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SNSで話題のビカクシダを仕入れたのに売れない!流行に振り回されない仕入れ方法
植物の仕入れ
SNSで話題のビカクシダを仕入れたのに売れない!流行に振り回されない仕入れ方法
「SNSで人気のビカクシダを大量に仕入れたのに動かない」「投稿ではよく見る品種なのに、自店では問い合わせが少ない」と困っていませんか?Instagramや動画投稿などで注目された植物は短期間で認知度が高まることがありますが、SNS上の人気と自店の購買需要が一致するとは限りません。流行だけを理由に大量仕入れすると、ブームが落ち着いた後に在庫が残る可能性があります。今回は、SNSの反応を仕入れ判断へ活用しながら、流行に振り回されない方法を具体的に解説します。
流行商品をテスト枠で仕入れて販売率を確認する
ビカクシダは見た目に特徴があり、写真や動画との相性が良い植物です。
そのため、SNSで特定の品種や仕立て方が注目されると、「この商品を仕入れれば売れるのでは」と考えやすくなります。
しかし、SNSで多く投稿されていることと、自店のお客様が実際に購入することは別の話です。
そこで、流行商品は通常商品とは別に「テスト仕入れ枠」で扱うことが重要です。
たとえば毎月30株ビカクシダを仕入れているなら、SNSで話題の商品は全体の10〜20%程度、3〜6株から試します。
いきなり15株、20株と増やさず、30日間の反応を確認します。
最初に見るのは販売数だけではありません。
「店頭問い合わせ」「EC閲覧数」「SNS投稿への反応」「販売数」の4項目を記録します。
たとえば5株仕入れ、商品紹介投稿が5,000回表示され、商品ページが300回閲覧され、問い合わせ10件、販売4株だったとします。
30日以内販売率は80%なので、次回仕入れを増やす判断ができます。
一方、投稿が1万回表示されても、商品ページ閲覧100回、問い合わせ2件、販売0株なら、注目はされていても購買につながっていない可能性があります。
SNSでは「いいね」だけを需要と判断しないことが重要です。
投稿に500件の反応があっても、実際に購入できる地域や価格帯、顧客層が違えば売上にはつながりません。
そのため、可能なら投稿から商品ページへのクリック数や問い合わせ数まで確認します。
たとえば投稿表示数1万回、商品ページクリック200回ならクリック率2%です。
さらに購入4件なら、クリックから購入への転換率は2%です。
この数字を品種ごとに比較すると、実際に販売につながる投稿が見えてきます。
実店舗でも反応を記録できます。
SNSで紹介した商品について、「投稿を見た」と言ったお客様の人数をスタッフが簡単に記録します。
1か月で20人来店し、そのうち8人が購入すれば購入率40%です。
逆に50人が見に来ても2人しか買わなければ4%です。
注目度だけでなく購入率を見ることが重要です。
流行商品の仕入れ期間も決めておきましょう。
SNSトレンドは長く続くとは限りません。
そこで、最初の30日をテスト期間、31〜60日を継続判断期間、61〜90日を縮小判断期間にします。
最初の30日で販売率70%以上なら次回20〜30%増量、40〜69%なら同数、39%以下なら半分程度に減らすといったルールを設定できます。
たとえば5株中4株売れれば次回6〜7株、5株中2株なら5株維持、5株中1株なら2〜3株へ減らします。
流行品種だけで売場を作らないことも重要です。
定番商品70%、流行商品20%、希少・実験商品10%などの構成にすると、トレンドが外れても売場全体への影響を抑えられます。
月30株なら定番21株、流行6株、その他3株です。
これならSNS需要を取り込みながら、安定した定番商品の売上も維持できます。
SNS投稿と仕入れタイミングを合わせることも効果的です。
商品が入荷してから2週間後に投稿するのではなく、入荷日または翌日までに紹介できる体制を作ります。
5株しかない商品を投稿する場合は「数量限定」など在庫状況を正確に伝え、売り切れ後も放置しないことが大切です。
ECなら在庫連携を確認し、売り切れたら速やかに表示を変更します。
また、SNSで反応が良い商品でも利益を確認しましょう。
話題の商品は仕入れ価格が上がる場合があります。
原価8,000円、販売価格1万円の商品が10株完売しても、単純価格差は2万円です。
一方、原価3,000円、販売価格6,000円の商品を10株売れば価格差は3万円です。
売れた数量だけでなく、実質利益まで比較する必要があります。
SNS用の写真映えを重視して大型・個性的な商品を仕入れる場合も注意が必要です。
大型株は投稿では注目されても、実際には価格や設置場所の問題で売れにくい可能性があります。
そのため、SNSのアイキャッチ用大型株は1〜2株程度にし、実際の販売主力は小型・中型へ置く方法があります。
たとえば投稿写真に大型株1株、中型3株、小型5株を組み合わせ、興味を持った顧客が複数価格帯から選べるようにします。
SNSの効果測定は月1回行いましょう。
「投稿表示数」「クリック数」「問い合わせ数」「販売数」「粗利益」の5項目を確認します。
3か月分比較すると、反応は高いが売れない商品、反応は少なくても購入率が高い商品などが見えてきます。
また、流行に遅れないために毎日長時間SNSを確認する必要はありません。
仕入れ担当者が週2回、1回15〜20分程度主要な投稿や顧客反応を確認する程度でも、トレンド把握は可能です。
重要なのは、見つけた流行をそのまま大量仕入れにつなげないことです。
ビカクシダのSNS連動仕入れでは、「話題になっているから買う」のではなく、小ロットでテストし、自店の販売データで継続判断することが大切です。
全体の10〜20%をテスト枠にし、30日単位で販売率や問い合わせを確認することで、トレンドを取り入れながら売れ残りリスクを抑えることができます。
よくある質問
Q1. SNSで話題の商品は何株くらい仕入れればよいですか?
A. まず全体仕入れの10〜20%程度、3〜6株程度からテストする方法があります。
Q2. 「いいね」が多ければ仕入れを増やしてよいですか?
A. いいね数だけではなく、商品ページ閲覧、問い合わせ、実際の購入数を確認して判断しましょう。
Q3. 流行商品の売れ行きは何日で判断しますか?
A. 最初の30日で販売率を確認し、60日・90日まで段階的に継続や縮小を判断するとよいでしょう。
Q4. SNS向けに大型株を多く仕入れるべきですか?
A. 写真映えには有効ですが、販売リスクがあります。アイキャッチ用は1〜2株程度にし、小型・中型も組み合わせるとよいでしょう。
Q5. SNSの効果はどのくらいの頻度で確認しますか?
A. 週2回程度反応を確認し、月1回表示数、クリック、問い合わせ、販売数、利益を集計すると判断しやすくなります。
まとめ
SNSで話題のビカクシダを仕入れる場合は、流行だけを理由に大量発注しないことが重要です。まず全体の10〜20%程度、3〜6株からテストし、30日間の販売率、問い合わせ、商品ページ閲覧を確認しましょう。定番70%、流行20%、その他10%程度の構成にすることで、トレンドを取り入れながら売場の安定性も維持できます。SNSの反応と実際の売上を分けて考えることが、売れ残りを防ぐ仕入れにつながります。
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