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ビカクシダの仕入れ価格が高くて利益が出ない!粗利を確保するための仕入れ判断とは?
植物の仕入れ
ビカクシダの仕入れ価格が高くて利益が出ない!粗利を確保するための仕入れ判断とは?
ビカクシダを販売していて、「仕入れ価格が高くて利益を確保できない」「販売価格を上げると売れなくなりそう」と悩むことはありませんか?ビカクシダは品種、サイズ、株の状態、仕立て方などによって仕入れ価格に大きな差が生まれます。そのため、単純に安い株を探すだけでは安定した利益につながらない場合があります。重要なのは、仕入れ価格だけでなく販売価格、管理期間、加工費用、在庫回転まで含めて考えることです。今回はビカクシダ仕入れで利益を確保するための考え方を解説します。
実質原価と在庫回転から粗利の残る商品を選ぶ
ビカクシダを仕入れるとき、多くの店舗が最初に確認するのが仕入れ単価です。しかし、仕入れ価格が安い商品だから利益が出るとは限りません。
たとえば仕入れ価格2,000円の商品を4,000円で販売できれば、単純な価格差は2,000円です。しかし、実際には送料、梱包資材、販売手数料、管理費、板付けなどの加工費が発生する場合があります。
仮に送料等の按分が300円、資材費が200円、加工や管理に500円相当かかれば、実質的な原価は3,000円になります。
このように「仕入れ価格」だけで判断するのではなく、販売までに発生する費用を含めた原価を考える必要があります。
特に注意したいのが在庫期間です。
ビカクシダは生きた植物なので、仕入れた状態のまま何か月も保管できる商品ではありません。水やり、温度管理、光量の調整、害虫チェックなどが必要です。
10株の商品を仕入れ、1株あたり週2回状態を確認するとします。販売まで8週間かかれば、単純計算で1株あたり16回、10株なら160回の管理機会が発生します。
もちろん1回あたりの作業時間は短くても、在庫数が増えるほど管理負担は大きくなります。
そこで重要になるのが「在庫回転」です。
たとえば月初に20株仕入れ、30日以内に15株販売できた場合と、5株しか販売できなかった場合では、次回の仕入れ判断が変わります。
15株売れた品種であれば継続仕入れを検討できますが、5株しか売れていない状態でさらに20株仕入れると、在庫が積み上がる可能性があります。
仕入れでは「何円で買えるか」と同時に「何日で売れるか」を確認することが重要です。
また、ビカクシダは仕立てによって付加価値を高められる可能性があります。
ポット苗として仕入れた商品を板付けにすることで、インテリア商品として提案できます。ただし、板、固定資材、水苔などの材料費に加えて作業時間も必要です。
仮に材料費が1株500円、作業時間が30分必要なら、そのコストを販売価格へ反映できるかを事前に考える必要があります。
仕立てることで販売価格を高くできても、作業コストを計算していなければ利益が残りにくくなるため注意しましょう。
さらに、商品構成も利益確保に影響します。
高額な希少品種ばかりを仕入れると、1株あたりの利益額を大きくできる可能性がありますが、販売まで時間がかかる場合があります。
一方、購入しやすい定番商品だけでは客単価を上げにくいケースがあります。
そこで、20株仕入れるなら、購入しやすい商品を10株、中価格帯を6株、特徴的な高価格帯を4株といったように分散する方法があります。
そして30日ごとに価格帯別の販売率を確認します。
購入しやすい価格帯が10株中8株売れ、高価格帯が4株中1株しか売れないのであれば、次回は高価格帯を2株程度へ減らすなど調整できます。
さらに重要なのが値下げを前提とした仕入れをしないことです。
「売れなければ値下げすればよい」という仕入れを繰り返すと、販売数量は増えても利益率が低下する可能性があります。まず展示方法、商品写真、POP、商品説明などを見直し、それでも動かない場合に価格調整を検討する順番がよいでしょう。
ビカクシダ仕入れで利益を確保するには、仕入れ価格だけを見るのではなく、原価、販売価格、販売期間、管理回数、販売率という複数の数字を見ることが重要です。
最低でも月1回はこれらの数字を確認し、「利益が取れて、なおかつ30〜60日以内に動く商品」を見つけることが、安定した仕入れにつながります。
よくある質問
Q1. ビカクシダは安く仕入れれば利益を出しやすいですか?
A. 必ずしもそうとは限りません。送料、資材費、管理費、加工費などを含めた実質的な原価で考えることが重要です。
Q2. 在庫期間はどのくらいを目安に確認すればよいですか?
A. まず30日と60日を目安に販売状況を確認するとよいでしょう。長期在庫になっている品種は次回の仕入れ数量を調整します。
Q3. 板付けにすると利益を増やせますか?
A. 付加価値を高められる可能性がありますが、材料費と作業時間が必要です。1株あたりの加工コストを計算して販売価格を決めましょう。
Q4. 高価格帯の商品はどのくらい仕入れるべきですか?
A. 初めは全体の10〜20%程度からテストし、30日程度の販売状況を確認して調整する方法があります。
Q5. 仕入れ状況はどのくらいの頻度で見直しますか?
A. 最低でも月1回は販売数量、在庫数、利益などを確認し、次回の仕入れ数量へ反映させることをおすすめします。
まとめ
ビカクシダ仕入れで利益が出ない場合は、仕入れ単価だけで判断していないか確認しましょう。送料、資材、管理、加工などを含めた実質原価を計算し、30日・60日単位で販売状況を確認することが重要です。さらに月1回程度、価格帯別の販売率を確認して仕入れ数量を調整すれば、利益と在庫回転のバランスを取りやすくなります。
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