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豊明卸問屋マガジン

ビカクシダの仕入れ量が季節で合わない!売れ残りを防ぐ年間仕入れ計画

植物の仕入れ

ビカクシダの仕入れ量が季節で合わない!売れ残りを防ぐ年間仕入れ計画

「春はすぐ売れるのに冬になると在庫が減らない」「一年中同じ数量を仕入れていたら、特定の季節だけ在庫が増えてしまう」と困っていませんか?ビカクシダの販売量は、店舗の立地や顧客層、売場環境、季節によって変動する可能性があります。そのため、毎月同じ数量を仕入れるのではなく、自店の販売データをもとに季節ごとの仕入れ量を調整することが重要です。今回は、ビカクシダの年間仕入れ計画を作るための具体的な方法を解説します。

月次実績と管理能力から季節別の仕入れ量を変える

ビカクシダを年間を通して販売している店舗では、「毎月15株」「毎月20株」というように仕入れ数量を固定しているケースがあります。

管理は簡単ですが、販売数が季節によって変わる店舗では余剰在庫につながる可能性があります。

たとえば月20株を一年中仕入れる場合、年間仕入れ数は240株です。

しかし実際の販売数が、春は月25株、夏20株、秋15株、冬8株だったとします。

冬3か月で24株しか売れないのに60株仕入れれば、単純計算で36株分の差が生まれます。

そのため、まず過去12か月分の販売数を月別に確認しましょう。

データがない場合は、今月から「仕入れ数」「販売数」「月末在庫」「売上」の4項目だけでも記録を始めます。

最低3か月、できれば12か月記録すると季節変動が見えやすくなります。

次に、各月の平均販売数を基準に仕入れ量を決めます。

たとえば前年4月に18株、5月22株、6月20株売れていた場合、この3か月平均は20株です。

翌年同時期は、まず18〜22株程度を仕入れ目安として設定できます。

ただし、一度に20株をまとめて仕入れる必要はありません。

月2回に分け、前半10株、後半10株などにすると販売状況に合わせて調整できます。

季節係数を設定する方法もあります。

年間平均販売数を100%とし、販売が多い時期を120%、普通の時期を100%、少ない時期を70%などにします。

たとえば月平均販売数が15株なら、120%の月は18株、100%なら15株、70%なら約10株です。

このように倍率を決めておくと、毎月の発注判断がしやすくなります。

春は売場を拡大しやすい時期でもあります。

新生活や模様替えに合わせて植物を探す顧客が増える店舗なら、通常より10〜30%程度仕入れを増やしてテストできます。

ただし前年データがない場合、いきなり2倍に増やすのは避けましょう。

通常10株なら11〜13株程度に増やし、2週間後の販売数を見て追加発注する方法が安全です。

夏は売上だけでなく管理負担も確認します。

店舗内の温度が高くなりやすい場合、仕入れ数量が増えると状態確認の作業量も増えます。

通常30株を管理している店舗が夏だけ50株へ増やせば、管理対象は約67%増えます。

週2回状態確認する場合、30株なら週60株分、50株なら週100株分の確認が必要になります。

売れるから増やすだけでなく、スタッフが管理できる数量かも確認しましょう。

秋は売場の変化を作るために、板付けや中型株を増やす方法があります。

ただし、商品構成を変更した場合はサイズ別に販売数を記録します。

小型10株、中型8株、大型2株を仕入れ、30日後に小型8株、中型4株、大型0株だった場合、次回は大型を減らす判断ができます。

冬は店舗によって販売数が落ちる場合があります。

前年冬の販売数が通常期より40%少ないのであれば、仕入れも30〜40%程度減らすことを検討します。

通常月20株なら12〜14株程度です。

ただし年末年始やギフト需要がある店舗もあるため、自店の数字で判断する必要があります。

年間仕入れ計画では、月ごとの上限在庫も設定しましょう。

たとえば月平均販売数の1.5か月分までを在庫上限とする方法があります。

月10株売れる冬場なら上限15株、月20株売れる春なら上限30株です。

現在庫が上限を超えている場合は、追加仕入れを止めます。

また、年間計画は一度作って終わりではありません。

月1回実績と計画を比較します。

たとえば予定販売数15株に対し実績が9株なら達成率60%です。

翌月も同じ傾向が続くなら、仕入れ数量を20〜30%減らします。

逆に予定15株に対し20株売れた場合は約133%なので、追加仕入れを検討できます。

3か月ごとに季節係数を見直し、12か月後に年間データを更新します。

こうすることで、1年目より2年目、2年目より3年目と仕入れ精度を高めることができます。

ビカクシダの年間仕入れでは、「春だから増やす」「冬だから減らす」と決めつけるのではなく、自店の販売実績を数字で確認することが重要です。

月1回実績を確認し、3か月ごとに季節別の傾向を見直し、年間で仕入れ量を調整することで、売れ残りを減らしながら販売機会も逃しにくい仕入れ計画を作ることができます。

よくある質問

Q1. 年間仕入れ計画には何か月分のデータが必要ですか?

A. 最低3か月、できれば12か月分の販売数、仕入れ数、月末在庫を記録すると季節変動を判断しやすくなります。

Q2. 春は仕入れ量を増やしたほうがよいですか?

A. 自店の前年実績が伸びている場合、通常より10〜30%程度増やしてテストする方法があります。

Q3. 冬はどのくらい減らせばよいですか?

A. 前年冬の販売数を基準にします。通常期より40%販売が少ないなら、30〜40%程度減らすことを検討できます。

Q4. 在庫上限はどう決めますか?

A. 月平均販売数の1〜1.5か月分程度を一つの目安として、自店の仕入れ頻度に合わせて調整できます。

Q5. 年間計画はどのくらいの頻度で見直しますか?

A. 月1回実績確認、3か月ごとに季節傾向の見直し、12か月ごとに年間計画を更新する方法があります。

まとめ

ビカクシダの仕入れ量は、一年中固定するより販売実績に合わせて調整することが重要です。月別の仕入れ数、販売数、月末在庫を記録し、季節ごとに70〜120%程度の係数を設定すると発注しやすくなります。月1回の実績確認、3か月ごとの見直し、12か月ごとの年間計画更新を続けることで、過剰在庫と欠品の両方を抑えやすくなります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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