれません。
15個目は「テストで決めること」です。
意見が分かれる商品は、小ロットで試します。
例えば仕入れ担当は12鉢必要、販売スタッフは3鉢で十分と考えるなら、6鉢仕入れて14日間販売します。
14日で5鉢売れれば増量、1鉢しか売れなければ減らすなど、結果で判断します。
16個目は「役割を明確にすること」です。
販売スタッフは顧客需要を伝える、仕入れ担当は市場状況と利益を判断するという役割を分けます。
どちらか一方の意見だけで仕入れを決めるのではなく、需要・市場・利益の3つを組み合わせます。
17個目は「共有した情報が仕入れに反映されたか確認すること」です。
販売スタッフが「3,000円前後の商品が不足」と伝えたのに、翌月も不足しているなら情報共有だけで終わっています。
要望10件のうち何件仕入れへ反映したかを月1回確認します。
18個目は「販売結果を再び現場へ戻すこと」です。
販売スタッフの要望で仕入れた商品が売れた場合、「要望商品5品種中4品種が30日以内に完売」など結果を共有します。
現場側もどの情報が仕入れに役立つか分かるようになります。
19個目は「EC担当や法人営業も必要に応じて参加すること」です。
店頭では売れない商品でも、ECでは売れる場合があります。
販売チャネルごとに需要が違うため、月1回だけでも店頭・EC・法人の売れ筋を共有すると、より広い視点で市場仕入れを判断できます。
観葉植物卸売市場で良い商品を選ぶ力と、店頭でお客様の声を聞く力はどちらも重要です。この2つを週10分、月30分程度でもつなげることで、「仕入れたけれど売りにくい」を減らしやすくなります。
よくある質問
Q1. 仕入れ担当と販売スタッフはどのくらいの頻度で情報共有すべきですか?
A. 市場前に週1回10分程度、月1回30分程度の振り返りを行う方法があります。
Q2. 販売スタッフの要望はすべて仕入れるべきですか?
A. いいえ。問い合わせ件数や販売実績を確認し、一定の需要がある商品からテストすると安全です。
Q3. 仕入れ後は何を共有すればよいですか?
A. 重点商品3つ程度について、商品名、価格、おすすめ理由、想定顧客を伝えると販売しやすくなります。
Q4. 仕入れ担当と販売スタッフの意見が違う場合はどうしますか?
A. 過去3か月の販売データを確認し、それでも判断が難しい場合は少量仕入れで14〜30日テストしましょう。
Q5. 情報共有の効果はどう確認しますか?
A. 現場要望から仕入れた商品の30日以内販売率や、問い合わせ商品の欠品減少などを確認すると効果を測りやすくなります。
まとめ
観葉植物卸売市場の仕入れを売場需要へ合わせるには、仕入れ担当と販売スタッフの定期的な情報共有が重要です。市場へ行く前に10分程度、欲しい商品・減らしたい商品・問い合わせ内容を確認し、仕入れ後は重点商品3つを販売スタッフへ共有しましょう。意見が分かれる場合は感覚で決めず、少量仕入れで14〜30日テストします。市場情報とお客様の声を組み合わせることで、売れ残りを減らし、必要な商品を仕入れやすくなります。
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